2024/1/4 加筆修正を行いました 初稿を書いた後に、さらなる経験、色々な方との対話、各種資料を通じて考え方が更新された部分があったので加筆修正を行いました。主要なポイントは以下です。 仕様案の手戻りが発生しないようにエンジニアに積極的に情報を開示していくのはPOの重要なプラクティスであると分かったので、その考え方に沿って整理しなおしました POになりたてのいわゆるパニックゾーンにいる時に書いた文章で、全体的にエンジニアに責任を転嫁するニュアンスになっていたので修正しました プロダクト開発のアンチパターン プロダクトオーナー(PO)が仕様案を持ってリファインメントや計画に臨み、エンジニアが実現可能性や曖昧さの観点からダメ出しをして手戻りが起こる……スクラムやデュアルトラックアジャイルを志向する組織においては、一度は目にする光景だろうと思います。しかしこれは、以下のふたつの理由からひどい
タイトルは、ポール・グレアム氏(Yコンビネーター)の「メイカー(作り手)のスケジュールとマネージャーのスケジュール」(Maker's Schedule, Manager's Schedule) からの引用です。 マネージャーは多くのミーティングをこなすなど、1時間単位でタスクにあたりますが、エンジニア(プログラマ)は最低でもまとまった半日単位の時間を作業に必要とする、と書かれています。 paulgraham.com 日本語訳note.comエンジニア上がりのプロダクトマネージャーとして開発もプロダクトマネジメントも並行してこなしてきたのですが、意思決定のためのミーティングスケジュール、自身が開発を行うためのスケジュールをやりくりするバランスに腐心していました。 自身のタイムマネジメントで特に感じた点として、ミーティングとミーティングの間に1時間が3コマある時の開発生産性と、3時間まとま

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