主要格安SIMの料金表(今回はデータSIM)とともに、格安SIM、SIMフリースマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、MVNOの業界団体が、MNOの新料金への対抗が困難として、公正な競争のための緊急措置が必要だと総務省に要望した。 MVNOは現行の接続料ではMNOの新料金に対抗が困難 総務省に対して、緊急措置の実施を求める 主要3キャリアが3月開始を予定している「20GB+2980円」の新料金プラン。月20GBプランはMVNOの格安SIMではあまり多くないが、基本的には格安SIMでの料金水準を大きく下回っている。また、KDDIの“サブブランド”であるUQ mobileも値下げを実施。最安の「くりこしプランS」は、3GB(超過時は300kbps)で月1480円と、やはり多くの格安SIMより安価な料金設定となっている。 そんな中、通信事業者の業界団体である一般社団法人テ

高所得者層に格安SIM利用者が多い理由 スマホというとまず、ドコモ、au、ソフトバンクの大手携帯会社(通称、大手キャリアや三大キャリア)を思い浮かべますよね。その大手から通信設備を借りて、格安SIMを提供している事業者をMVNO(エムブイエヌオー/Mobile VirtualNetwork Operatorの頭文字)と言います。ソフトバンクグループは独自の格安スマホブランドのワイモバイルで、格安SIMを提供しています。MMD研究所という機関の調べによると、2020年3月現在で、MVNO利用者は14%強いて、ワイモバイル利用者を合わせると、格安SIM利用者は20%強になります。どういう人が利用しているかというと、格安だから経済的な余裕がない人が多いのかと思いきや、実は逆なんです。高所得者層ほど、格安SIMの移行割合が高いことが調査でわかっています。 理由は2つ分析されていて、1つは格安S

物理的なSIMカードを差し替えることなく、通信に必要な情報(プロファイル)をオンライン上で書き込める「eSIM」が、日本でも注目を集めている。「iPhone XS」以降のiPhoneがこのeSIMをサポートしたことで、対応機種が拡大。「iPhone XS/XS Max」「iPhone XR」と「iPhone 11」シリーズは、物理SIMとeSIMの「デュアルSIM」に対応しており、1台で2回線を切り替えて利用できる。 ただし、日本ではまだeSIMのサービスが広がっているとはいえない状況だ。ドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3キャリアは、Apple Watchのセルラーモデル、ドコモはスマートフォンの子機として使える「ワンナンバーサービス」に向けたeSIMサービスを提供しているが、いずれもスマホの電話番号を共用するもの。KDDIは2019年4月からiPhone向けにeSIMサービスを提供し

今から約2年4カ月前の2016年3月に発売された「iPhone SE」が、いまだに売れている。Appleや3キャリアに加え、キャリアのサブブランドと呼ばれるMVNO各社も扱っており、さまざまな販路で購入できる。LINEモバイルは2018年7月にiPhone SEを発売したばかりだ。Androidスマートフォンだと、大体1年もすれば店頭から姿を消し、2年ほどでOSバージョンアップが打ち切られる。2016年前半に発売された他社のスマホは「Xperia X Performance」や「Galaxy S7 edge」などだが、ずいぶん昔の機種だと感じる。iPhone SEは、なぜいまだに人気なのか。 新品iPhoneが3万円台~で購入できる まず大きいのが「価格」だ。「iPhone X」や「iPhone 8 Plus」などの高スペックのモデルは容量によっては10万円を超えるが、Appleの販売す

すまほん!! » 通信・モバイル » 携帯会社・料金プラン » セルラー版Apple Watch S3、大手キャリアの契約が必須に?MVNOでは利用できない?Apple Watch Series 3は、噂通りLTE内蔵のCellular版も発売されます。Apple Watch Series 3側にeSIMが内蔵されており、iPhoneと同一の電話番号が利用可能。簡単な外出ならこれだけで電話応答まで済む、というのが魅力です。Apple曰く、Cellular版Apple Watch S3とiPhoneのサービス提供事業者は同一キャリアでなければならないとのこと。 このため、携帯三社が販売するApple Watch S3でeSIM用プランを契約し、その会社でiPhoneのプランも契約し、両者を揃える必要が出てきます。NTT docomoは月額500円、KDDIは月額300円(いずれも税別)に

