「自撮り」で人が集まるのを防ぐため一時的に設置されたハルシュタットの木製フェンス/Reinhard Hörmandinger/AFP/Getty Images (CNN) ディズニー映画「アナと雪の女王」のモデルになったとうわさされるオーストリア中部の村、ハルシュタットの展望スポットに最近、木製のフェンスが出現した。 この場所からの「自撮り」を目的に押し寄せる観光客の混雑を解消しようと、村が設置した。 ハルシュタットは人口800人足らずの村だが、美しい街並みと湖、その背景に雪山が連なる一帯の景観は、ユネスコの世界遺産に登録されている。1日に1万人の観光客が訪れることもあるという。 村の観光当局者は2020年、CNNとのインタビューで、今後は「質」を重視した観光への転換を図りたいと話していた。 木製フェンスは、そのための手段のひとつと考えられる。 ただし試験的なプロジェクトとして、短期間の設

外国で暮らす上で重要なマインドセットは、「期待値を下げる」ことだと思う。すなわち、「日本のサービス水準を所与のものとして捉えない」ということだ。 店員さんの愛想の良さを期待しない。 日曜に買い物ができると期待しない。 注文した料理がちゃんと来ると期待しない。 電車やバスが時間通りに来ると期待しない。 言わずに伝わるとは期待しない。 言っても伝わるとは期待しない。海外生活の経験がある方なら、おそらく同意いただけるのではないか。日本の恵まれた(いくぶん甘やかされた)環境を遠く離れて、そこであなたが精神の健康を保って暮らしたいのであれば、これはもう、あらゆることの期待値を下げるのがいちばんだ。 相手の「してくれないこと」に腹を立てる不毛な行為をやめて、「してくれたこと」に感謝するような状態に、自分を持っていくのである。 日々、感謝。 感謝の心で人生は成功する。 なんだかPHP文庫のタイトルみた
毎年、春になると水の下に沈んでしまう公園がオーストリアにありました・・・ 自然に囲まれると、ふと自分がどこに来てしまったのか分からなくなるような時がある。ヨーロッパの内陸国、オーストリアにも自然の織りなす異世界があった。 そこはダイビング好きならば一度は訪れてみたい森としても有名だ。ダイビングなのに森?一体どんな場所なのだろう。その森はホーホシュヴァープ山の麓に位置する、トラゲス群立公園にある。 春、公園内のグリーン・レイクと呼ばれる湖には山に積もった雪解け水が流れ込む。 5月になると、湖の水位は急上昇。その高さは地面から10~12mにまで昇るのだ。 何と言っても美しいのは、水の透明度。数十メートル先まで見えるほどである。ベンチも橋も、木々も全てが水の中。7月下旬ごろまで、多くの観光客が訪れてダイビングを楽しむという。 晴れた日には公園中に日の光が差し込み、幻想的な世界がダイバーの目の前に

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