ストーリー 金子文子は、1903年に生まれ、反逆の人生を生きた虚無主義者/無政府主義者。 父が出生届を出さず「無籍者」として育つ。9歳の時に植民地だった朝鮮に住む祖母の家に引き取られる。奴隷同然の虐待を受け、13歳で自殺を決意するが、思いとどまる。 16歳で内地に戻され、その後東京で苦学し、キリスト教、社会主義、無政府主義とたどって、権力や生物の絶滅を謳う虚無主義に行き着いた。そして朴烈と出会う。彼は朝鮮で独立運動に参加し、日本に逃れてきた虚無主義者だった。 二人は不逞社を組織して、日本の帝国主義、植民地主義を批判する活動を開始する。しかし、関東大震災の際に検束され、官民による朝鮮人虐殺を正当化するための、皇太子を狙った爆弾犯としてフレームアップ(でっちあげ)される。 文子も朴烈も冤罪を主張するのではなく、「大逆罪」(天皇や皇族に対して危害を加えた、あるいは加えようとした罪)を引き受け、日
東京都出身。 2005年、映画『YUMENO』(鎌田義孝監督)で初主演し、本格的に女優デビュー。以後、瀬々敬久監督の『ヘヴンズ ストーリー』、『64』など話題作品に出演。 『どんづまり便器』(12/小栗はるひ監督)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭最優秀主演女優賞、映画『赤い雪』(19/甲斐さやか監督)で第14回L.A.Japan Film Festival 最優秀俳優賞を獲得。近年の主な出演作には『モルエラニの霧の中』(21/坪川拓史監督)、『夕方のおともだち』(22/廣木隆一監督)、『ワタシの中の彼女』(22/中村真夕監督)、『夜を走る』(23/佐向大監督)、『行きがけの空』(25/西谷真一監督)など多数。『四十九 SeeK.1』(シェイン・コスギ監督)が公開待機中。 映キャン賞2022最優秀女優賞、第16回アジアン・ポップアップ・シネマ映画祭(米シカゴ)にて日本人初の「功労賞」を
作品名公開年脚本興行収入備考劇場版デジモンアドベンチャー1999吉田玲子9億短編(約20分)東映アニメフェアデジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!2000吉田玲子21.66億短編(約40分)同時上映作品との合計ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島2005伊藤正宏12億単独で監督した長編初作品。時をかける少女2006奥寺佐渡子3億東映アニメーション退社後サマーウォーズ2009奥寺佐渡子16.5億-おおかみこどもの雨と雪2012細田守 / 奥寺佐渡子42億初めて脚本を兼任バケモノの子2015細田守 (単独)58億2015年の年間興行収入2位未来のミライ2018細田守 (単独)28.8億-竜とそばかすの姫2021細田守 (単独)66億細田監督作品歴代最高興収 脚本書いたほうが稼いでて草w こりゃ偉い人もなんもいえねーw (追記) 思いのほかトラバブクマあつまった

『果てしなきスカーレット』を観た。 細田守云々を抜きにしても激クソにつまらない映画であり、業界人がかろうじて擁護している映像美的な部分も近年の人気作品(指輪とゲースロとマッドマックスとアナ雪とエルデンリング)の寄せ集めでしかなく陳腐極まりなかったのだが、それは俺個人の感想で、別に他人が褒めようが貶そうがどうでもよい。はっきりいって細田守と見れば何でも叩こうとする今のネット環境のほうが異常だ。むしろ、今細田作品を擁護しようとするほうが勇気ある人間だと言っていいだろう。 そう思い、SNSでは感想を控えてきた。 が、そのSNSで見てしまったのである。 「『果てしなきスカーレット』がわからないやつはシェイクスピアという古典がわからないやつだ」とほざいているスカ褒めポストを。 はあああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜????????????? おまえ、『ハムレット』観たことある? 誰の訳でもい

ハリウッド大作からアジアの小品まで、ドキュメンタリーからアニメーションまで──広く深い「映画の森」です 成田空港建設反対闘争に参加した三里塚農民の現在の姿を撮った「三里塚に生きる」(14)。その共同監督を務めた代島治彦監督が、今度は「三里塚のイカロス」で、農民と共に闘った若者たちの人生に迫った。代島監督は「あの時代の悪霊を、もう蘇らせたくない」と語った。 農家に嫁いだ“支援妻”の悲劇 前作「三里塚に生きる」の姉妹編ともいえる「三里塚のイカロス」。製作のきっかけとなったのは、2013年5月に起きた痛ましい出来事だったという。 「三里塚の農家に嫁いだ、いわゆる支援妻の一人が自殺した。空港反対同盟の夫とともに反対闘争を続け、ずっと土地を売らずに頑張っていたのですが、2006年4月、ついに移転を受け入れた。その7年後のことでした。移転したことを“同志たち”への裏切りと受け止め、自分を許せなかったの

デペッシュ・モード、日本初!奇跡の上映イベントを開催!ライヴ・フィルム上映は、これが最初で、最後!10月28日はワールド・プレミア、11月19日はIMAXⓇ上映!26日は、一夜限りの全国上映!11月19日には、登壇イベントも開催!チケット先行受付中! チケット先行URL ●10月28日(火)ワールド・プレミア上映|イープラス| https://eplus.jp/depechemode-lf1028/(PC・モバイル共通) ●11月19日(水)一夜限定IMAXⓇ上映|クリエイティブマン会員先行(10月7日より先行開始)| 詳細は、公式ホームページ(https://www.cmp-members.com/)をご参照ください ●11月19日(水)一夜限定IMAXⓇ上映| イープラス(10月10日より先行開始) https://eplus.jp/depechemode-lf1119/ (PC・モバ

