H.T. @book_634 小学生の時、なんか都が開催してる科学教室(?)の最終課題で研究発表があったんだけど、僕は一切綺麗なデータが出ず泣く泣く全部公開して「なんも分かりませんでした😭」と報告したら、なぜか大人らに結構褒められたんだよな。 2025-12-14 21:05:45 H.T. @book_634 で、この歳になって出版バイアス(引き出し効果とかね)など、実験結果の公表に関するあれこれを知った結果、過去の自分は確かに公正なことをした……と少し誇らしくなってました。自分語り終わり。 2025-12-14 21:06:59 リンクWikipedia 出版バイアス 出版バイアス(publication bias)とは、否定的な結果が出た研究は、肯定的な結果が出た研究に比べて公表されにくいというバイアス(偏り)である。公表バイアスとも言う。単純には、否定的な結果に関する情報が公に

執筆者 児林 聡美 九州大学で農学修士、東京大学で公衆衛生学修士、保健学博士を取得。現在はヘルスM&S代表として食情報の取扱いアドバイスや栄養疫学研究の支援を行う.食情報、栄養疫学で読み解く! 児林 聡美 2025年12月11日 木曜日 以前よりFOOCOMコラムでは何度か、日本人の食事の課題に「食塩の過剰摂取」があることを話題にしてきました。食塩は長期間にわたって過剰に摂取すると、将来高血圧になりやすくなる可能性があるため、まだ低い若いときから薄味を続けることが必要です(FOOCOMコラム「若いときからの「節塩」で自分も社会も健康に」を参照)。 けれども、日本人の食塩摂取量は以前から過剰であり、その量は1970年代からあまり変わっておらず、近年でも1日に平均で12 gほどの食塩を摂取していることが研究で示されています(FOOCOMコラム「見えない食塩をどうはかる?:24時間蓄尿」参照

市橋伯一本当に生物は良くできているのか 市橋伯一 生物のしくみは良くできていると一般的には言われています。確かに、脳の仕組みも、眼の仕組みも驚くほど精巧で、時に人工物よりも高性能を発揮します。そしてそれは細胞の中身にも当てはまります。最小の単細胞生物は光学顕微鏡でギリギリ見えるくらいの大きさですが、その中で千種類を超えるタンパク質がひしめきあって数百の化学反応を制御しています。こんなものは人間には未だ作ることはできず、神がデザインしたと信じたくなるのも理解はできます。 しかし、こうした良くできたしくみであっても、見方を変えると、意外に出来の悪いところも目につくようになります。私は、合成生物学といって、生物のしくみを試験管内で再構成する研究をしています。作ってみようとすると、生物のやり方はやたらまだるっこしくて、「自分が神様ならもっと上手くデザインするのに」と思うこともしばしばです。今年度
東京都立産業技術研究センターと北里大学の研究グループは12月2日、ニホンウナギの筋肉組織から“脂”をつくる細胞の作出に、世界で初めて成功したと発表した。人為的な遺伝子操作なしに、ほぼ無限に増殖を続ける「自然不死化細胞株」を作出できたといい、作出済みの筋芽細胞と組み合わせることで、本物に近い「細胞性ウナギ肉」の実現につながる技術だとしている。 研究グループは、稚魚の筋肉組織から取り出した細胞を長期間培養し、形態的特徴を手掛かりに分離・選別することで、3種類の新しい細胞株を作出。いずれも人為的な遺伝子操作を介することなく、120回以上の分裂を経ても増殖し続けた。 これらの細胞は、脂肪細胞に分化する前段階の「脂肪前駆細胞」だが、刺激によって成熟した脂肪細胞へと分化し、細胞内に多数の脂肪滴を蓄積。さらに脂肪酸の一種であるオレイン酸を加えることで、増殖を維持したまま効率的に脂肪を蓄積することを確認し


破綻国家研究所 @InsHatanCountry 数年前にだいぶお世話になった、 出身大学教授の1周忌のときの坊さんの話がちょっと面白かったので共有 お坊さん: ご参列の皆様には大学関係・科学関係の方々が多いとお見受けします。 仏教ないし宗教というのは、科学と対極にあると思われがちですが、実はそうでなかったりもするのです。 弥勒菩薩様をご存じでしょうか? 弥勒菩薩というのは未来の仏様で、現在は天界で仏になるための修行を積んでいるとされる仏様です。 そして56億7千万年後に現れ、人々に仏の教えを説き、人々を救済するとされています。 でも現実には50億年後には地球は太陽に焼き尽くされるんですね(笑)←ここで会場も笑う けれども、ここが大事なところでして。 「56億7千万年後に救う」というのは、実際の年数というよりも、「果てしない時間をかけても、人間の心は必ず成長し、悟りに至る」という象徴的なメ

