【8月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は16日、ウクライナでの停戦を求めるのではなく、和平合意を追求すべきだと述べた。これまでの停戦を求める姿勢を撤回し、和平協定へと舵を切る大きな方針転換となる。トランプ氏は15日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と米アラスカ州のアンカレジで会談したが、ウクライナ侵攻に関する具体的な言及はなかった。 会談後、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「ロシアとウクライナの恐ろしい戦争を終わらせる最善の方法は、和平合意に直接進むことであり、単なる停戦合意ではない」と述べた。 即時の敵対行為の停止は、トランプ氏とウクライナを含む欧州指導者たちの主要な要求であった。トランプ氏は18日、米首都ワシントンでウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談する。 米ロ首脳会談後、ロシアの首都モスクワに到着したプーチン氏は、会談が「タイ

アラスカ州の米軍基地で並び立つトランプ米大統領(右)とロシアのプーチン大統領/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images アンカレジ(CNN) 複数の戦闘機とレッドカーペット、そして壁に貼られた「和平の追求」という希望に満ちたスローガンで、トランプ米大統領はロシアのプーチン大統領を15日のアラスカでの首脳会談に迎えた。会談は突然終了し、結果は全体的に不透明なままとなっている。 3時間近くに及んだ会談の後で両氏は姿を現し、進展があったと宣言した。しかし予定された記者会見では、具体的に何を達成したのか説明しないままその場を後にした。 一つ明らかなのは、何の合意もまとまらなかったということだ。そして会談終了時に実施されるのを望むとトランプ氏が述べていた停戦も、実現には全く至らなかった。トランプ氏は「合意をまとめる」責任はウクライナのゼレンスキー大統領にあ

(CNN) トランプ米大統領との会談を終えたロシアのプーチン大統領は15日、アラスカで記者会見に臨み、2022年にトランプ氏が大統領であれば、ウクライナでの戦争は起きなかっただろうとの認識を示した。トランプ氏はかねて、バイデン前政権下でロシアのウクライナ侵攻に伴い発生した全面紛争について、自分なら回避できたと主張してきた。プーチン氏は今回、トランプ氏の主張は正しいと述べ、以前から示してきた立場を改めて表明した。 プーチン氏は22年にバイデン氏の説得を試み、「軍事行動という形で深刻な結果が発生しうる」段階まで事態が進むのを回避するよう伝えていたという。 プーチン氏は「トランプ大統領と私は非常に良好かつ実務的で、信頼に基づく関係を築いた。この道を進めばウクライナでの紛争の終結に至ることができる、それは早ければ早いほど良いと確信している」とも述べた。

ロシアのプーチン大統領は20日、ロシア人とウクライナ人は一つの民族であり、「その意味で、ウクライナ全体がわれわれのものだ」と主張した。(2025年 ロイター/Anton Vaganov) [サンクトペテルブルク(ロシア) 20日 ロイター] -ロシアのプーチン大統領は20日、ロシア人とウクライナ人は一つの民族であり、「その意味で、ウクライナ全体がわれわれのものだ」と主張した。同時に、ロシアが戦線を拡大しているウクライナ北東部スムイ州を占領する可能性は排除しないとの見解を示した。 プーチン大統領は、サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムで、ロシアがウクライナの主権を疑ったことは一度もないと言及。一方で、1991年にウクライナがソ連からの独立を宣言した際、それは「中立国」としてであったとの認識を示した。

【6月7日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン)は6日、3年以上続くウクライナ侵攻を「国家存亡を懸けた」戦いと位置付けた。 ドナルド・トランプ米大統領がロシアとウクライナの戦いを「子ども同士のけんか」になぞらえたのを受け、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は記者会見で、「われわれにとってこれは国家存亡に関わる問題であり、国益、安全保障、国民の未来、子どもたちの未来、国家の未来に関わる問題だ」と述べた。子供たちに例えた発言に反応した。 これに先立ちロシア国防省は、最近のウクライナによるロシア領攻撃に対する「報復」として、ロシア軍がミサイルと無人機による「大規模」攻撃を開始したと発表。この攻撃で少なくとも4人が死亡している。(c)AFP

ロシアのプーチン大統領=22日、首都モスクワのクレムリン/Alexander Kazakov/Pool/AFP/Getty Images (CNN) 「私は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と常に非常に良好な関係を築いてきたが、彼に何かが起こった」。米国のドナルド・トランプ大統領は、ロシアが週末ウクライナに対して実施した無人機とミサイルによる激しい攻撃をめぐって、こう発言した。 実際のところ、プーチン氏は、ほとんど何も変わっていないように見える。ホワイトハウスからの要請にもかかわらず、空爆があまりにも常態化しているウクライナでの戦争政策をただ継続しているだけだ。本当の問題は、トランプ氏が変わったのか、あるいは少なくとも、ウクライナの和平を実現しようとする米国の取り組みがますます無駄になっているように見えるなかで、プーチン氏に対する態度が変わり始めたのかどうかだ。トランプ氏が、ウクライ

