今やバージョン管理ツールとして圧倒的な人気を集める「Git」ですが、Linuxカーネル開発のために作られたという経緯もあり、使いこなすにはかりの経験値が必要となります。 この問題を解決するために、Googleのソフトウェアエンジニアによって、新しいバージョン管理システム「Jujutsu」の開発が進められています。 Jujutsuの素晴らしさを紹介する記事「jj init 」によると、Jujutsuは過去のバージョン管理システムの問題点やメリットを分析して作られていて、Googleの既存のバージョン管理システムを置き換える勢いがあるとのこと。 JujutsuはmacOSでは、brew install jjを実行するだけで使用することができ、バックエンドとしてGitを使用しているため、採用にコストがかからないというメリットもあるそうです。 公式サイトでは、Jujutsuの特徴がリストアップされ

2021年10月25日、この日は僕がただの大学生から、大学のサーバーをダウンさせた"犯人"へと変わった日です。小説みたいな書き出しをしてみましたが、これは嘘みたいな本当の話で、ふと思い出して懐かしくなったので回想録としてnote に残すことにしました。 出来事の概要2年前の2021年10月、何が起きたかを簡単に書くと以下の通りです。 ・大学の授業や課題を管理するためのシステムを拡張するツールを作った ・ツールが予想以上の人数に使われ、結果として大学のサーバーに負荷がかかりサーバーが落ちる事態になった ・大学から呼び出しを受けることになった 時系列を追って、このnote で出来事の全容を書きたいと思います。 使いづらい LMSまず前提として、私の大学では毎日の授業や課題は授業支援システム、通称 LMS と呼ばれるオンラインのシステムで管理されています。 実際のLMSの画面しかし、この

ツール・ド・北海道第1ステージは、レース中に起きた事故のため中断され、以降のレースはキャンセルとされた。また、第2、第3ステージもキャンセルとなった。事故までの経緯をレポートし、ツール・ド・北海道の交通規制について解説する。 第1ステージ 事故が起きるまでの経緯 青空の下、美瑛町の丘を越えていく集団 photo:Satoru Kato ツール・ド・北海道第1ステージは、旭川市から新得町までの174km。午前9時30分、旭川市総合防災センターをパレードスタートし、3kmほど進んだところでリアルスタートが切られた。序盤の平坦区間でのアタック合戦ではレースの流れが決まらず、30kmを過ぎても逃げが容認されない状況が続いた。 40km以上に及んだアタック合戦 photo:Satoru Kato 1回目の山岳賞ポイントを先頭通過する金子宗平(東京大学)後方に留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPO

巷で話題になっているこの話題、画像をスクレイピングやダウンロードされたくないということで騒がれています。その話に関しては色々な意見があると思ってますがここでは置いておくとして・・・技術的にやるとしたら実際どれくらい対策できるの?ということが気になったので、自分の知識で出来る限り対策したものを作ってみることにしました。 最初に 賢い方はわかると思いますが、タイトルは釣りです。 絶対に画像をダウンロード&スクレイピングさせないページは存在しません。ソフトウェアにおいて絶対と言う言葉はまず存在しないのです。ブラウザで表示している以上、仕組みさえわかれば技術的には可能です。 そのため、 「元画像のダウンロードとスクレイピングを非常に困難にしたWebページを本気で作ってみた」 が実際のタイトルかなとなります。 とはいえ、この仕組みであれば大多数の人は機械的にスクレイピングすることを諦めるレベルの作

みずほフィナンシャルグループ(FG)によるシステム統合プロジェクトが進むにつれ、興味深い実情も明らかになっていった。勘定系システム開発では珍しい「超高速開発ツール」の全面採用や、2年もの長きにわたるシステム移行プロジェクトである。「日経コンピュータ」の記事から振り返ろう。 超高速開発ツールを大規模採用 最盛期には7000人を超える要員が投入されたみずほ銀行次期システム開発の「現場」は、実際にどう動いているのか。その一端を明らかにしたのが日経コンピュータ2015年10月1日号の特集「広がる『超高速開発ツール』」だった。「流動性預金」をはじめとする勘定系システムの主要アプリケーションの開発に、ツールがプログラムを自動生成する超高速開発ツールを使用していたのだ。 みずほ銀行の新勘定系システムはSOA(サービス指向アーキテクチャー)を全面採用している。システムは12種類のアプリケーション(コンポー