死刑判決に自ら万歳、100年前の反逆者を描く「金子文子 何が私をこうさせたか」特報 2025年9月1日 12:00 62 8映画ナタリー編集部

MENU 『もののけ姫』のその後。サンとアシタカの後日談 2014年7月4日 ジブリ映画は、観終わってから物語のその後がどうなっているか、気になる作品は多いですよね。『もののけ姫』も、サンとアシタカはどのように暮らしていくのか気になる終わり方をしていますが、その後の二人について、宮崎駿監督がインタビューで語っていました。 アシタカは、ずいぶん試練の多い人生になることが明かされています。 『もののけ姫』inUSA インタビュー ――『もののけ姫』は安易なハッピーエンドで終わらないのが重要ですね。サンとアシタカが結婚してしまうとか……。一緒にいられないこの二人は悲劇なのでしょうか? 宮崎: いえ、彼らはずっと良い関係を続けていくだろうと思います。それから、サンが生きていくために、アシタカはいろいろな努力をするだろうと思います。同時に、タタラ場の人々が生きていくためにも、大変な努力を払うだろう


『F1/エフワン』を見た。 www.youtube.com 大ケガでF1を引退したソニー(ブラッド・ピット)は耐久レースなどに出場していたが、昔なじみで現在はイギリスのAPXのチームでオーナーをつとめているルーベン(ハビエル・バルデム)に復帰を打診される。ソニーの荒っぽいやり方のせいで、若手の有望株であるジョシュア(ダムソン・イドリス)や女性初のテクニカルディレクターであるケイト(ケリー・コンドン)とは摩擦がたえないが… 全体がブラピのアイドル映画みたいな感じで、設定からしてかなり現実離れしているのに全体がどうにかブラピの魅力と、脇を固める俳優陣の演技で保っている…みたいな作品である。『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーが監督なので、話は前作にけっこう似ているし、大スターを真ん中に据えて脇はベテランと若手有望株の役者の演技で固めるという作りも同じである。しかしながら『トッ

不器用な父が、まさかのロミオ役!?ちょっぴりお節介な仲間たちに囲まれて、家族の新たな一歩の幕が開くー 主人公の人生とシェイクスピア悲劇がリンクし唯一無二の感動がわきおこる、ユニークで愛おしき珠玉のインディペンデント映画 壊れた家族の絆の再生、深く傷ついた心の癒やし、現代において希薄になっているコミュニティーの温かな交流。これらの普遍的にして切実なテーマを、あっと驚くアイデアで映画化した珠玉の逸品が誕生した。ある悲しい出来事を経験しバラバラになりかけている親子3人の家族が、希望のありかを探し求めていく軌跡を、誰もが知る「ロミオとジュリエット」のストーリー展開に重ね合わせ、現実と虚構、実生活と演劇をリンクさせ斬新に描いた最新作『カーテンコールの灯』。 SXSW映画祭観客&審査員賞受賞、女性の心身のリアルな本音を軽やかに描き好評を博した『セイント・フランシス』のケリー・オサリヴァン(主演・脚本)

ウ・ミンホ監督(「KCIA 南山の部長たち』)×『ソウルの春』製作スタッフがタッグを組み、2024年第49回トロント国際映画祭GALAプレゼンテーション部門でワールドプレミア上映された本作。5月5日に発表された第61回百想芸術大賞(韓国のゴールデングローブ賞ともいわれる韓国映画・ドラマ界の最大級のアワード)では最優秀作品賞とともに大賞を撮影監督ホン・ギョンピョが受賞。撮影監督が大賞受賞となったのは初の快挙である。 ヒョンビンが祖国の独立に命をかける孤高の男、安重根(アン・ジュングン)を演じ、リリー・フランキーが伊藤博文役で韓国映画初出演を果たした。 1908年、咸鏡北道(ハムギョンブクト)シナ山で、安重根アン・ジュングン(ヒョンビン)率いる大韓義軍は劣勢にもかかわらず勇敢に戦い、日本軍に勝利を収める。万国公法に従って戦争捕虜たちを解放すると主張するアン・ジュングンに対し、イ・チャンソプ(イ



もし、この連載がなかったら、スタジオジブリの作品をこんな風に順番に観てゆくことはなかったと思う。そして、どの作品にも極めて人間的なストーリーが込められていたことにも気づかないまま終わっていたに違いない。なぜこの作品が誕生したのか。ジブリの作品は、そうやって観てこそ楽しめるのではないだろうか。それは音楽になぞらえるなら、曲がアルバムの流れや他の曲との関連と切り離されて単体で聴かれるサブスクなどの配信では味わえない楽しみ方でもあるのだと思う。 前号でスタジオジブリはビートルズのようだ、と書いた。それは個人と集合体の関係性に共通点があるだけでなく、作品がそれぞれのアーティストの生き様そのものになっている面白さに似通ったものを感じたからにほかならない。前作があったから新作がある。そこにはどんな繋がりがあるのか。その中で音楽はどういう役割を果たしていたのか。 したがって、今回もそんな話から始まる。1

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