トランプ米大統領は25日、ロシアのプーチン大統領が意図的に停戦合意の成立を遅らせている可能性はあるものの、プーチン氏には合意する意思があるとなお確信していると述べた。トランプ氏はニュースマックスとのインタビューで、「ロシアがこれを終わらせたいと考えているとは思うが、彼らが長引かせている可能性もある」と語った。 ホワイトハウスは25日、ウクライナとロシアが黒海での戦闘を停止し、エネルギーインフラを対象とした停戦の詳細を巡り交渉することで合意したと発表。だが、当該地域の首脳はさらに詳細を詰める必要があると警告したほか、ロシアは制裁が解除された場合のみ、合意の一部を履行すると条件を付けた。 関連記事:ロシア、ウクライナが黒海の停戦に合意と米ホワイトハウス発表 米上院の公聴会で25日示された評価によると、軍事的・経済的リスクが大きいにもかかわらず、最終的な決着が満足のいかないものになる場合、ロシ

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、戦闘を停止させる用意はあるが、「微妙な点がある」としている。アメリカの特使とクレムリン(ロシア大統領府)で会談するのを前に言及したその微妙な点は、プーチン氏の考え方の重要な鍵でもあるため、30日間の停戦の望みを打ち砕く可能性がある。 プーチン氏が問題視しているのはいずれも、ウクライナに対する全面侵攻の間ずっと、そしてそれ以前から、要求し続けているのと同じ内容だ。一方、ウクライナと西側の協力諸国にとって、その多くは受け入れられないか、実現不可能なものだ。 プーチン氏は13日の記者会見を、「私たちは敵対行為を停止する案に同意する」という前向きな発言で始めた。ただ、「この停止は、長期的な平和をもたらし、現在の危機の根本原因を取り除くものでなくてはならない」と付け加えた。

ANALYSISロシアは「あらゆるカードを保有」と発言していたトランプ氏、ウクライナ停戦案でプーチン氏のはったり見破ったか (CNN) 米国が提案した30日間の停戦案にウクライナが署名したことで、ロシアは、一時的だとしてもウクライナ戦争を終わらせるというトランプ米大統領の計画を受け入れるかどうかを決断しなければならないという圧力にさらされている。ロシア当局は「今後数日以内」に米国の代表団と接触すると示唆しているが、11日にサウジアラビアで行われた米ウクライナ間の会談で示された停戦条件については言及していない。ロシアにとって、これは正念場であり、和平を真剣に望んでいるなら厄介な譲歩が必要になるかもしれない。ロシアは長きにわたり、紛争を終わらせるための交渉に前向きだと主張してきた一方で、野心的な戦争目標を達成しなければならないとも訴えている。たとえば、ウクライナのすべての併合地域の支配

鈴木宗男氏 金正恩氏と対談プーチン氏を絶賛「気配りが伝わってくる」挨拶を長文で紹介「ロシアは神聖な闘いに立ち上がっている」 拡大 日本維新の会の鈴木宗男衆院議員が14日、公式ブログを更新。ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が首脳会談をしたことについて「プーチン大統領の気配りが伝わってくる」と絶賛した。 宗男氏は、13日午後にプーチン大統領と金正恩総書記が会談した冒頭のあいさつを長文で引用。プーチン氏が「尊敬する委員長閣下!再びお目にかかることができ嬉しく思います」と呼びかけ、金総書記が「ロシアは今、国家主権を守り、ロシアに敵対する覇権主義勢力から自国の安全を守るための神聖な闘いに立ち上がっています」と応じたことを詳細に紹介した。 その上で「プーチン大統領と金正恩委員長双方、極めて配慮されたものいいであり、対等の関係、立場を演出している。プーチン大統領の気配りが伝わって来

拡散しているツイートは、5月9日の以下のような内容のもの。ソースは示されていないが、4000件以上のいいねを集めるなど、拡散している。 「安倍晋三は親友のプーチンに日本国民の血税を3000億円もプレゼントしたが、このうち1割はロシアのインフラ整備に使われ、残りの9割は軍事費として武器や銃弾となり、今、この瞬間も、何の罪もないウクライナの人々を虐殺するために使われているという。安倍晋三は自らの死をもって罪を償え!」 この3000億円という数字は、いったいどこからきたのか。投稿でソースは示されていないが、2016年12月に日本側がロシアに経済協力などについて提案した「8項目の協力プラン」の総額を指しているとみられる。 当時の報道によると、医療分野やエネルギー分野などが対象で、官民合わせた投融資の総額が3000億円と報じられていた。 経産省通商政策局ロシア室によると、この数字はあくまで当時の段階

立憲民主党の前副代表で今夏の参院選に同党の比例代表で出馬予定の辻元清美前衆院議員(62)、参院選東京選挙区(改選数6)で4選を目指す蓮舫前代表代行(54)が5日、大阪・梅田のヨドバシカメラ前で街頭演説を行った。 「GW 青空トーク in 兵庫&大阪 with 蓮舫」と題した参院選へ向けたコラボ街頭演説。マイクを握った辻元氏はロシアのウラジーミル・プーチン大統領によるウクライナ侵攻について、安倍晋三元首相へ「辻元節」をさく裂させた。 第2次政権で、安倍元首相とプーチン大統領との日露首脳会談が24回に上ったことに「ウラジーミル、ウラジーミルって言うて、安倍元総理はプーチン大統領に会ったというて自慢していた」と話し、国会で北方領土問題について質問したときのことを振り返った。 「ウラジーミル、ウラジーミルって言うて山口県の温泉にご招待して、温泉も入らずにプーチンに帰られた。お金だけ巻き上げられて、

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