4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作に現れる概念。 「枢要」とは「最も重要」であることを示す語で、ニュアンスとしては七つの大罪の英語表記Seven deadly sinsのdeadly(致命的な)に近いものがある。 内訳は「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憂鬱」、「憤怒」、「怠惰」、「虚飾」、「傲慢」。 暴食や怠惰、虚飾のように直接的な目に見える行動を指す語も含まれるが、原語は枢要罪の原語はevil thoughts(邪悪な思考)と訳せる語である。 内面的な欲求を悪行と同一視する発想はナザレのイエスにも見られる。 「『姦淫するな』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。 しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。」(『マタイによる福音書』) のちに「虚飾」と「傲慢」、「怠惰」と「憂鬱」が統
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運河庁、1000億円賠償請求 保険事業者は疑義―スエズ船座礁 2021年04月14日21時01分 エジプトのスエズ運河で座礁し立ち往生した大型コンテナ船「エバーギブン」(米マクサー・テクノロジーズの衛星画像)=3月26日(AFP時事) 【カイロ時事】エジプトのスエズ運河で3月に起きた正栄汽船(愛媛県今治市)所有の大型コンテナ船「エバーギブン」の座礁事故で、コンテナ船の船主責任保険を引き受けている事業者「英国クラブ」は13日付の声明で、スエズ運河庁が損害額として9億1600万ドル(約998億円)を求めていると明らかにした上で「巨額の賠償請求を正当化できる詳細が示されておらず、大部分は根拠が乏しい」と疑義を呈した。 スエズ座礁船差し押さえ 賠償めぐり協議―エジプト 同事業者によれば、運河庁は今月7日、コンテナ船の離礁作業などにかかった費用として3億ドル(約327億円)、「(運河の)評判を損ねた

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