国立大学法人東京大学 国立研究開発法人国立環境研究所 学校法人中央大学 学校法人東邦大学 発表のポイント ウナギが一時的に水中から出て陸上の餌生物を捕らえることを発見した。 ウナギはすむ環境に応じて、水中だけでなく陸上でも狩りをするという選択肢をもつことで、フレキシブルに多様な環境の餌生物を利用できることを明らかにした。 海から来遊して「海流任せ」に河川に進入するウナギにとって、水陸両方で狩りをする能力は、規模や餌環境の異なる様々な河川、また河川内においても上流から下流に至る、あらゆる環境での生息を可能にしてきたと考えられる。 概要 東京大学大気海洋研究所の脇谷量子郎特任准教授と、国立環境研究所福島地域協働研究拠点の境優主任研究員らによる研究グループは、ウナギが水中だけでなく陸上でも積極的に獲物を捕食できることを、行動実験と野外調査の双方から初めて明らかにした。10個体のオオウナギを用いた

(CNN) ある米国企業が新たな種類の木材を生み出した。鋼鉄に対して最大10倍の強度重量比を持つ一方、最大6倍の軽量化を実現する素材だとしている。 この「スーパーウッド」は、材料科学者のフー・リャンビン氏が共同設立した企業インベントウッド社により、このほど商品化された。 10年以上前、フー氏は木材という人類にとって最古の部類に入る建築材料を再発明する挑戦を始めた。メリーランド大学材料革新センターで研究していた当時(現在はエール大学教授)、同氏は木材を再設計する革新的な手法を発見。木材の色と強度の一部を担う主要成分であるリグニンを部分的に除去することで、木材を透明化することさえ成し遂げた。 しかしフー氏の真の目的は、セルロースを用いて木材を強化することにあった。セルロースは植物繊維の主成分であり、同氏によると「地球上で最も豊富な生体高分子」だという。 2017年、フー氏は化学処理で天然セルロ

〈関連リンク〉 ・坂口志文 免疫学フロンティア研究センター特任教授が共同記者会見を行いました(2025年10月6日) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2025/10/nobel_press_conference ・【報道機関の皆様へ】10月7日以降の個別取材の申込方法について(坂口志文先生 ノーベル生理学・医学賞受賞)(2025年10月6日) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2025/10/nobel_interview ・坂口志文先生が大阪大学本部事務機構棟を来訪しました(2025年10月8日) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2025/10/08003 ・大阪大学免疫学フロンティア研究センター https://www.ifrec.osak


地球上の生命は本当に“偶然”生まれたのでしょうか? イギリスのロンドン大学インペリアル・カレッジ(Imperial College London)で行われた研究により、数学的な視点から見ると、地球での生命の自然発生は非常に起こりにくい可能性が示唆されました。 研究では情報理論が駆使されており、最初の生命が誕生するために必要な「情報の積み上げ」が原始地球の環境で到達できる可能性が検討されました。 その結果、非常に特殊な介入や保護がなければ、生命活動を点火するための情報の積み上げがほぼ不可能であることが示されました。 偶然にまかせたランダムな化学反応だけでは、生命誕生に必要な『当たり』を引くことは現実的に不可能だったのです。 そのため論文では高度な知的生命体が意図的に生命の種を地球にまいたとする「指向性パンスペルミア説」についても触れられており、慎重な姿勢は維持しつつも論理的にあり得ると述べら

oso 的キノコ擬人化図鑑 @ososugiru しつこく言うけど、生成AIの被害の深刻さは絵の著作権問題よりも架空のネイチャーフォトによる情報汚染だと思ってる。取り返しがつかなくなるぞ。 2025-08-19 14:03:41

2007年11月12日12:52 カテゴリプラスチック技術 「ダンボール箱・密室実験」〜黄ばむナイロン【補】 一日一度のクリック! にご協力下さい! 朝晩が急に冷え込んできましたね、コンクリート床の事務所は底冷えしています。 皆様も、急な寒暖の変化で風邪など引かれませんようにご注意くださいね。 さて今日は、プラスチック技術の再録シリーズの続きです。 ナイロン樹脂は長時間紫外線(日光)にあたると日焼け(黄変)しやすいと言われています。そのために、ダンボール箱などに密閉して紫外線が当たらないように保管する人が居ます。 ところが、一年ほどしてダンボール箱を開けると日光が入り込むような隙間があったわけでもないのに「黄変」してたということが起こります。 実は、ナイロン樹脂が黄色く変色するのは、紫外線による「黄変」以外に、ダンボールなどの紙に含まれる『リグニン』が揮発し、表面に吸着されることで「黄変

Introduction:なぜワクチンが認知症予防につながるのか? 認知症は、超高齢社会を迎えた日本だけでなく、世界中で大きな課題となっています。その根本的な治療法はまだ確立されておらず、「予防」の重要性がますます高まっています。 そんな中、数年前から「帯状疱疹ワクチンを接種すると、認知症のリスクが低下する」という研究結果が複数報告され、注目を集めてきました 。帯状疱疹は、多くの人が子供の頃にかかる水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が、加齢やストレスで免疫力が落ちたときに再活性化して起こる病気です。 当初、この現象は2つの仮説で説明されていました 。 感染症予防仮説:帯状疱疹ウイルス自体が神経にダメージを与え、認知症の引き金になる可能性がある。そのため、ワクチンの効果で帯状疱疹の発症を強力に防ぐことが、結果的に認知症予防につながるのではないか。 アジュバント仮説:ワクチンに含ま

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