58人が死亡、5人が行方不明となった戦後最悪の火山災害、御嶽山(おんたけさん)=長野、岐阜両県=の噴火は27日で発生から1年。噴火翌日の平成26年9月28日に撮影され、翌29日付産経新聞1面に掲載された写真に写っていた東京都内の40代の女性が初めて取材に応じた。火山灰が積もった山頂付近で、周囲の登山客が次々と息絶える中、生還を信じ救助を待ち続けた女性。「備えの大切さを伝えたい」。噴火で受けた傷は今も癒えないが、当時の状況を振り返る決意をし、「あの時」を語った。 ■ □ ■ もう手を振る力はほとんど残っていなかった。噴火から一夜明けた平成26年9月28日午前11時半。火口付近の八丁ダルミにある石像の石造りの台座に寄りかかった女性は、頭上を飛び交う自衛隊などのヘリに向けて救助を求めようとしたが、わずかに右手を振るのがやっとだった。 降りしきる噴石で左腕を失い、腰や背中にも傷を負った。動くたびに

ヤマレコに山行記録を投稿いただいている皆様にお知らせです。 いつも登山者の皆さんに貴重な情報をご提供いただき、ありがとうございます。 これまで、法令に基づく立入禁止区域を通過している山行記録について、警察から照会を受けた場合は証拠となる情報を提供しております。 過去にこの情報を元に警察の捜査が入った事例もございます。 表題の投稿に関する弊社の方針と、皆様へのお願いについて、改めて情報を共有させていただきます。 ■弊社の対応方針 1.自社で積極的に取り締まることは行いません 2.山行計画(らくルート)の作成時に、通行止め・立ち入り禁止であることを表示し、自動で線を引けないようにしています 3.利用規約違反の報告があった場合は、記録を非公開にして警告を送っています 4.警察からの照会があれば、本人への連絡はせず、証拠となる情報を警察に提供します 弊社としては、犯罪の証拠を積極的に削除することに

1,000mクラスの山と言えどGWではまだまだ残雪がある場合が多いです。100mで気温は0.6度下がると言われていますので、単純な理論値で麓よりも6度低いです。 そして今回の様な連山や、山塊の様な場所では登山道は日中でも山自体の影になる時間が長く気温が上がりづらく、さらに低山の為、木々は生い茂り、よりいっそう地表部が日光に晒されず残雪が多く見られる傾向があります。 私の経験ですが、過去にGW登山をしており、途中の避難所で休憩に立ち寄ろうとしたら下の写真の状態だったことがあります、雪に埋もれて休憩出来ません。 そして残雪があると正しい登山道が分からなくなります。下の画像は今回の件でよく見る画像ですので知っている方も多いかも知れませんが、説明すると、木に隠れ見え難い左の道が正規の登山ルートで、右の残雪のあるルートは間違いで、そちらに進むと道迷いで終わりです。 この様な残雪期の登山をした事がある

山好きのあの人の誕生日やちょっとしたお礼、送別の品で送って喜ばれるものを探せ 男性にはイメージしにくいらしいのですが、女子はちょっとしたものを贈り合うのが好きな生き物です。 たとえば相談に乗ってもらったとき、たとえば誕生日、たとえば異動で部署が離れるとき、たとえば家に遊びに行くときなど、そこまで親しい間柄でなくても「今日はありがとう」「これまでありがとう」「いつもありがとう」という言葉と共に、ちょっとしたプレゼントを渡す風習が、女子の中にはあります。あります……よね?私の周りだけ? 大抵は、ちょっといいお菓子だったりするのですが、趣味嗜好が明確な人に対しては、それに合わせた物を贈ることもよくあります。 私は、お酒好きな人と思われているらしく(間違ってはいない)、お酒やおつまみに関連するものをいただくことが多いのですが、そんなとき 「ももさんと言えば山だから、登山に関係するものをあげようかと

昨年20年ぶりにテクニカル製品ロゴが一新されました。それに続き、今年の春夏製品からクラシック・シリーズなどのライフスタイル製品のロゴが順次変更となります。時代とともに変化してきたグレゴリーのロゴ。ここではロゴの変遷を振り返ってみたいと思います。 1977- 「ファーストタグ」 デイパックのファーストモデルではタグは正面ではなくサイドに施されていました。 社名Gregory Mountain Productsの頭文字GMPでロゴは形成されカリフォルニアのホイットニー山を表現しています。いま見てもまったく古臭さを感じさせない、完成されたロゴデザイン。ファーストタグはブラウン、正方形にデザインされていました。 1983-1990 通称「茶タグ」 洗練されたデザインとカラーでグレゴリー人気に火をつけたタグ。2007年には創業30周年記念モデルとして復刻版も登場しました。 1990-1993 通称「

