前回の抹茶不足に関する記事を書いてから、引き続き海外の抹茶事情を調べていたのだが、どうやら、これは抹茶だけに限ったことではなさそうだ。キヌアやウベ(フィリピンの紫ヤム芋)やアボカドなどでも、同じようなことが起こっていたらしい。 問題の本質は、主に北米における「スーパーフード化」だと思う。他の国や民族の人々が伝統的に食べていたものを、突如、北米が「発見」し、スーパーフード化する。スーパーフード化された食べ物は、北米でトレンドとなり、多くの人々が買い求めるようになる。アメリカで流行したものは、そのうち世界中で流行する。そして、品不足と価格高騰が起こり、現地住民に影響を及ぼす…… 「スーパーフード化」は、良い影響の場合もあれば、悪い影響の場合もある。良い影響は、輸出先が増えて、現地の産業が潤うことだ。悪い影響は、現地の人々が手に入れにくくなり、その国の文化の存続に支障をきたすようになることだ。現

カナダへやってきました。バンクーバー。 街中にそびえるA &Wなどアメリカンな光景を見かけると、沖縄に帰ったような心地になり、まるで帰郷です。 バンクーバーの中心地は極めて治安がよく、ショッピングセンター、スーパーマーケット、カフェ、快適な施設がひととおり揃っており、生活に関して困ることはほぼありません。もちろん日本の4,5倍する物価に目を瞑れば、ですが。 僕の仕事の現状は喫茶店にさえ座れて、こうしてキーボードをカタカタ文章が打てるならどこだってよく、過ごしやすいバンクーバーを半分旅行しながら一人原稿を進める日々は人間関係を最小限に縮めたちょうど良いリフレッシュです。そろそろアニメの収録が始まり、毎週スタジオに通うので、このように世界を回る期間も一旦終わりを迎えつつありますが。 ……が。そもそも、僕はそんな平穏を求めて飛行機に乗ることもなく。 今後の作品・活動のために、どうしてもこの目で見

6月18日に発売された「フランス人は靴下に穴が空いていても優雅に生きる」、おかげさまで好評です!本書から試し読みでちょっとだけ公開! これ、フランスに行く人に必ず知って欲しいことの一つです。 「ボンジュール」言うのと言わないのとで扱いが全然違います。 フランス旅行中に「差別された!」と感じた場合、「ボンジュールって言ったっけ?」と振り返ってみると言ってないことも少なくないはず。 日本では「いらっしゃいませ、こんにちは」って言われても返さないことが自然ですが、帰国直後は返したくてうずうずしてしまいました。フランスではそれくらいボンジュールだいじ。本書の制作背景はこちらから! 過去作無料一気読み! ガイックと暮らすフランスの1ページ ヒロコ Kindle本 全6冊 単行本発売中! うちのガイックさんヒロコブティック社2021-07-09 ガイックとのフランス暮らしヒロコK

▼グッズ販売サイトはこちら https://urasyakaijourney.shop/ ▼サブチャンネル作りました!チャンネル登録よろしくお願いします! https://youtube.com/@urasyakaijourney_backyard?si=TbNuSYE0Hy_5O8Eo クレイジージャーニーで有名な【ジャーナリスト】の丸山ゴンザレスが、裏社会についてわかりやすく解説します。 ※この番組は、教養バラエティ番組です。 反社会勢力を肯定したり、犯罪を助長するものではありません。 【反社会的勢力シリーズ】 https://www.youtube.com/watch?v=QDx7DA_apKA&list=PLoPtAsTE1BaIxO_etqPtvEmTWUMHjmuT8 【半グレシリーズ】 https://www.youtube.com/watch?v=37E_kugW

