ツイッターであまり拡散されてはいなかったものの民主党政権時は自殺数が多かったというツイートを見て、中には「毎日人身事故で電車が止まっていた日々を覚えていないのか」みたいなことまで書いてあったので、民主党政権時やその前の時分の自殺数についての話を。ただ細かい話に入る前にですが、毎日人身事故で電車が止まっていた記憶までは流石にない*1。 自殺数の推移について 自殺者数については警察庁HPから確認可能です。そして1978年から2019年までの自殺者数の推移は以下の通り。 民主党政権は2009年(H21)の9月から。グラフを見ればわかる様に民主党政権とその後の自民党安倍政権とを比較すれば民主党政権は自殺者数が相対的に高いものの民主党政権前の自民党政権時の方から数値は安定しており、多さで言うならば2003年が一番高い数字になります。そして民主党政権の2009年から自殺数が減少に転じます。民主党政権時

感染対策で経済が低迷する中、日本の10月の自殺者数は年間のコロナの死者数を超えた/Soichiro Koriyama/Bloomberg/Getty Images 東京(CNN) コバヤシ・エリコさんはこれまでに4度、自殺を試みた。 最初は22歳の時だ。フルタイムで出版社に勤務していたが収入が十分ではなく、東京での家賃や食費を賄うことができなかった。本当にお金がなかったと振り返るコバヤシさん。自殺未遂の後病院に運ばれたが、3日間意識が戻らなかったという。 現在43歳のコバヤシさんは、これまで自身の精神衛生の問題に関する本を数冊書き、現在は非政府組織(NGO)で定職にも就く。しかし新型コロナウイルスによって、かつて感じていたストレスがよみがえりつつある。 給料が減り、トンネルの出口の光も見えない中で、また貧困状態に戻ってしまうのではないかという危機感に絶えずさいなまれると、コバヤシさんは話す

解説:メディアに重い責任がある三原山の自殺騒動 昨年2018年の日本の自殺者は20840人で9年連続の減少。37年ぶりに21000人を割った(厚生労働省調べ)。それでも、若い世代の自殺願望は根強く、それにつけ込んだとされる「座間9遺体事件」のような犯罪も起きている。しかし、いまから86年前、伊豆大島・三原山を舞台に長期間続いた自殺騒ぎは、当時の時代状況を勘案しても、異常としかいえない現象だった。概要は本編にコンパクトにまとめられている。 この事件は、「35大事件」の中でも抜きんでてメディアに重い責任があるといえる。「ジャーナリズムの招きで三原山に死んだとでもいうほかない」(橋川文三「日本の百年7アジア解放の夢」)との指摘もあるほどだ。その視点から振り返ってみよう。

米国での自殺率は21世紀に入った頃から着実に上昇を続けている。2000年には10万人当たりの自殺者数は10.4件だったが、それが2017年には14件になった。これは1999年と比べると33%の増加率で、1942年に記録が始まってから最大だ。 その原因としては、米国のオピオイド危機やアルコール依存症、ストレスなど、複数の要因が挙げられる。また、意外ではないことだが悲しいことに米国の職場でも自殺率が上昇し、2018年には記録的な数の人が職場で自殺している。 米労働統計局(BLS)によると、仕事に関連した自殺数は2018年、米国全土で304件だった。これは2017年と比べると11%の増加で、26年前にデータ追跡が始まってから最大だ。雇用主は、特にこうした自殺を目撃した労働者の支援に関して対応に苦しむことが多い。 米疾病対策センター(CDC)によると、2012年から15年の職業ごとの自殺率が最も高

1年間に自殺した人の数が去年、速報値としては初めて2万人を下回り、調査が始まって以降でもっとも少なくなる見通しとなりました。 年間の自殺者が2万人を下回るのは速報値の公表を始めた平成22年以降で初めてです。 また例年、3月に公表される確定値では人数が増える可能性があるものの調査を始めた昭和53年以降でもっとも少なくなる見通しだということです。男女別では、男性が1万3937人、女性が6022人で男性が女性の2.3倍となっています。 都道府県別でみますと、人口10万人当たりの自殺者が最も多かったのは山梨県で22.3人、次いで秋田県が21.9人、岩手県が21.7人などとなっています。 一方、最も少なかったのは神奈川県で11.5人、次いで京都府が12.4人、大阪府が13.5人でした。 厚生労働省は「自殺者の減少傾向は続いているが依然として2万人近くが亡くなる深刻な状況に変わりはなく、引き続き対策

5.09.2013 末井昭 第18回 樹海探索 元白夜書房の編集者・末井昭さんが、自殺について、ぐるぐる考えながら書いていきます。 なぜ樹海の自殺は多いのか? 30年前から樹海を歩き、100体以上の遺体を見つけてきた樹海案内人・早野梓さんに、日本一有名な自殺名所を案内してもらいました。「2日あれば死体を見つけられる」森。踏みとどまる人、奥に入ってゆく人。今日も誰かが迷ってる。 青木ヶ原樹海といえば自殺の名所です。しかも、入ると方向感覚がなくなって出てこられなくなるとか、磁石が狂うとか、日本で唯一のミステリーゾーン、恐いところ、みたいなイメージを持っていました。そのため、編集部の鈴木久仁子さんに「樹海に行ってみますか?」と言われたとき、ちょっとひるんだのは事実です。しかし、自殺の原稿を書いている以上樹海は見ておかないと、という使命感というか、興味本位というか、なんとなく行ってみたい気持ちに
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