はじめに Kaigi onRails 2025で発表し、何人かの人といろいろ話しているうちに、モダンフロントエンドが面倒臭いのはJSONAPIのせいではないかと考えるようになりました。そしてJSONAPIそのものが悪いというよりは、JSONAPIを必要以上に使う原因となっているSPAが問題ではないかと思っています。まだ考えは固まっていないのですが、まずは部分的に紹介したいと思います。 モダンフロントエンドはJSON基礎工事が大変 SPAのReactフロントエンドを作る場合、Hotwireなら不要だった多大な工数が新しく発生します。APIエンドポイントのルータおよびコントローラから、JSONAPIシリアライザ、クライアントサイドのルータ、JSONAPIをfetchしてフォーマット変換する作業、さらにAPIの契約を文書化したOpenAPIを作成します。ここには記載していませんが

はじめに 昔からサービスの運営者を困らせてきたものはいくつかあると思いますが、 特に代表的なのが “自動化による悪用” です。スクレイピングによる無断データ収集や、予約システムを狙ったボット、さらには不正ログインを試みる自動化ツールなど、その形は時代とともに多様化してきました。 X (旧Twitter) には、今でも詐欺DMを送るボットが多いです。(自分は毎日来ます。) また、大阪万博の予約を勝ち取るために、サーバーに過度の負荷をかける形で自動化が悪用された事例もあります。 そして、最近はAIを利用した巧妙なものも増えています。 この記事を読んで、そのような事態に対処できるように知識が少しでも増えれば良いな、と思っています。 ぜひ少しでも役に立てば、いいね・他SNSへの共有など、よろしくお願いします!! 実例 2025年現在、大阪万博なる物が開催されており、DX化の一環として予約をウェブ

自分でやって100点取れるその領域のシニア(経験者)がこれやるのは良いのだけど、20点しか取れないジュニアが生成AI任せで16点のものを100個作られるとシニアがチェックで死に、全体としての生産性が落ちる。 …という問題が生成AI駆動開発では既に起きている。 https://t.co/npcE57PTVL — 片山 良平@paiza代表 (@rk611) August 25, 2025 ジュニアエンジニアが生成AIで大量の低クオリティなものを作ってしまうがために、シニアエンジニア(年齢ではなくハイスキルな先輩エンジニア)が、チェックで工数を取られてしまうという問題について何社でも聞いたので、その話をポストしたものです。 これは生成AI駆動開発やってる人、つまりITのエンジニアだけの話だと思っていたのですが、想定以上に色々な領域の方から共感をいただきました。 ■量が求められるときと、質が求め

今まで面接をしてきて「この人優秀だなー」と感じる人になんとなーく共通点があるような気がしたので、 それを書いてみようと思った。 面接対象の職種について 「この人優秀だな」と感じる人はどんな人か? 自分で課題を見つけて、解決した人 大きなインパクトを与えた人 視座を高く持ち、行動することを意識しよう まとめ 宣伝 面接対象の職種について 自分が面接するのはエンジニアとEMです。 「この人優秀だな」と感じる人はどんな人か? 優秀だと感じる人について説明する。 自分で課題を見つけて、解決した人 面接を通して、候補者の今までの業務内容を確認するときに、"自分で課題を見つけて、解決した人" は話の深さが違うなーと感じる。 具体的には "なぜその課題が存在したのか", "その課題を解決する際にどのようなことを考えたのか", "実際にやってみてどうだったか" みたいなことを聞いていくが、 その課題に当事
免責事項 この文章はAIを使わずに人間(GOROman)が書いたので誤字脱字が多いです。読みにくい点などございますがバイブス感を大事にしたいためご了承ください。 Human Vibe Writing 1975年 社内恋愛してた両親(20歳)のデキ婚で例外処理想定外扱いで愛知県豊川市に生まれる。 1980年 保育園に行く。全てを分解してしまう子供だったが、おばあちゃんがなんでも分解して良いとテレビとかオーディオも分解させてくれた。分解して褒められるので承認欲求が満たされる。 1981年 親が子供みたいな年齢なのでゲーム機(任天堂ブロック崩しとか、任天堂TVGAME15とか)が無限にあった。子供のためにというよりどう考えても父親のおもちゃを増やしてるだけだった。 1983年 (小学校3年)父親が突然パチンコで勝って質流品しちながれひんのパソコン(NECPC-6001mkII)を買ってくる。工

