新入りのバイトさん(かなりかわいい)の歩き方がだいぶ内股で、 しばらく「かわいいけど歩き方が変だね」とか裏で言っていたものの、暫くして打ち解けたとき 子供の頃、交通事故に遭い足の平(?)の1/4を欠損しているというのが判り、猛烈にみんな(裏で)反省した。結婚して2年程経っている取引先の男性に、自分の出産を報告して、世間話の流れで「お子さんは作らないんですか?」と尋ねた時、 奥さんが妊娠が厳しい体で、不妊に対して色々試行錯誤してる事がわかった。こちらもまた猛省した。 身体の話には慎重になろうと思った。 しかしどちらも、まるで当然かのような口調で、あっけらかんとしていたのが印象的だ。 受け入れるとはそういう事だろうと思う。

36歳ともなると、干支も三周目に入った立派なアラフォーであり、誕生日に人生を振り返るとかそんな年齢ではないのかもしれない。実際、過去のことを振り返ってくよくよと後悔する真夜中なんて時間もなくなりつつあるし、自分のことより他人のことを考えて行動することが増えたと思う。人に配慮できるようになったとかじゃなくて、関わる人の数が増えただけなんだけど。 「結合定量の法則」とはよくいったもので、関わる人の数が増えれば、一人あたまでかけられる時間は減る。それは自分についても例外ではない。自分について考える時間が減れば、あら探しをしたり、自己卑下したりする時間から減る。要するに無駄に自己肯定感が増す。大人でいるということだけでついて回る責任や人付き合いは、段々と人を自己中にしていく。 僕の場合はさらに、人生の後輩に当たる学生たちと接する時間が主になってしまったから始末が悪い。彼らを社会に送り出す段になると

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