株式会社インターファームというところが2017年5月25日~30日にかけて行ったアンケート調査によると、高所得者ほど格安スマホを使う傾向にあるという面白い結果が出たようです(こちらより引用)。 200万以下:格安スマホ利用率20.54% 201万~600万:利用率26.15% 601万~1,000万:利用率26.60% 1,001万以上:31.25%*1 株式会社インターファームが運営する格安スマホ・格安SIM比較のすまっぴー( https://smappy-if.com/ )では2017年5月25日~2017年5月30日にかけて「節約意識と格安スマホ利用」に関するアンケートを実施いたしました。(中略) 調査名:節約・節約意識に関するアンケート 調査方法: インターネットアンケート 有効回答数: 548 調査期間: 2017年5月25日~2017年5月30日 高所得者ほど節約に敏感: ま

格安スマホの先駆けともいえる日本通信が、コンシューマー向け事業でU-NEXT社と“協業”することを発表した。 U-NEXTへ事業を譲渡する日本通信 U-NEXTによると、まだ協議を開始した段階で、「(日本通信の)既存事業をどう継承するかもこれから検討する」(U-NEXT広報担当)という。着地点がどのようになるかは不透明だが、設備を持たないU-NEXTにとっては、「MVNE(MVNO支援事業者)の選択肢をひとつ増やすことになる」(U-NEXT広報担当)。また、日本通信ぶんのユーザー数も上乗せでき、規模の拡大も狙える。交渉次第では、既存のユーザーも含め、将来的にはU-mobileブランドに一本化する可能性もありそうだ。 日本通信は事業戦略の転換を行なうことを発表しており、コンシューマー向けサービスからの脱却を目指していた。同社はMVNOのパイオニアとして、96年に設立。古くはPHSの回線を借り

So-net 0SIM広報の林です。春のうららかな陽気が訪れた4月1日、いかがお過ごしでしょうか。 この度は「0SIM by So-net」(以下「0SIM」)をご利用のユーザーの皆さまに重大なお知らせがあります。 これまで、 500MBの月間回線使用量までは無料 でサービスを提供させていただいてまいりました当社「0SIM」ですが、 諸般の事情により 新たに完全有料型プランを導入する運びと相なりました。 なお、これまで無料で使っていただいていた分の利用料金は、再度当社の規定する方法によって計算し直し、 さかのぼってお支払いいただきます。 詳しい請求案内は別途お送りさせていただきます。 「0SIM by So-net」は有料プランはじめます! 「0SIM」最初の事務手数料に必要な3,000円(税込3,240円)以外、500MB以下の回線使用量の場合は一切の利用料金がかからないSI

日本通信は1月22日、2016年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正し、従来11億円の黒字としていた営業損益が一転、15億円の赤字(前期は4億円の黒字)に転落する見通しだと発表した。格安SIMの競争激化などで売上高が落ち込む上、「VAIO Phone」を完売するために在庫の評価減を迫られたことなどが響く。 法人向けの「MSP事業」で見込んでいた売上高を当初から半分以下の15.3億円に引き下げた上、SIM事業も競争激化から売り上げ予想を当初比5億円減の24.4億円に下方修正。売上高は従来予想から36.9%減の43億円(前期は51億円)にとどまる見通しになった。最終損益も16億円の赤字(前期は3億円の黒字)を見込む。 同社は格安SIMの先駆けだが、SIM市場は価格競争に陥っており、法人向けへの転換を進めていたが、今後はパートナーとともにSIM事業や法人事業に取り組む「MSEnabler」(モバ

総務省での携帯料金見直しの話が出てから携帯料金が高いという意見を良く目にするようになった。 自分はこの意見が全く理解できない。 大手3社でiPhone 6s plusなんかにしていれば毎月1万円程度になるだろうけど、安い端末でオプションをつけなければ8千円程度で済む。 ネットをあまり見ない人なら、ガラケーやガラスマを使えば料金は下げられるだろうし、使い方にもよるがMVNOにすればスマホでも3千円程度で十分維持できるだろう。 今は昔のように通話のためにPHSを買ったりする必要もないし、パケ死を気にして画像非表示でブラウジングする必要もない。さらに使い方によって千円台から1万数千円程度の範囲で自由に料金を選ぶことが可能なのに、携帯料金が高いと言っている人は何がどうなれば満足なんだろう?