はじめにAIのコーディングアシスタントとして最近、急速に注目を集めているCline。VSCode上でAIと連携し、コード生成からバグ修正、さらにはターミナル操作まで自動化できるこのツールは、多くのエンジニアの生産性を劇的に向上させています。 mizchiさんの『CLINEに全部賭けろ』という記事では、AIから引き出せる性能は、自分の能力にそのまま比例するAI自体を管理するパイプライン設計を自分のコアスキルにする必要がある ともあるように、エンジニアはClineという強力なツールの最大限を使えるようになっていくべきです。 「AIの上手な使い方」が今のエンジニアにとって必須スキルになりつつあるため、単にClineを使うだけでなく、その仕組みを理解することで得られるメリットは数多くあります。例えば、現時点でのClineの得手・不得手を理解することでAIに対して的確に指示ができたり、clin

STEMやコーディング教育向けの四足歩行ロボットのメーカー米Petoiは、音声コマンドで操作でき、プログラミングが可能なロボット犬「Bittle X」を販売している。価格は279ドル(約4万4000円)となっている。同社は2024年10月、ChatGPTと統合することで、より自然に会話をしてコミュニケーションを取る方法を公式サイトで紹介した。 Bittle XをChatGPTと統合するこのプロジェクトは、トルコのデータサイエンティストでロボット工学者のÖmer Çolakoğlu氏によるものだ。Bittle XはChatGPTとの統合により、より高度な会話が可能になり、賢くなっただけでなく、人間の指示や命令をより正確に理解できるようになった。ChatGPTと統合するための方法はすべて公開されている。 Bittle Xは、手頃な価格でリアルな動きをする手のひらサイズのロボット犬で、ST

結果的に1200行を越えましたが。 kilo 成果物はこれ↓ 参考サイトはこれです↓ インスパイア元↓ 感想 C言語は10年ぶりくらいに書いた 進めていくうちになんとなく思い出すことができた 最初にちゃんと授業で学んだ言語なので懐かしく思った Cに出会っていなければプログラミングしてなかったかもしれないので感慨深い しかしこのレベルのメモリ管理は正直たいへん 「この関数で確保したメモリはこっちの関数で開放されるので問題ありません」みたいな この調子でやっていったらバグる未来しか見えない 1000行・1ファイルというコンセプトは良いのだがファイル分けて管理したいナ〜〜と思った 配列や文字列の操作、メモリ管理がやりやすい別の言語で書き直したい Cを書くの大変だな…という感想を持った 速さはともかく他の言語で書きたい もっとimmutableに… お手本よりも行数が増えた 1行のif文などでもブ

はじめに コードを書かずにWebサイト/アプリ/ツール等の制作ができるノーコードツールが最近流行っていますよね。 私自信、半年ほど前からn8nやActivepiecesといったOSSのノーコードツールやPower Automateなど、幾つかのノーコードツールを触っていたですが、ツールとして未成熟であったり自由度が低かったりと、「結局流行らないのでは?」と感じています。(GPTのそれと一緒で期待値が高いだけなんですかね)ノーコードツールの幻想 D&D操作だけで直感的に操作できるノーコードツールは、一見、プログラミング初心者にとって救世主のように映ります。しかし、それは十分な選択肢なのでしょうか?本当に手軽ですか? 多くのノーコードツールでは、よくあるような定型作業のテンプレートとD&D操作で実装できるUIを提供することで、直感的に操作できるよう設計されています。 一見、自由度の高い開発