こんにちは。エンジニアの西尾です。食べチョクのステージング環境では、本番環境のデータを日次で同期して利用しています。 今回はステージング環境の役割と、どのようにデータ同期をしているのかについてご紹介いたします。 ステージング環境食べチョクでは、手元のマシンでプログラムを修正しコードレビューを実施後、改修内容をステージング環境にデプロイしています。 ステージングは、本番へのリリース前に修正箇所の動作確認・検証する環境です。この環境で動作や性能に問題がないかを確認後、本番環境へのデプロイを実施しています。 ステージング環境には、本番と同等のデータが入っています。 リリース当初は、ステージング環境と本番環境のデータは同期しておらず、テスト用のダミーデータで動作確認を行っていました。 しかしダミーデータでの確認だと、 ダミーばかりが並んだサイトと本番環境では見た目や印象が違っていて、UIが最適

はじめまして。ピクシブで広告関連のプロダクトを開発しているeastです。今回は、社内で運用している広告配信サーバーの負荷テストを実施したので、その話をしたいと思います。 経緯 ピクシブの広告配信サーバーは、pixiv本体を中心に複数のサービスに対して広告配信を行なっています。現在私はこの広告配信サーバーの大規模改修を行なっているのですが、先日ついに広告配信サーバーの改修がほぼ完了したので、試しに負荷試験を行なってみたいと思い立ちました。 目標は毎秒1万リクエスト ピクシブの広告配信サーバーへのリクエスト数はDailyで 4〜6億req もあり、これは毎秒平均に直すと約 5,000RPS(Request Per Second) になります。さらに、ピークタイムである休日の深夜帯には 12,000RPS にも達します。つまり新しい広告配信サーバーにも、毎秒12,000のリクエストを捌く性能が必

悲報 2019年6月26日現在、TeamSQLのサポートがなくなってしまったようでダウンロードできなくなくなりました。。 TeamSQL has retired and is not available for download anymore. 今までSequel Proを重宝してきましたが、それを超えるGUIツールが出てきました。 その名も、TeamSQL 現状サポートしているものだけでもかなり豊富 今後、elasticやmongoDBにも対応されるようです。 機能 クエリ保存 履歴保持 ファイル出力 抽出した結果をボタン1つでcsvやjson形式に保存可能。 共有 データをエクスポートしなくても共有が可能。 グループの作成が可能なため、特定のユーザー同士で簡単に共有ができるとこがメリット。 可視化 様々なチャートでクエリの可視化が可能。 そのままイメージとして保存も可能。 テーマ選択

0 0 847 0 Dropbox Paper の使い方を知りたいでしょう。 Dropbox の社員は毎日 Dropbox Paper を使って仕事しておりますので、どのような場面でどのように使っているのかをこちらで紹介します。 また、下の動画をご覧いただくことで、どのように使うのかイメージが湧くと思いますので、よろしければご覧ください。 このたび、Dropbox Paper が日本語化も完了し、正式版として提供させていただくことになりました。オープンベータ版として一般公開され、ご登録いただいたユーザー全員にもれなく提供されるようになりました。 Web ページでの提供に加え、iOS 版とAndroid 版の Paper モバイル アプリもございますので、外出先でも Dropbox Paper で作った資料にアクセスができます。 多方面からお褒めの言葉を頂いており、株式会社nanapiのけ

