理由は「買収対策」? 僕が考えた理由は「買収対策」です。 その根拠は「Tポイント事業」に有ります。直近の決算短信からセグメント別売上利益を抜き出すとこうなります。 アライアンス・コンサルティング事業 売上 5,158百万 利益 1,601百万 インターネット事業 売上 10,386百万 利益 737百万 TSUTAYA直営事業 売上 23,403百万 利益 △207百万 TSUTAYAFC事業 売上 43,044百万 利益 6,879百万 アライアンス・コンサルティング事業とは、Tポイント事業のこと。 Tポイントのビジネスモデルを説明すると、簡単にいえば「100円を101円で売る」ビジネスです。エネオスで4,000円分給油するとTポイントが20ポイント付きます。そして、この20ポイントをエネオスは約20.2円でCCCから仕入れています。20.
公開されたのは2009年のようですが、ブログ「森崎修司の「どうやってはかるの?」」のエントリ「ギーク・スーツ」で一昨日その存在を知り、読んでみました。 ネット上では以前から、技術側の「ギーク」とビジネス側の「スーツ」の関係がよく話題になっています。ギークが幸せになるには技術を理解したスーツが欠かせず、またスーツがビジネスを成功させるためにはギークがビジネスを理解する必要がある、というのが多くのそうした議論の着地点であると思うのですが、ではそのような状況をどうやったら実現できるのか? についてはなかなか具体的な提案がなかったのではないかと理解しています。 野村総研のこの論文では、外国ではどのようにして技術とビジネスを理解した「ギーク・スーツ」を育成しているかを軸に、日本での問題点とそれを解決するための提案をしています。 日本はギーク・スーツが生まれにくい 論文の冒頭にある要約で内容を把握でき

>日本の風土病の最も深刻な点は、人間が作った奇妙な制度を、そのまま受け入れて、「そんなこと言ったってねえ、チミ、現実はこうなんだよ」と言って何かを説明した気になっている愚鈍なやつらを大量に生み出すことだろう。批判する学生側も、案外そういう制度に囚われている。 出演者;茂木@kenichiromogiクラスタの仲間たち @hazuma軍団のツイートはこちら; 続きを読む

@nokunoさんのYahoo! JAPANを退職しましたという記事を読む。いまはタイトルに「翻訳」と書いてあるので紛らわしくないが、最初は「すわ id:nokuno さんがとうとう辞めたか?!」と釣られたものである (笑) 内容を読んでみると「まあ、そうだろう」という感じで、そんなに目新しいことが書いてあるわけではない (が、Yahoo! JAPAN の労働環境について知らない人が読むと「え、Yahoo! ってそんなところだったの??」とびっくりするかも)。著者も断っているが、これはアメリカのYahoo! のことではなく、日本のYahoo! JAPAN のことであり、Yahoo! JAPAN は外資系の会社ではなくコテコテの日本企業である (それが悪いと思うかよいと思うかは人次第)。 (2010-10-31 追記)Yahoo! JAPAN の環境がそんなによくないのは My New

2010年12月29日07:30 カテゴリArtValue 2.0 2010年のAppleから学ぶべき3つ不等式 老いたな、大前さん。 大前氏 アップルは失敗繰り返しアンドロイドに負けると予測(NEWSポストセブン) - エキサイトニュース アップルのCEOのスティーブ・ジョブズは、今まさにパソコンのMac(マッキントッシュ)と同じ失敗を繰り返そうとしているように見える。“Macの失敗”とは、OSを他の企業には売らず、ハードとワンセットで自分で売ろうとしたことである。 15年前とはルールが変わったのに。 いや、変えたというべきか、 インターネットの自らの重みと、Appleが。 以下、学習難易度順に不等式をならべてみる。 1. 利益>売上 まずはこちらをご覧いただこう。 これは一年間を通してみたAAPL,GOOG, MSFT の「IT三巨頭」の株価の騰落にNASDAQのそれを重ねたものだが