この文章は何: 近年の生成AIブームにより、革命的なまでにプログラミングという仕事の形は変わることが予想され、実際、今までにない速度で世界が効率化され様々なサービスがローンチされていく中「使う側」としても「作る側」としても「IT業界(特にSaaS業界など)での生存」は難しくなっているように感じます。正解を知っていたらとっくに僕は大儲けをしているわけですが、当然わかるはずもなく生存戦略に苦しむだけの中での寝言です。 まとめと結論めいたもの:AI技術の発展により「プログラミング」と呼ばれる「人間の仕事を機械に引き継ぐ行為」のほとんどはゼロコストで行えるようになり、少なくとも今ほどの価値や競争優位の源泉とはならないだろう。今やるべきは、AIを自社の競争優位の源泉とするべく、まるで人材投資のようにAIへの引き継ぎ書を書くことと、AIの研修制度を作ることかもしれない。 プログラミングという仕事の終焉

プログラミング言語「Ruby」の国内最大のビジネスカンファレンス「RubyWorld Conference」。Rubyの先進的な利用事例や最新の技術動向、開発者教育の状況などの情報を発信することで、「Rubyのエコシステム(生態系)」を知ることができる場として開催します。ここで登壇したのは、Rubyアソシエーション 理事長のまつもとゆきひろ氏。プログラミング言語の過去、歴史から学ぶ教訓について発表しました。全4回。3回目は、「Second System Syndrome」について。前回はこちら。 退屈は最大の敵 まつもとゆきひろ氏:次はPerlですね。ここまでですでに4回ぐらいPerlの話題が出てきています。なぜかというと、私はPerlが大好きなんですね。実は、Perlが大好きなんですが、Perlのプログラミングは大好きじゃないんですね。あと、Perlのソースコードも大好きじゃないんですね

GPTsという、特定の役割を持った専用のGPTを作る仕組みが最近できた。といっても、従来のGPT-4にあらかじめ特定の指示 (description)と前提知識のファイル (knowledge)を与えられるだけで、今までできなかったことができるわけではない。だけど、特定のタスクをさせる時に、それらをいちいち指定する手間を省けるので、便利な機能と言えよう。ChatGPTにミニゲームを作らせる試みは前もやったけど、あまりうまくいかなかった。 そこで今回は以下の改良を加えて、専用のGPTを作ってみた。 最初にユーザからゲームのテーマを与えてもらう。 その後、そのテーマに沿ったゲームのアイデアを5つユーザに提示し、適切なものを選んでもらう。 選ばれたアイデアに対して、ルール作成、プレイヤー動作のコード作成、その他の動作作成、スコアリング、難易度、効果音、と順番に少しづつゲームを作らせる。 「小さ

const colors = ["赤","青"] as const; type Colors = typeof colors[number]; //"赤" | "青" typeof colors[number]・・・ってよォ~~~~~ typeofはわかる。スゲーよくわかる TypeScritの世界では、typeofで変数から型を作れるんだよなァ だがnumberってのはどういう事だああ~~~~っ!? 配列にnumberを渡せるかっつーのよ───────ッ!! ナメやがってこの型ァ!! 超イラつくぜぇ~~~~ッ!! 解説 これはよォ 「Lookup Type」ってやつらしいぜぇ たとえばよォ 👇みたいに書くとPerson型からプロパティの型を取り出せるよなァ~?? type Person = { name: string, age: number } type name = Person


はじめに 日本語プログラミングの議論が続いていますが気分転換にこんな奇抜なプログラムはどうでしょうか。 経緯 木村 明さん 1 の傑作かつ芸術的な日本語プログラムに「ポエム(Poem)」があります。 1986年に作られました。当時はPC-9801やFMRなどMS-DOS環境のPCが全盛で、このプログラムもPC-9801向けに書かれていました。プログラムは大変面白いのですが、そのような事情で現在では実際に動かすことはできず長いこと眠っていました。 一方で、Mindのほうは長らく開発していたGUI版が動き始め、Poemが使うグラフィック描画もできるようになったことから、Poem を実際に動かしてみたくなりました。9801グラフィックの互換処理を差し込むことでなんとか動かすことができました。動いたときは「ああ、こんなプログラムだったな」とちょっと感動しました。 公開について 氏の許可を得てソース

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