家電業界では最近、中堅メーカーが躍進を遂げている。その理由は何なのか?なかでも冷蔵庫、洗濯機といったコモデティ化したはずの市場に、新商品を投入してヒットを連発しているツインバードに注目し、業績急伸の理由と、その開発手法を探った。(経済ジャーナリスト 夏目幸明) 冷凍室が大きい冷蔵庫や 1人分を10分で洗える洗濯機が大ヒット 安価な家電を販売するメーカーという印象はもう昔のもの。今や、“ありそうでなかった”ニッチ商品で攻める家電メーカーに生まれ変わった(写真は野水社長) 「ツインバード」という社名にどんなイメージをお持ちだろうか?アイロンやトースターなどの小物家電を、大手メーカーより安価で販売する企業――というのは今や昔。同社は2011年に父より事業承継した野水重明社長のもと、マーケティング主軸の企業に生まれ変わっているのだ。 「当社の従業員数は約300人、売上高は約140億円で、東証二部に

About Article 経済評論家にして3人の娘を育ててきたワーママ勝間和代さんによる家電レポート。忙しい人のための超時短&超効率的な家事をめざす「超ロジカル家事」に使っている、家電の良さ・悪さを実体験にもとづき辛口にまとめます。基本的に家電は2台以上使い比べているため、辛さは倍辛。 こんにちは、勝間和代です。今月からしばらく、様々な調理家電の使い勝手について、レポートをお送りしたいと思います。初回はもちろん、 「シャープ 『ウォーターオーブン ヘルシオ』」 です。 もう私、自著『勝間式 超ロジカル家事』をはじめ、ヘルシオの良さをここ数年周りに説き続け、少なくとも2ケタの人には買わせてしまったと思っています(笑)。 いま自宅にあるのは、2015年型の「AX-XP200」、2016年型の「AX-XW300」です。もともと使いはじめたのは2012年型からですが、途中で2015年型を買い足し

材料を投入してボタンを押すだけで自動で温度調整&かきまぜ作業をやってくれ、放置しているだけで料理が完成してしまうのがシャープの水なし自動調理鍋「ヘルシオホットクック」です。食材に含まれる水分を活用して調理するので旨みが凝縮された料理が作れるほか、無水メニュー以外にも発酵作業やお菓子作りも可能とのことなので、約3000円の超便利家電「スロークッカー」とどう違うのか?ということを確かめつつ、極上料理が完成するという真空調理器「Anova Precision Cooker」と同じこともできるのでは……?という実験も含めて、実際に使ってみました。 水なし自動調理鍋:シャープ http://www.sharp.co.jp/hotcook/ ◆本体外観レビュー ヘルシオホットクックが到着。 箱を開けてみたところ、中に入っていたのはホットクック本体・まぜ技ユニット・電源コード・保存専用フタ・取扱説明

家電製品に関するインターネット通販「アマゾン」の価格設定が波紋を広げている。仕入れ値を下回ると見られる価格に、家電量販店から「ルール違反」との声が上がる。「キンドル」を日本に上陸させる「黒船」の影響力はどこまで広がるのか。 「申し訳ありませんが、ウチではこれ以上の価格は出せません」テレビ売り場の店員は、そう言って申し訳なさそうに頭を下げた。11月上旬、東京都心のある大型家電量販店で、シャープの薄型テレビ「LC-24K7」の値下げ交渉をした時のことだ。 交渉材料に使ったのはインターネット通販サイトの「アマゾン」。サイト上で販売元が「Amazon.co.jp」となっていた同型商品の価格は2万6543円だった。一方、量販店の値札に掲げられた価格は3万3100円で、10%のポイント付き。ポイント分を差し引いても3000円以上の開きがあった。 「ここまで下がりませんか」。アマゾンの価格を見せると、

電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
潮流のスピードが速すぎて、羅針盤の読みが追い付かないということがある。先々週の3つの重大ニュースを受けて「スマートTV」について書いた直後、追っかけるように2つの続報的ニュースが飛び込んできた。このため先週は「続編」を書かなければならなくなり、さらに今週もこの流れが続いている。「スマートTV」の潮流、より速く今週のニュースは2つで、いずれも私の古巣のグーグルがニュース源であった。あまりにも流

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