ここ数年で、ウェブサービスやアプリケーションを開発するエンジニアをとりまく状況は、劇的に変わったと言えるのではないでしょうか。主要なウェブサービスのデータや機能はAPIごしに利用可能になり、アプリケーションフレームワークやOSSなどの道具が多くそろい、いわゆるクラウド系のサービスのおかげで個人でインフラを用意する必要は無くなり、サービスを開発、公開する敷居がぐっと下げられました。また、AppStoreなどのプラットフォームの登場で、エンジニアは思いついたアイディアをすぐに世の中に問い、さらにそこで収益を得ることまで可能になっています。このような状況が、エンジニアと所属企業の関係を大きく変えつつあるのではないかと最近感じています。企業や組織というのは、本質的には個人で成し遂げることが難しい目標を達成すために存在するのだと思います。しかし仮に同じことが個人でもできる、むしろ会社でやるより個人で
クルマや鉄道、バスなどあらゆるモビリティーを連携して移動の利便性を高めるサービス「MaaS(マース)」。自動車メーカーは、MaaSに対する備えを避けて通れない。その普及は、自家用車…続きトヨタ、次世代車みすえ組織改革 2300人から要職登用 自動運転 覇を競う 「水と油」が組む時代 [有料会員限定]
慣例,風習,企業文化などが形成される経緯を表した面白いジョークがありました。 同様の文章が多数の箇所に掲載されていて、どれが原文だかはわかりませんでした。 さらに、これが純粋にジョークなのか、本当に何かの実験を行った結果なのかもわかりませんでした。 イギリスで行われた実験が元になっていると記載されているバージョンもありましたが、真偽はわかりませんでした。 最後の文が「And that's how policies get established.」で終わるバージョンと、「And that's how company policies get established.」で終わるバージョンなどもありました。 最後の一文が無いバージョンもありました。 ジョークを訳してみました。 以下に、訳文と原文の両方を載せます。 訳 部屋に8匹の猿を入れます。 部屋の中央にははしごが設置されています。 そのは
2009.11.26 「PHYZIOS Studio」ベータ版リリースのお知らせ 2009.11.25 フィジオスiPhone/iPod touch向け最新アプリ(株)ハドソンと共同開発 リアルな水滴を表現したパズルゲーム 「AQUA FOREST 2 - morning dew -」、全世界で好評配信中 2009.11.19 「PHYZIOS Studio」が日経産業新聞の7面に掲載されました。 2009.11.10 Dream News「Dance Me」リリース 2009.11.2 「Mac People」12月号に「PHYZIOS Studio foriPhone」が掲載されました 2009.10.26 弊社顧問 久保田秀和が「未踏IT人材発掘・育成事業」スーパークリエータの認定を受けました 2009.10.24 「月刊アスキードットテクノロジーズ12月号」に弊社の記事が掲載さ
面白いネタなのでちょっと書いてみたい。 優秀なエンジニアはどこにいて、企業はどうすべきか? -Togetter 僕なりにまとめると、コアのメッセージは 「優秀な人材はその仕事ぶりが信頼につながっている為、転職斡旋市場に出てくる前にもう次の職が決まる。転職サイトやエージェントに頼るだけでは優秀な人材は雇用しがたい。彼らは勉強会や各種媒体で情報収集やアウトプットをしているのだから、優秀な人が欲しいならそういう場所に出向いて彼らにちゃんと訴求できる採用戦略をキチンと練りましょう。」 こんなところじゃないでしょうか。口を開けていればおいしいものが落ちてくる時代でもないです。 ただ最近は勉強会もインフレ気味なんで注意が必要かもしれないです。 出来る経験者はそもそも市場に出てきません・・・! ワイキューブの安田さんが、同じ事をこの本の中でおっしゃってます。 採用の超プロが教えるできる人できない人 (

企業のIT担当者の44%がNoSQLを知らず、また17%は興味がない、という結果が、ReadWrite Webの記事「NoSQL? Never Heard ofIt, Say MostIT Pros」(NoSQL? 聞いたことないなあ、と多くのIT担当者)で紹介されています。 これは米Information Weekが755人のIT担当者に対して行った結果を紹介したもの。逆に、NoSQLをすでに利用している、もしくはテストしている企業は5%しかありませんでした。 なぜNoSQLは企業のIT担当者にとって興味がないものなのか? 著名なデータベース研究者であり、またWebスケールに対応した新たなリレーショナルデータベース「VoltDB」の開発なども行っているマイケル・ストーンブレイカー氏が、米国の計算機学会であるACMのWebサイト「Communications of the ACM」に掲