»CEOが射殺された保険会社ユナイテッドヘルスケアってどんな会社なの?アメリカ人にイメージを聞いてみた 特集 日本じゃほぼ報道されてないけど、今世界中でかなり話題になっているニュースがある。ニューヨークはマンハッタンの路上で大手保険会社ユナイテッドヘルスケアのCEOが射殺される事件が発生したのだ。保険会社の社長が射殺って結構な大事件である。しかも天下の往来で。 さらには、BBCニュースによると、事件現場から押収された薬莢(やっきょう)には、保険会社を揶揄していると思しきメッセージが書かれていたそうな。 ・ネットの声 そのメッセージとは「deny(拒否)」、「defend(防御)」、「depose(追放)」。これは損害保険業界をディスった書籍『Delay, Deny, Defend(遅延、拒否、防御)』をもじったものと捜査当局は見ているらしい。まあ、詳細はBBCニュースを読んでいただけれ

「泡沫」急浮上、TikTok不正か ロシアの影、政治不信鮮明―ルーマニア大統領選 時事通信 外信部2024年12月08日19時03分配信 ルーマニア大統領選候補のカリン・ジョルジェスク氏=11月26日、南部イズボラニ(AFP時事) 【ベルリン時事】東欧ルーマニアで、8日に決選投票を控えていた大統領選挙が、憲法裁判所の判断で急きょ中止され、候補者の届け出からやり直す異例の事態となっている。中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が不正利用されたもようで、先月行われた第1回投票では泡沫(ほうまつ)扱いされていた無所属候補が首位に立った。有権者に広がる深刻な政治不信も鮮明になり、混乱が続いている。 憲法裁が大統領選やり直し決定 親ロシア候補に不正疑惑―ルーマニア 渦中の候補はカリン・ジョルジェスク氏(62)。国連機関や環境省でキャリアを積んだ学識者とされ、選挙戦では伝統重視や「

長かったこの2日間を、深夜の大学図書館で思い返している。 世界が注目するこの激しい選挙戦を、アメリカの大学のキャンパスで、それも公共政策大学院で迎えることができたのは、今後自分の留学生活を振り返っても大きなハイライトになるだろう。 だからこそ、眠い目をこすってでも自分が聞いたこと・思ったことを書き残しておきたいと思う。 熱気に包まれるキャンパス11月5日、大統領選当日のキャンパスは言わばお祭り状態だった。 選挙の論点を整理するイベントに続いて、学生・教授たちが一堂に会して開票速報を見守るライブビューイングが夜中まで続いた。どちらの候補がどの州を取った、という「当選確実」がディスプレイに大きく表示されるたびに、学生たちは大きく盛り上がった。 「マサチューセッツ」「ハーバード」と聞けば想像がつくかもしれないが、ここで学ぶ生徒たちの大半は民主党・カマラハリスを支持している。ハーバード大学があるマ

※自分はどちらも応援していない 「なんでトランプが勝ったの?」と思っている人も 「トランプってそんなに人気があるんだなあ」と思ってる人もたくさんいそうなので 現地の感覚で思った事を書いてみる。 結論から言うと、「トランプが勝ったというかハリスが負けた」という感じ。 日本で自民憎しの人が別に立憲応援してないけど立憲に入れたみたいな感じ。 もちろん熱狂的なトランプファンもいるだろうが、↑みたいな人は今回多かった。 【アメリカ人は普通に苦しんでいる】アメリカに対してキラキライメージを抱く人も多いだろうけど、一部のキラキラ地区とキラキラ職業を除いてアメリカはほぼ地獄みたいな感じになっている。 よく「日本人がアメリカ旅行に来ても高すぎて何も買えない」みたいなのが流れてくるがアメリカ人は豊かに暮らしているのかと言われれば全くそんなことはない。 毎日毎日物価の高さにやられるし仕事もきついし治安も悪い

Published 2024/10/23 07:04 (JST) Updated 2024/10/23 07:13 (JST) 【ワシントン共同】米心理学会は22日、米国で成人の69%が、厳しい分断の中で迎える大統領選に大きなストレスを感じているとの調査結果を発表した。共和党トランプ前大統領が政権維持を狙った2020年選挙の68%と同等だが、16年選挙の52%よりも大幅に高い。選挙後の政治的暴力を懸念する人は72%に上った。 価値観の違う家族とぎくしゃくしたと32%が答えており、調査を主導したエバンス博士は、この数年の政治状況の中で人間関係が傷ついてきたと指摘。「極端な人の声は大きいものだが、多くの人は価値観や心配事を共有していることを忘れないで」と訴えた。 調査は8月、成人約3300人に実施した。