自分が現在使っているスマートフォンは、NTT docomoの白ロム(中古)AndroidにMVNOの楽天モバイルのSIMカードを挿した物だ。 機種はかなり古いものでSHARP SH-13Cである。 docomo with series AQUOS PHONE f SH-13Cトップ|製品ラインアップNTT DOCOMO |AQUOS:シャープ 今年の1月に、右側の赤い物を充電器・2GB microSD付で購入。フリマサイト「ムスビー」経由で2800円だった。 この機種の特徴である無接点充電が出来る純正充電器付で、比較的美品だった為、お得な買い物だと思っていた。 しかし、1ヶ月も経たないうちに電源ボタンが陥没したまま戻らないトラブルに見舞われた。 表面のボタンをピンセットで取外して見たものの、中のスイッチ部品の中央部のゴムが穴に斜め向きにめり込んでいた。直そうとピンセットでこねくり回した所、

大手3社の半額以下の「カケホ」登場 Niftyは、ドコモ回線のMVNOサービス「NifMo」のオプションサービスとして、完全通話定額制のカケ放題サービス「Nifmoでんわ」を10月29日より提供します。 月額1300円(税別)の定額で、国内への通話し放題に。通話時間・回数は無制限。(90分の連続通話で一旦切断処理。)このような完全通話定額の試みはMVNOとしては初。さらに海外対象国への通話までも定額となる「国内+海外かけ放題プラン」も用意されます。 大手はこうしたプランを2700円で提供しています。実にその半額以下。しかも大手は基本料金としてです。NifMoはオプションですので、要らなくなったら外すだけです。(2ヶ月以内のオプション解約のみ解約金3000円) [追記] 音声通話タイプの料金が700円+最安のデータ料金が3GBで900円=1600円。ここにカケホオプションを足すと、2900円

iPhoneなどをiOS 9にアップデートすると格安SIMが使えなくなる!?従来のAPN Payload廃止でNTTドコモ回線のMVNOでもデータ接続不可にーー各社が続々と新しいAPN構成プロファイルを公開 2015年09月13日06:55 posted by memn0ck カテゴリiPhoneニュース・解説・コラム list 格安SIMを使ってる場合にiOS 9へのアップデートで注意!Appleが発表した新しいスマートフォン(スマホ)「iPhone 6s」や「iPhone 6s Plus」が話題ですが、この2機種にもプリインストールされており、既存の「iPhone 4S」以降、「iPad 2」以降、第5世代iPod touch以降にて無料でアップデートできるのが最新プラットフォーム「iOS 9」です。iPhone 6sなどが発表されたイベントではiOS 9が9月16日に既存機種向け

日本のスマートフォン市場の中で最も存在感が大きいのは、間違いなくiPhoneでしょう。「格安SIM」で盛り上がるMVNOサービス利用者の間でも、iPhoneはもちろん注目を集めています。特に2014年9月のiPhone 6/6 Plusの発売時に、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3大キャリアと同時にAppleストアで正式な「SIMロックフリー版iPhone」が発売されてからは、MVNOのSIMカードとiPhoneを組み合わせて利用する人がとても増えています。 そんなiPhoneですが、残念ながらMVNOのSIMカードと組み合わせた場合に不思議な動作をすることがありました。この記事を執筆している現在は大きな問題にはなっていませんが、過去に実際にあった事例では「MVNOのSIMでは通信ができなくなった」ことや、「iPhone本体はLTEに対応しているはずなのに、なぜか3Gで接続されてしまい、L

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