人は学校を卒業し社会人となったら、成長が止まってしまうのか。仕事などを通じて学習し、成長し続けはしないのか──。 こうした疑問から出発して、「大人の学習と成長」という新たな研究領域を創り出し、企業の人材育成担当者たちの注目を集めているのが、新進気鋭の教育学者、中原淳・東京大学大学総合教育研究センター准教授である。 大人の学習と成長について研究するだけでなく、大人が学習する機会をプロデューサーとして提供してもいる。東京大学で定期的に開催している「Learning bar@Todai」がそれだ。 企業などで人材育成を実践する実務家や研究者をゲストスピーカーとして招き、聴衆を巻き込んで大人の学習のあり方を議論する。毎回、200人の定員を大幅に上回る応募があるほど盛況だ。 このコラムでは企業の人材育成に新風を吹き込み続ける中原准教授が、実務家や研究者と対談し、大人の学習のあるべき姿や進化形を模索す

日米で異なるソフトウェアの作り方 私がシアトルに来たのは1989年なので、こちらに来てもう20年以上になる。最初の10年をMicrosoftのソフトウェアエンジニアとして過ごし、後半の10年は起業家としてソフトウェアベンチャーを3つほど立ち上げている。こうやって1年の大半を米国西海岸で過ごしながらも、日本には毎年数回仕事で帰国しているし、日本語でブログや記事を書いてもいて、ある意味で「日本のソフトウェアビジネスを、一歩離れてちょうどよい距離で見る」ことができる立場にいる。 そんな私が常々感じているのは、日本でのソフトウェアの作り方が米国のそれと大きく違っていること。そして、日本のソフトウェアエンジニアの境遇が悪すぎること―そして、それが「日本のソフトウェアが世界で通用しない」一番の原因になっていることである。 そもそもの成り立ちが違う日米のソフトウェア業界 日米のソフトウェアの「作り方」の
ちょっとご無沙汰しておりました「三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな」。梅田望夫さんの著書「ウェブ時代をゆく」で下記の文章に大変感銘を受けたことをきっかけにスタートしております。 「三十歳から四十五歳」という難しくも大切な時期を、キャリアに自覚的に過ごすことが重要である。(P194) 今回ですが、梅田望夫さんのウェブブック「生きるための水が湧くような思考」の中で、若者たちの新しい「ロールモデル」(お手本)として見つめ直す必要がある。」と記述されている人物。その名は任天堂代表取締役社長 岩田聡。 当時ソニー「プレイステーション2」の後塵を拝していた任天堂の代表取締役社長に就任後、ニンテンドーDS/DS Lite、Wiiを世に送り出し、瞬く間に任天堂を首位の座に返り咲かせた立役者、岩田聡。現在のその華麗な実績に至るまでの30歳から45歳の道のりは、極めて苦しく険しいものでした。今回は岩田聡さん

ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラといった家電量販店の安売り競争はし烈である。郊外型のヤマダ電機が駅前に進出し、さらに、競争は激しくなっている。池袋の駅前では、大通りをはさんで、どちらの歩道にいても両店の呼び込みの声が聞こえる。また、都市部だけでなく地方都市でも、駅前は、昔、百貨店だっとところが、家電量販店になっているところも多い。 そうした中、家電量販店よりもかなり高い価格で販売して、お客様から喜ばれている街の電気屋さんが町田にある。でんかのヤマグチだ。随分前から気になっていたが、ようやく昨年末、山口社長を訪ねてお会いすることができた。メディアもの取り上げられているので御存知の方もいらっしゃると思うが、簡単にご紹介したい。 人によって、高額商品の買い方は異なるだろうが、価格コムで最安値を検索⇒家電量販店で確認・交渉⇒妥協できる価格になったら購入 といったパターンの方も多いのでないか

IT系上場企業の平均給与を業種別にみてみた 2010年版 ~SIer/システム開発、パッケージソフトウェア企業編 パッケージソフトウェアを提供しているパッケージベンダと、システム開発などのサービスを提供しているSIerではどちらが平均年収が高いのでしょうか。また、同じ開発でもゲーム開発を主に行っている企業はどうなのでしょうか。今回はそうした企業を比べ見てましょう。 この記事で紹介するデータは、Yahoo!ファイナンスの「業種別銘柄一覧:情報・通信」で公開されている情報通信分野の上場企業の従業員数、平均年齢、平均年収などの情報を収集し、独自の判断で細かい業種に分類、平均給与が高い順に並べてみたものです。 前回の、ネットベンチャー、ISP/ホスティング、SEO/SEM、アフィリエイト企業などに続き、今回はパッケージベンダ、SI/システム開発、ゲーム開発、モバイル関連の企業についてみていきまし

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