アメリカのトランプ前大統領は、11月の大統領選挙で勝利した場合、政府の支出を見直し、削減を検討する委員会を立ち上げ、そのトップに実業家のイーロン・マスク氏を起用することを明らかにしました。アメリカのトランプ前大統領は5日、ニューヨークで行われた経済界向けの会合で、演説を行いました。 この中で、トランプ氏は「連邦政府の財務や業務監査を行い、抜本的な改革を提言することを任務とする『政府効率化委員会』を創設する」と述べ、11月の大統領選挙で勝利した場合、政府の支出を見直し、削減を検討する委員会を立ち上げることを明らかにしました。 そして、委員会のトップに実業家のイーロン・マスク氏を起用する考えを示し、マスク氏も同意したとしています。トランプ氏は「6か月以内に不適切な支出を完全になくすための行動計画を策定する。これにより数兆ドルの削減につながる」と強調しました。 委員会の立ち上げは、8月、トラ

5月19日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)が広島市で開幕した。核兵器保有国の米英仏3カ国を含むG7首脳たちは平和記念公園で原爆資料館を視察した後、原爆慰霊碑に献花した。 G7首脳一同が揃って原爆犠牲者に祈りを捧げる歴史的な瞬間を多くの人々が見守るなか、SNSでは“ある迷惑動画”が物議を醸している。 問題視されているのは、チャンネル登録者数 4600人の外国人男性YouTuberによるライブ配信動画。18日ごろからTwitterに転載され、拡散している。 このYouTuberは日本を訪れていたようで、電車内で座っている乗客に英語で「ヒロシマ、ナガサキを知ってるか?」「なぜ(原爆で)日本人が死んだかわかるか?真珠湾攻撃のせいだよ」と質問し始めたのだ。 YouTuberが座っていた場所の窓には「牛込神楽坂」と駅名が反転して映っていたことから、乗っていた電車は都営大江戸線と推察される。 その後

米国の西海岸にあるサンフランシスコ市。大阪市とは姉妹都市として半世紀以上にわたり交流を続けてきたが、友好関係は5年前にピリオドが打たれた。旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する少女像の設置を巡り、こじれてしまったからだ。両市の関係は修復困難なのか。サンフランシスコ市を取材すると、意外な反応が返ってきた。 10年前の慰安婦問題がきっかけ 関係悪化は2013年にさかのぼる。当時の橋下徹市長が旧日本軍の従軍慰安婦について「当時は必要だった」などと発言し、米国内でも批判が高まった。そして15年、サンフランシスコ市で少女像や碑を設置する動きが出ると、今度は大阪市側が反発した。当時の吉村洋文市長が碑文の「数十万人の女性が性奴隷にされた」との表現を「不確かで一方的」と問題視。市民団体が建てた少女像をサンフランシスコ市が公有化したことに憤慨し、18年10月に「信頼関係は破壊された」と姉妹都市関係を解消する通知文を

人種問題やLGBTQ+に関する本が、アメリカの学校で続々と「禁書」になっている。 今年の年明け早々、テネシー州の学区のひとつが、ホロコーストを描きピューリッツアー賞を受賞した漫画『マウス―アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』(日本では晶文社より刊行)を8年生(中学最終学年)の授業から排除する決定を下した。 この件が全米で大きく報じられると、アマゾンを始め、多くの書店で同書が売り切れとなる皮肉な事態となった。禁書という言葉がセンセーショナルであるだけでなく、ホロコーストへのアメリカ人の関心の高さの表れではないだろうか。 同州マクミン郡の学区委員会は、『マウス』にはカースワードが8回使われ、女性のヌードもあるとしている。同書はユダヤ人をネズミ、ナチスをネコとして描いており、ヌードの女性とはネズミである。 禁書賛成派からはユダヤ人の処刑シーンが残酷であり、子供には不適切との意見もあるが、対象

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