ゲーム改造ツール「プロアクションリプレイ」を販売していたデイテル・ジャパンが、2015年3月で営業を終了すると発表しました。英デイテル本社の日本撤退を受けてのもので、これに伴い「プロアクセーブ」および「プロアクションリプレイ」シリーズも生産終了となります。 【3DSやWii用以外にも、さまざまな機種用が発売されていました】 「プロアクションリプレイ」は、イギリスのデイテル社が開発したテレビゲーム改造ツール。いわゆる「バグ」や「裏技」などとは違い、メモリデータに直接干渉することで、キャラクターを無敵にしたり、レベルやお金を一瞬で最大まで増やしたりといった「改造」が可能になるというものでした。 日本ではカラットおよびサイバーガジェットが長らく取り扱っていましたが、2006年以降はデイテルの日本法人であるデイテル・ジャパンが主な販売を担当。ユーザーの間では頭文字を取って「PAR」などとも呼ば
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 非デザイナーエンジニア(Rubyist)の私が、一人でこんなWebアプリを作ってみました。 まだβ版ですが、Pocketやfeedlyの未読コンテンツの中から、 重要度が高いものだけをリマインドしてくれるサービス「Reminderr」です。 Reminderr:http://www.reminderr.me/ 要するに、私自身のPocketとかRSSがカオスになっているので、 その中で重要なものだけ教えてほしかったので、 自分で作っちゃえ!って思って作りました。 そのときに使った便利ツールたちをまとめておいたら便利そうだったので、 今回

概要 1ヶ月くらい一緒にお仕事している外国人プログラマさんを観察した記録です。 スペック 性別: 男性仕事内容: うちの会社のプログラマは、ざっくり JS 等のフロントエンドと、Java 等のバックエンドエンジニアにわかれているのですが、彼はどちらもやっているようです。 好きな食べ物: はちみつ たまに、くまさんのようにはちみつを舐めていました。 性格 彼はめんどくさがり屋です。 同僚のWindows ユーザの手伝いをしている時、 "C:¥Program Files¥..." みたいなパスを打ちながら、「めんどくさい。 ああ めんどくさい」 と 100回くらいつぶやいていました。 (普段の彼の環境はmac なので /usr/local/bin) パスワードを覚えるのもめんどくさいので 1Password で管理しているようです。PC スペック マシン:Macbook Pro メ
工程・進捗管理ツールと言えば、MS Projectが有名ですが、ライセンスの問題で使えないことも多いですよね。そこで、落ち着く先はExcelになるというのがある種のパターンなわけですが、ガントチャートのバーをオートシェイプで扱うのが面倒ですし、そもそもExcelで扱うものじゃないだろうという思いがあり、私は嫌いです。 私も今回のタスクでチームの進捗管理を行うということで、redMineを開発PCに入れて運用をしようとしています。とはいえ、顧客にredMineで出力したガントチャートを見せても、粒度が細かくてわかりにくいし、そこまでオープンにしたくない(笑)ということもあり、少々手間ではありますが、別のツールで顧客への進捗報告用のガントチャートを作成しようと思い、フリーのツールを調べてみました。(前職ではGanntProjectを使っていましたが、ここ数年で色々と状況も変わっているだろうとい
若かりし頃、上司から「アイデアを出せ」「次の会議までにアイデアを考えておけ」と言われ、 そのたびに「またアイデアかよ・・・。」「全然思いつかない・・・。」と悩んだものです。 アイデア本を片っ端から読んで試してみましたが、そう簡単にはアイデアは出ないもので、上司へのアイデア報告は大変苦痛だったことを思い出します。 そんな当時の自分に「オズボーンのチェックリスト」を教えることができれば、ずいぶん状況は変わっていたのではないかと思います。 「オズボーンのチェックリスト」は、「入れ替えてみたら」「大きくしてみたら」「逆にしてみたら」などと、1つのお題からアイデアを大量生産することができるフレームワークです。 アイデア出しに困っている方、ぜひ「オズボーンのチェックリスト」を試してみてください。 「オズボーンのチェックリスト」は、どんなツールなのか? 9つの視点から、アイデアを発想できるツールです。

マツケイは2011年11月2日、Ruby向け帳票ツール「ThinReports」の正式版をオープンソースソフトウエア(OSS)として無償公開した。GUI上で帳票を設計できるエディタも備える。マツケイは松江市の企業。島根県の助成を受け開発した。 ThinReportsは、GUI上で帳票レイアウトを設計できるデザインツール「ThinReports Editor」(写真)と、Ruby向けライブラリ「ThinReports Generator」で構成される。ThinReports Editorで作成した帳票レイアウトに基づき、ThinReports Generatorがデータベースから情報を読みだしてPDFを生成する(図)。ThinReports EditorはWindows、MacOS X、Ubuntuに対応。ThinReports Generatorが生成するPDFは暗号化やパスワード設定も可

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