補給艦まで引き連れて何を? 礼文島沖に出現したロシア艦の画像を防衛省が公開 防衛省・統合幕僚監部は2025年6月12日、礼文島(北海道)の北西約50kmの海域で、ロシア軍海軍の艦艇4隻を確認したと発表。自衛隊が撮影した画像も公開しました。 拡大画像ロシア海軍のミサイル艇を監視した海上自衛隊の「くまたか」(画像:海上自衛隊) 防衛省によると、今回確認されたのはステレグシチー級フリゲート2隻(艦番号333および335)、タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇(艦番号971)、ドゥブナ級補給艦の計4隻。宗谷海峡を東進したとしています。 これに対して自衛隊は、海上自衛隊第1ミサイル艦艇所属のミサイル艇「くまたか」により警戒監視・情報収集を行ったとしています。 ステレグシチー級は、ロシア海軍では最新の艦艇のひとつで、ステルス性を考慮した外観です。ロシア海軍では警備艦、もしくはコルベットに区分していま

南シナ海で海自と共同訓練 昨年に続き2度目―比海軍 時事通信 外信部2025年06月14日18時21分配信 14日、南シナ海海上で、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」を見守るフィリピン海軍の兵士 【南シナ海海上・時事】フィリピン海軍は14日、海上自衛隊と南シナ海で共同訓練を実施した。両国による訓練は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けたもので、昨年8月に続き2度目。 日比防衛相、部隊連携を強化 中谷氏、豪に護衛艦アピール 訓練は比ルソン島から西に90キロ余り離れた排他的経済水域(EEZ)内で行われ、比フリゲート艦と海自の護衛艦「たかなみ」が参加。潜水艦の位置を探知し、攻撃するという想定で行われた。 他に、艦艇間のヘリコプター移動なども実施。訓練中には、南シナ海で覇権主義的な動きを強める中国海軍の艦艇2隻が近くで航行しているのが、比のフリゲート艦上から確認できた。 国際政治 コメントをす

記者会見の際に演台に取り付けられる内閣総理大臣章。青色版と赤色版がある 明治18年(1885年)に太政大臣・右大臣・左大臣の廃止に伴って内閣制度が始まるとその首班の官職として内閣総理大臣が設置された[4]。初代内閣総理大臣は伊藤博文。当初、その権能は内閣職権によって規定され、プロイセンのハルデンベルク官制を模範とした「大宰相主義」が取られ、内閣総理大臣には各省大臣に対する大きな監督権が付与されている特徴があった[5]。 明治22年(1889年)以降は内閣官制によって規定されるようになり、「各大臣ノ首班」と位置付けられ、同輩中の首席(英語版)とされた[5]。内閣制度は、当初は議会や政党に囚われない超然内閣として始まったが、大正時代に本格的な政党内閣が出現した[5]。 戦後は日本国憲法と内閣法によって規定されている。内閣総理大臣は、行政権の属する内閣の首長で(憲法第66条1項)[6]、三権の長
護衛艦「かが」にF35B初着艦 「空母化」へ運用試験―海自 時事通信 社会部2024年10月21日18時19分配信 護衛艦「かが」の甲板に初めて着艦する米軍のF35B戦闘機=日本時間21日、米サンディエゴ沖(海自のXより) 海上自衛隊は21日、「空母化」に向けた運用試験を行っている護衛艦「かが」で、米軍のF35B戦闘機による着艦テストが成功したと明らかにした。運用試験は11月18日までで、引き続き短距離発艦やエレベーターによる格納庫への収納などの試験を行う。 潜望鏡も計器もデジタル化、「ガラケーからスマホに進化」◆最新型潜水艦「たいげい」に乗ってきた(前編)【自衛隊探訪記】 海自によると、太平洋の米サンディエゴ沖で21日午前(現地時間20日午後)、かがの飛行甲板に米軍のF35B1機が初めて着艦した。ジェットエンジンの排気口を下に向けて垂直着陸させ、甲板の耐熱化に問題ないことを確認したという