ガイックとのフランス暮らし フランス人ガイックと日本人ヒロコによるほのぼの日常マンガ。 フランスから日々の出来事を日記代わりに綴ります。 なにかとトラブルの多いフランスの公共交通機関。 特に運転手さんとの距離が近いバスは何かが起こります。 乗客のおばさんとどんな口論になっていたかは不明ですが、なぜか連帯責任で全員途中下車。 運転手さんは空のバスでどっか行ってしまったそうです。 降ろされた関係ない人たちも文句を言いながら次のバスを待つか、歩いて帰るかしてったそう。 運転手さんは運転手さんである前にひとりのキャラクターを持つ人間で、仕事中であっても怒りを我慢しないのが人間らしくていいなとポジティブに思いました。 日本ではまずあり得ない、フランスのバスのトラブルでした。 フランスのバスの記事 過去作無料一気読み!

いわゆる「お役所仕事」のことを英語では「Red Tape」という。そういう言葉があるくらいだから、当然役所の手続きというのはアメリカでもご多分にもれず手強い。アメリカに移り住むにあたって、様々なお役所のお役人と格闘してきたが、「最強の相手は誰だったか?」と聞かれたら、迷わず税務署(IRS)と答える。アメリカで生活して10年以上たち、色々「お祭りわっしょい」の状況になったことはあるが、その中でも一番フィーバーした経験を共有したい。 *1 「一回しか言わないからよく聞けよ」アメリカのお役所の待合室というのは人種の坩堝だ。白人、黒人、ヒスパニック系、アジア系と本当に色々な人がいる。アメリカの全人口3億人に対して、外国人人口が4千万人ほどいるというのだから、それもうなずける。言語の壁がある人が少なくないのだから、お役所で何か案内する時にゆっくり、はっきり話してくれると有り難いのだが、残念ながらそ
米国では飲食店や理髪店、タクシーなどを利用した際にチップを要求されることが一般的だ。しかし、近年では小売店で商品を購入する際にもチップを要求されるなど、従前はチップを要求されなかったようなサービスに対してもチップを要求される機会が増加している。ウォールストリートジャーナル(WSJ)による中小企業517社に対する調査1では会計時にチップを残すように顧客に要求する企業の割合は19年の6.2%から23年は16%に増加したことが示されている。また、ピューリサーチによる23年8月の調査2でも米国成人の72%が5年前に比べてチップを求められる場所が「増えている」と回答しており、「変わらない」(23%)や「減った」(5%)を大きく上回っている。 実際に筆者も昨年から米国出張を再開する中で、ドラッグストアのセルレジなどでチップを要求されて辟易とした。これはコロナ禍前では考えられないことだ。チップを支払うか

夏に五輪・パラリンピックが開かれる「花の都パリ」は、障害者に優しくない街なのかも―。記者が実際に車いすユーザーとパリの街を歩いてみた感想だ。大きくうねった石畳は、記者がスーツケースを転がして歩くだけでも一苦労。同行者の乗った車いすはひっくり返りそうになった。 【写真】万博はもう中止できないのか?「オリンピックと同じ末路に」警鐘 でも政府は「能登」を横目に… 地下鉄は網の目のように張り巡らされているが、車いすで乗れるのは1路線だけ。主要駅では人波をやりすごし、スリにも注意を払う必要がある。迂回に迂回を重ね、移動には通常の3倍の時間を要した。 東京やロンドンは五輪・パラリンピック開催を機にバリアフリーが進んだとされる。「パリは大丈夫?」。記者が当事者と街を歩き、思いを聞いた。(共同通信=村越茜) ▽車いすパラリンピアンの実感は 4月下旬、パリ近郊ナンテールの鉄道駅で、フランク・マイユさん(53

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