いつでも理想の環境を使えるとは限りません 「弘法筆を択ばず」ということわざもありますが、なんであれ手になじむまで使い込んだ道具を持っている人は、環境が変わってその道具が使えなくなるとやはりいらいらするものです。Perlの場合もそう。日頃から自分の必要や興味に応じてがんがんCPANモジュールをインストールしていると、何らかの事情でまっさらに近いPerlを使わなければならなくなったとき、途方に暮れます。本来のコードを書き始める前に、モジュールのインストールだけで一日潰してしまった経験をお持ちの方も少なくないことでしょう。 今回は、そんな「ふだんと違う」環境でもなるべくストレスなくPerlを使えるようにするためのモダンな努力をいくつか紹介してみます。PERL5LIBという環境変数を活用するPerlはディストリビューションに同梱されているコアモジュールを保護するために、CPANからインストー
レガシーなアプリをメンテするのにレガシーなPerl モジュールが必要になることがあり、そのために古いアプリ用には専用の local::lib ディレクトリを切っているわけですが、普段から日常的に local::lib を使用しているため shell が上がったタイミングではデフォルトの local::lib 環境変数がセットされていて切り替えが非常に面倒だった。 これまではそれほど頻繁に使用しなかったので放置していたのだが、ここのところ頻繁に必要になるためいい加減うざくなってきて簡単に local::lib を切り替えられるよう設定をしてみた。 zsh に次のような関数をつくり、それで local::lib を切り替えるようにする。 function locallib () { INSTALL_BASE=$1 if [ -d $INSTALL_BASE ]; then eval $(~/
名前¶perlnewmod - 新しいモジュールを配布するには 説明¶ このドキュメントは、Perl モジュールを書き、配布する準備をして、CPAN を 通じて取得可能にするためのアドバイスです。Perl が実際にこんなに強力な理由の1つとして、Perlハッカーたちが、自分 の直面した問題への解決策を共有しようとしていることが挙げられるでしょう。 だから、みんなが同じ問題に悩む必要はないわけです。 これが実現されているのは、多くの場合あるソリューションを抽象化して、Perl モジュールにしているということです。もしこれがなんのことかわから なければ、このドキュメントの残りはあまり役には立たないでしょうし、今ま でにたくさんの便利なコードを見逃していることでしょう。perlmod,perlmodlib,perlmodinstall をよく読んで、ここに戻って来てくださ い。 もし
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