台湾「日本の政策変化」歓迎 海自艦が海峡通過、G7で6カ国目 時事通信 外信部2024年10月06日19時09分配信台湾の有力シンクタンク「国策研究院」の郭育仁副院長=9月30日、台北市 【台北時事】海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が先月、中国と台湾の間の台湾海峡を初めて通過したことを受け、台湾では日本の安全保障政策の変化とみて歓迎する声が広がった。日本政府が通過を公式に認めていないため台湾当局もコメントを控えているが、専門家は「日本が地域の大国として、台湾海峡が『国際水域』という明確なメッセージを中国に送った意義は大きい」と評価する。 「中国は絶対に祖国でない」 建国年数根拠に台湾・頼総統台湾海峡では近年、「国際水域」とみなし「航行の自由」作戦を実施する米国に加え、カナダや英国、フランスなど多くの外国軍艦が通過している。台湾の有力シンクタンク「国策研究院」の郭育仁副院長は米国の台湾海峡

海自護衛艦、台湾海峡を初通過 対応一転、中国進出けん制か 時事通信政治部2024年09月26日18時37分配信 佐世保基地を出港した海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」=2012年4月、長崎県西海市 海上自衛隊の護衛艦が発足以来初めて台湾海峡を通過したことが分かった。政府関係者が26日、明らかにした。日本周辺で軍事的な動きを加速させる中国に対し、踏み込んだ対応でけん制する狙いとみられる。台湾を「核心的利益の中の核心」と位置付ける中国は反発した。 独軍艦、22年ぶり台湾海峡通過 秩序重視示す、中国は反発 関係者によると、護衛艦「さざなみ」(広島県・呉基地)が25日、東シナ海側から南に向けて航行した。オーストラリアとニュージーランドの艦艇も同様に通過した。南シナ海での合同演習に参加するという。台湾海峡を巡り、米欧は国際水域であるとして「航行の自由」を掲げ、たびたび艦艇を通過させている。一方、日本

中国軍機が領空侵犯 2分間、防衛省が初確認―厳重に抗議・長崎県沖 時事通信 社会部2024年08月26日21時46分配信 日本の領空を侵犯した中国軍のY9情報収集機=26日(防衛省統合幕僚監部提供) 防衛省統合幕僚監部は26日、中国軍のY9情報収集機1機が同日午前11時29~31分ごろ、長崎県男女群島沖の上空を領空侵犯したと発表した。中国軍機による領空侵犯を確認したのは初めてという。同省は中国側の意図などについて「分析中」としている。 日本政府、中国の意図見極め 領空侵犯「重大な主権侵害」 外務省の岡野正敬事務次官は同日午後、中国の施泳駐日臨時代理大使を同省に呼び出し、厳重に抗議。再発防止を強く要請した。施氏は本国に報告すると述べたという。 防衛省によると、中国軍機は男女群島の南方に飛来し、午前10時40分ごろに旋回飛行を開始。領空侵犯後も付近で旋回を繰り返し、午後1時15分ごろに飛び去っ

米政府、日本へのトマホーク売却承認 最大400発、3500億円規模2023年11月18日05時58分 米国製巡航ミサイル「トマホーク」=2003年1月、西大西洋バハマ沖(AFP時事) 【ワシントン時事】米政府は17日、日本に対する米国製巡航ミサイル「トマホーク」の売却を承認し、議会に通知したと発表した。総額約23億5000万ドル(約3500億円)に上る。日本政府が昨年の安全保障関連3文書に明記した反撃能力(敵基地攻撃能力)として活用される。 トマホーク調達、1年前倒し 反撃能力、25年度から―日米防衛相会談で一致 今回承認されたのは、それぞれ最大200発の旧型の『ブロック4』と最新型の『ブロック5』。 米政府は声明で「現在と将来の脅威に対応する日本の能力を向上させるものだ」と意義を強調した。兵器の売却には、最終的に議会の承認が必要となる。 【訂正注記】見出しの「最大200発」を「最大40

宇宙作戦群(うちゅうさくせんぐん、英称:Space Operations Group[2]、略称:宇戦群[3])は、航空自衛隊のスペースデブリ等監視部隊[4]。2022年(令和4年)3月17日、航空自衛隊府中基地に防衛大臣直轄部隊として新編された[5][2][6]。本記事では、前身である宇宙作戦隊についてもあわせて記述する。2022年(令和4年)3月17日、宇宙作戦群は「宇宙作戦隊」を母体とする宇宙領域専門部隊として新編された[2]。 防衛省は日本の人工衛星を守るため、不審な人工衛星や宇宙ごみを監視する体制の整備を本格化させると発表した[7]。2022年度には、府中基地の作戦隊を「第1宇宙作戦隊」に改編した上で、関連装備を維持・管理する約10人の「宇宙システム管理隊」も置き、「第2宇宙作戦隊」を航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)に新設し[8][9]、第2宇宙作戦隊を含む「宇宙作戦群

