NHKの籾井勝人会長が20日、衆院予算委員会に参考人として招かれ、18日にあった民主党の総務・内閣部門会議で、議員とのやりとりを「くだらん」などと発言したことについて、「私の言葉遣いが誤解を招いているのであれば残念。今後は誠心誠意丁寧な説明を心がけたい」などと述べた。 階猛衆院議員(民主)の質問に答えた。階氏は籾井会長が部門会議で、国会を「場外」と表現するなどした発言を問題視。資質を問い、会長就任要請の経緯について説明を求めた。籾井会長は「会長の人事につきましては経営委員会が選び決められるもの」と話した。 階氏は、会長の任命権と罷免(ひめん)権を持つNHK経営委員会の浜田健一郎委員長に対して、籾井会長を罷免する考えはないかと質問。浜田氏は「会長には事態を一刻も早く収拾し、来年度の予算の承認を得て頂きたい」などと答えた。

就任会見での政治的中立性を疑われる発言が問題になっている籾井勝人・NHK会長は、今月12日に開かれたNHK経営委員会で、「私は大変な失言をしたのでしょうか」と述べ、発言自体には問題がないとの認識を示していた。25日以降に公開予定の経営委員会の議事録案の概要から、明らかになった。 籾井氏は、美馬のゆり委員に発言問題の収拾策を問われて、「私的意見を会見で述べたことは大変申し訳ない」と陳謝しつつ、「私の発言の真意とはほど遠い報道がなされている。会見録を通読して欲しい」と強調。美馬氏が既読だと応じると、「それでもなおかつ私は大変な失言をしたのでしょうか」と述べた。 それに対し、美馬氏が「発言がどうだったかではなく、今後組織としてどう対応していくのかを聞いている」と再質問。籾井氏は「放送で信頼を回復していくことが長い目で見た方向。営業の収入減は、営業でカバーするのが一番の方法。対策をどうするかは、正
籾井NHK会長 就任初日に理事の辞表預かる 人事権強調 NHKの籾井勝人会長が1月25日の就任初日に理事らに辞表を預けるよう求め、会長の人事権を強調していたことが21日、複数のNHK関係者への取材で分かった。現在までに任期途中で辞任した理事はおらず、辞表は籾井氏が預かっているとみられる。 関係者によると、1月25日午前、臨時役員会が開催され、籾井会長は就任のあいさつなどとともに「あなた方は前の会長が選んだ。今後の人事は私のやり方でやる」という趣旨の発言をし、辞表を預けるよう出席者に求めた。 籾井会長は21日の衆院総務委員会で民主党の近藤昭一氏に「辞表を預かっているという事実を確認したい」と問われたのに対し「人事のことなので、言及を避けたい」と答弁していた。 臨時役員会の後、籾井会長は就任会見に臨み、従軍慰安婦について「どこの国にもあったこと」などと述べ、問題となった。 関係者によ
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就任会見での従軍慰安婦問題や特定秘密保護法などをめぐる発言が問題になった籾井勝人NHK会長が今月12日の経営委員会で、「取り消しているし、どこが悪いのか。素直に読めば理解できるはずだ」という趣旨の発言をしていたことが18日わかった。経営委内部では「反省していない」との声があがっている。 12日の経営委では作家の百田尚樹氏、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏の両委員の言動などを審議し、経営委員は「一定の節度を持って行動していく」とする見解をまとめた。 複数の関係者によると、委員会の最後に、ある女性委員が会長発言の影響について「受信料不払いなどのリスクにどう対処するのか」と質問。籾井会長は「営業が頑張る」と答えたのに対し、具体案を尋ねられた後、「(発言の)どこがおかしいのか」「会見の記録全体を見てもらえればわかる」という旨の持論を述べた。別の委員から「そういう物言いはおかしい」と反発する声があがり
平成26年1月25日 NHK広報局 籾井勝人会長就任記者会見要旨 きょうNHKに来て、親しい人がいなくて、緊張したが、心地よい緊張感だ。 私は、 「籾井会長でなく、籾井さんと呼んで下さい」と言った。上司をさん付けで 呼ぶのは難しいが、コミュニケーションを図るにはいいと思う。 NHKについては、ボルトとナットを締めなおすのが主たる任務だと思う。ま ず、第1は放送法の順守だ。これに沿って経営にあたりたい。職員も放送法を身 近に考え、順守を徹底してほしい。 また、国際放送の充実をしっかり実行に移したい。さらに、放送センターの建 て替えについては、大規模災害を考えると、公共放送として、放送を中断するわ けにはいかない。2020年に東京オリンピックがあるので、個人としては、出 来上がる時期を前倒しできればと思っている。 (放送法の順守) 放送法をきちっと順守していけば、NHKが、右だ左だ真ん中だと言
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