アート商会アンドーによるお知らせ(公式サイトより) なぜ円満な和解に至れたのか。ねとらぼ編集部は販売停止を求めていた作者の渡部さんと、中島弁護士にお話を伺いました。 ――「アート商会アンドー」の公式サイトには和解したとありましたが、具体的な内容はどのようなものですか。 渡部:(1)著作権侵害について謝罪・告知を行う。(2)著作権侵害行為に対する解決金を支払う。(3)「ぷにゅぷにゅあにまる」の在庫については、作者監修の正規ライセンス品と誤解を受けないよう配慮した上で、在庫に限り期間限定で販売を許諾する。というものです。 ――著作権侵害があったと「アート商会アンドー」が認めるまでの経緯を教えてください。 渡部:以前の記事にあるように、当初はフィギュアに著作物性が認められないのではないかと、先方の弁理士の方に言われ、とてもショックを受けました。 その後、代理人の中島博之弁護士の主導で、先んじて「

ビジュアル系エアーバンド「ゴールデンボンバー」の鬼龍院翔さんが4月4日にブログを更新。鬼龍院さん名義の楽曲、歌詞について、「何にだって大いに使って頂きたいです」「SNSに全文を載せても良いです」など楽曲の宣伝になるような形での無断使用、無断転載を認める方針を明らかにしました。時代に合わせていく力がハンパない。 4月1日に爆速で発表した新元号ソング「令和」が各所で話題となっている金爆(関連記事)。「皆さん見て頂きありがとうございます!」とブログで感謝をつづった鬼龍院さんは、SNSユーザーが同曲を使用した動画を投稿している件について、「是非、何にだって大いに使って頂きたいです こちらにお伺い、確認なんて要りません!(^-^)」と許諾なしの楽曲使用を認める姿勢を表明。数件の投稿に関しては、すでにバンドの公式Twitterでリツイートするなど拡散にも協力しており、「権利で縛る故に音楽が広まることに

ハンドメイドは好きですか? 自分で作るのが好きな方、ハンドメイド作家さんの作品を買うのが好きな方。どちらも多いと思います。 最近では、バザーやフリマ以外にも、オンラインのハンドメイドマーケットも浸透してきて、誰でもハンドメイドの作品を販売することができるようになりました。 ハンドメイド作家さんはもちろん、そうでない方でも、素敵で可愛い布(生地)を見つけたら、何かに仕立ててみたくなりますよね。 そんなとき、ちょっと気にした方がいいのが「この布で製品化して販売してもいいのかな?」という、商用利用についてです。 布は誰かによってデザインされたものであり、著作権はデザイナーまたは販売元が所持していくことが多いので、そこの基準に基づいた上で製品化・商品化をする、ということが基本です。 市販の布(生地)は個人利用のために販売されているものが多いのですが、もちろん、公式に許可されているものもたくさんあり

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