中国軍、日本の最高機密網に侵入 情報共有に支障―米報道2023年08月08日07時08分配信 ポッティンジャー前米大統領副補佐官(国家安全保障担当)=2022年7月、ワシントン(EPA時事) 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は7日、中国人民解放軍のハッカーが日本の防衛省の最も機密性の高い情報を扱うコンピューターシステムに侵入していたと報じた。2020年秋に米国家安全保障局(NSA)が察知し、日本政府に伝達した。しかし、日本のサイバー対策は依然として十分ではなく、日米間の情報共有の支障となる可能性が残っている。 米大使らのメール流出か 中国発サイバー攻撃で―報道 同紙によると、中国軍によるネットワーク侵入は「日本の近代史上、最も有害なハッキング」となった。元米軍高官は「衝撃的なほどひどかった」と語ったという。 報道では、米政府は20年秋、当時のポッティンジャー大統領副補佐

海自1佐を懲戒免職 「特定秘密」初の漏えい―OBに周辺情勢説明、書類送検2022年12月26日16時59分 「特定秘密」漏えい問題で記者会見し、頭を下げる酒井良海上幕僚長=26日午後、防衛省 特定秘密保護法で定められた「特定秘密」を元上司の海上自衛隊OBに漏らしたとして、防衛省は26日、海自の元情報業務群司令で、現在は幹部学校に所属する井上高志・1等海佐(54)を懲戒免職とした。特定秘密の漏えい発覚は、2014年の同法施行後初めて。自衛隊の警察に当たる警務隊が同日、同法違反容疑などで書類送検した。 懲戒処分、異例の実名公表 情報保全、安保戦略に明記―防衛省 同省によると、井上1佐は群司令だった20年3月、既に退職していた元自衛艦隊司令官の元海将に、安全保障に関する説明を実施。その内容に特定秘密に指定される周辺情勢に関する情報や、自衛隊法で機密とされる部隊運用や訓練の情報が含まれていた。同

「航空宇宙自衛隊」誕生へ 名称変更、戸惑う隊員も―人材確保に効果?・防衛省2022年12月26日07時06分 航空自衛隊の宇宙作戦隊が公開した、衛星状況監視訓練を想定したデモンストレーション=2021年11月30日、東京都府中市の空自府中基地 宇宙空間の防衛上の重要性が増す中、航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改称する方針が、閣議決定された安全保障関連3文書に明記された。陸海空の各自衛隊で名前が変わるのは初めて。拡大する任務に「名は体を表す」との趣旨で打ち出された改称だが、内部からは戸惑いの声も漏れる。 宇宙安保構想、来夏に策定 3年ぶり基本計画改定へ―岸田首相 空自は人工衛星に衝突する危険性がある宇宙ゴミをレーダーで監視する「宇宙作戦隊」を2020年、府中基地(東京)に設置。その後、上部組織として「宇宙作戦群」も置いた。今年度中には衛星への電波妨害を監視する部隊が防府北基地(山口)に新設

次期戦闘機、日英伊で共同開発 F2後継、欧州との安保協力拡大2022年12月09日16時54分 日英伊が共同開発する次期戦闘機のイメージ(英政府提供・時事) 政府は9日、航空自衛隊のF2戦闘機の後継について、日本、英国、イタリアで開発・生産するとの3カ国共同首脳声明を発表した。空自への配備は2035年までを目指し、3カ国共同で進めることでコストの抑制を図る。日本が装備品で米国以外と共同開発を行うのは初めてで、欧州との安全保障協力を拡大することになる。 〔写真特集〕国産初のステルス機「X2」 浜田靖一防衛相は記者会見で、「共同開発を通して、わが国の防衛産業を維持強化していく。インド太平洋と欧州の平和と安定の礎となることを期待する」と述べた。英国のロングボトム駐日大使も東京都内で会見し「画期的な防衛協定だ。最高の軍事能力を得るために、先端技術を共有する」と強調した。 開発主体は、日本の三菱重

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