季節ごとに最適な豆を選び抜くこと。 豆に応じた最適な焙煎方法を都度考えること。 品質管理のため、毎日豆と焙煎の状態を確認すること。 プロセスを徹底的に管理し、誰でも同じようにおいしいコーヒーを淹れられること。 そんなこだわりと熱烈なコーヒー愛を持つ男が立ち上げた、コーヒーブランドがある。アメリカ・カリフォルニア州発のコーヒーブランド『ブルーボトルコーヒー(以下・ブルーボトル)』だ。創業者の強い想いからスタートした同社は、そのコーヒーのおいしさにこだわり抜く姿勢が高い支持を集め、2018年8月現在、アメリカと日本に59店舗を展開している。 XDでは、ブルーボトルがどのようにブランドを作り上げてきたかを探るべく、インタビューをおこなった。 前編では、品川カフェチーフバリスタの高橋翔氏に話を伺い、店舗がどのように優れた体験を提供しているかを紐解いた。 「体験の核となる企業理念を伝え、日々の行動

今年2月、東京都江東区の清澄白河に1号店ができたアメリカ発の「ブルーボトルコーヒー」。開店以来、オープン前からの行列は当たり前、1時間待ちも珍しくないほどの人気となっている。 サードウェーブと言われるコーヒーの提供スタイルが人気の理由なのだが、そのスタイルは自家焙煎とハンドドリップ。それに対し、さほど珍しくないと日本の喫茶店関係者は笑う。 「日本のコーヒー専門店の多くがハンドドリップを昔からやってましたよ。何も新しいことじゃない。それにスターバックスもそうでしたが、日本のコーヒー好きが飲むかぎり、酸味が強くてそんなに美味しいわけじゃない。ブームはせいぜい1年ぐらいだと思いますね」 そんな強気の関係者だが、脅威に感じているものがないわけではない。ズバリ、コンビニのコーヒーだ。 「あれにはまいった。焙煎もブレンドも喫茶店なみ、正直、かなり美味しい。しかも100円でしょ。ブルーボトルなんかより、

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