Nさんの遭難についてブログを完成させた直後の7/16~7/22の6日間、今度は自分が遭難者として御池岳のゴロ谷に閉じ込められることになってしまった。 多くの方々のお力により脱出することができ この様なブログを書くことができた。 「ヤマレコ」の記録は事故直後の生々しさを残すためほぼ原型からは触らないが、こちらは記憶がよみがえり後に思い出したことを加筆、修正し より詳しいものにしました。 《遭難記録》 【 一日目 ~2012年 7月16日(月)~ 】 海の日の3連休最終日、前半の2日間とは変わって天候も良くなったので、以前から登ってみたかった土倉岳-御池岳-T字尾根の周回ルートを目指し支度をしたが 自宅を出る頃には当初の予定より大幅に出発時間が遅れたので途中撤退のつもりで行こうと言うのと「また山行くの?」という家族のバッシングを敬遠して家族宛てのメモには「ノタノ坂、土倉岳、T字尾根、山は登らず

ギークハウスAdvent Calendar 2015 なにかをしていないと 自分が壊れてしまいそうだった だからがむしゃらに山に登った 夢枕獏 『神々の山嶺』より 先月まとめて仕事に費した分を取り戻すため、今月になって南アルプスへと度々入り込んではしばらく山中を放浪していた。サルオガセに包まれた樹林帯を踏み抜きながらツボ足で超え、稜線に乗ってからは新しい粉雪をラッセルするが、時にそれが湿って重くなる。通ったところにあまりクラストしたところはなかった。痛めている右膝は新しいサポーターのお陰かそれほどの違和感はない。薄い雪が強い風で煽られて降り、雪煙も舞う視界の外の、どこか遥か遠くからは地鳴りのような低い響きが聞こえてくる。このあたりにそれほど大きな雪崩を起こす場所は思い当たらないし、大きな崩落地というほどのものもなかったはずだから、どこかで風雪がこの不気味な音を立てているのだと思われた。うっ
こんにちは、山コーヒーアドバイザーの青山考平です。「おいしい山コーヒーの淹れ方」、第一弾はドリップ編です。 私がUCCコーヒーアカデミーで学んだ美味しいコーヒーを入れる基礎知識、実際の登山動画で使ったコーヒー道具をご紹介させて頂きます。 【山コーヒーをするために必要な登山道具は?】山でコーヒードリップをするために揃えたい道具はこの6つ。 1.コーヒードリッパー 2.コーヒーミル 3.ケトル(やかん) 4.コーヒーを受けるカップ(コッヘル) 5.アウトドアバーナー(火器) 6.湧き水を汲む水筒 新鮮なコーヒー豆を用意し、山の湧き水を汲み、直前にミルで挽く事で香りを存分に楽しみ、沸かしたての湯でコーヒーが持つ旨味成分を十分引き出し、正確なドリップでコーヒー濃度が薄まらず、アウトドアならではの野趣味のあるカップで飲む。 心に響く、最高に美味しいコーヒーになります。 (注:一度にすべての道具を揃え

山小屋で不思議なものを見たんです。 神保町のカレー屋でひさびさにあった後輩のKとひとしきり話をしたあと、彼女はぽつりぽつりとしゃべり出した。 あれはクリスマス前の寒い週末のことです。 私は友人に誘われて中部地方のD岳中腹にある山小屋に泊まっていました。 —登山なんてしてたっけ? いえ、私はあまり登山をちゃんとしているわけではありません。 その山小屋も幾分か前に近くにスキー場ができたことから車で降りて数十分で辿り着けるので、私のような登山経験の浅いものでも冬山の体験が安全にできるんです。 ・・・そのときは前の週に12月には珍しいドカ雪が降って、このまま行っていいものか不安もすこしはありましたが、当日は気温が上がる予報であったことから問題はないと考えていました。 前日に仕事を無理矢理切り上げて、みんなでレンタカーで向かったのですが、途中のサービスエリアでは雪がしっかり積もって、東京とは異質な寒

登山の際、一眼レフやミラーレスなどのカメラってどうやって持ち運べばいいの? ストラップや三脚は何を選べばいいの? そんな疑問について考えてみました。 2018年11月追記:この記事を書いてからかなり時間もたち古くなってしまった情報などもあるので、新たに登山で使っているカメラ(一眼カメラ)やアクセサリ、携行方法についての記事をまとめました。 先日、登山(トレッキング)で使うレンズ交換式カメラ(一眼レフやミラーレスカメラ)について書いた記事の続きになります。前回は主にカメラやレンズについて書きましたが、本記事ではそれらのカメラの携行方法について。その他にも三脚を始めとする周辺機材、GPS、Wi-Fi機能などについても考えてみました。今回も結構なボリュームの記事になってますが、よかったらお付き合いください。 登山中に一眼レフカメラをどうやって持ち運ぶ? カメラを体に引き寄せられる速写ストラップ

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