吉田恵里香の「ノイズ」云々でなんか議論が沸騰しているけれど、 「原作の数ある要素の中から、一編のアニメなりドラマなりに構築するさいに、何を抽出し、そぎ落とし、足りない部分を補うか」という取捨選択と肉付けの作業は、吉田に限らず、全脚本家が行うことである。 言葉の枝葉末節はあれど、吉田のスタンスは基本的には当然だし、「ぼっち・ざ・ろっく」は原作・アニメとも未見のため、細かな表現そのものを問えないが、アニメはヒットしたと側聞しているので、「ノイズを排除した物語」は支持されたのだろう。 一般論として、吉田の主張は正しい。 その上で言うのだが。 「虎に翼」で、<追加した>あえて言うならば</ここまで>原作に相当する史実にはない「寅子の花束拒否事件」をぶち込んだ吉田が言えることかよ、と。 (ツッコミが入っているので、「あえて言うならば」を追加しておく。でもここ、議論の取りかかりになっている「原作のノイ

kai-you.net こちらの記事についての感想です。 最初に記事の概要だけ書いておきます。 1️⃣吉田恵里香さんの意図と表現 吉田さんは「裸の描写=ノイズ」と単純に言ったわけではなく あくまで「覇権を狙う」「より多くの人に届ける」という観点から、作品の主題と関係の薄い要素を“調整”したに過ぎません。 つまり「原作否定」ではなく「ターゲット層に合わせた再構築」です。 しかし「ノイズ」という言葉は強すぎ、結果的に「原作を切り捨てた」と受け取られやすくなりました。 2️⃣誤解を招いた要因 ・KAI-YOUの記事構成が「作家性=自己哲学を優先する人」という印象を前面に押し出しており、「原作者との合意形成」プロセスが省略された。 ・「ノイズ」という言葉が読者に与えるニュアンスが冷淡・排除的に響いた。 ・「セクシー田中さん」という文脈で敏感になっている読者にとって、少しの言葉の選び方が「不信感」を

日本でも利用者が急増している対話型の生成AIサービスは、大規模言語モデルと呼ばれる技術を使って、人間のように会話しながら情報を提供してくれる便利な存在である。 だがその一方で、ユーザーの期待に応えようとしすぎるあまり、もっともらしい嘘の情報を本当のように作り出してしまう「ハルシネーション(幻想)」引き起こすという問題も抱えている。 そんなAIの“幻覚癖”が、あるユーザーの一言で引き起こされた。それは「タツノオトシゴの絵文字を見せて」と尋ねたことで始まった。 ちなみにタツノオトシゴはユニコード(Unicode)には存在しない絵文字である。 存在しないものにどうにか答えようとするAIは、やがて自分の中で矛盾に陥り、混乱し、ついには暴走じみた返答を始めたのだ。 存在しない「タツノオトシゴの絵文字」にAIはどう対応するのか? ユニコード・コンソーシアムは、世界中のコンピューターやスマートフォンで共

国連人権理事会の調査委員会が16日に発表した報告書は、イスラエルがパレスチナ・ガザ地区のパレスチナ人に対してジェノサイド(集団殺害)を行っていると認定した。2023年10月にイスラム組織ハマスとの戦争が始まって以来、国際法で定義される5件のジェノサイド行為のうち、少なくとも4件が行われたとしている。 新たに発表された報告書が認定したジェノサイド行為は、「集団構成員を殺すこと」、「集団構成員に対して重大な肉体的または精神的な危害を加えること」、「全部または一部に肉体の破壊をもたらすために意図された生活条件を集団に対して故意に課すること」、「集団内における子どもの出生を防止することを意図した措置を課すること」。

日本政府は、パレスチナを国家として承認することを当面、見送る方向で最終調整に入った。国家承認がパレスチナ情勢に悪影響を与えかねないとの懸念や、米国との関係を考慮した判断とみられる。22日に米ニューヨ…


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