菅義偉官房長官は25日、2017年4月の消費増税と同時に導入する軽減税率の適用が検討されている書籍・雑誌について、出版業界が有害図書の線引きを自主的に決めたうえで、議員立法で対象に加えるべきだとの考えを示した。書籍・雑誌はポルノ雑誌などを対象から排除する仕組みが課題となっており、菅氏は「線引きは業界の中で決めていただく。政府が決めると表現の自由の問題が生じる」と述べた。 菅氏は書籍・雑誌に軽減税率を適用している欧州各国の例を挙げ、「活字文化は重要とされている」と指摘。そのうえで有害図書について「出版界が自主規制し、例えば議員立法という形で、国民から見てなるほどという線引きが必要だ」との考えを示した。BS朝日の番組収録で語った。

■麻生太郎副総理 君は「はだしのゲン」を読んだことあるか? どれぐらい読んだ? 長いぜ? 出たころ毎週の連載を読んでいましたけど、もっと禁止したほうがいい成人向け漫画がある。自民党でポルノコミックについて(規制を)やったときは「成人向けにすべきじゃない」とずいぶん反対があった。そういうもののほうが、もっと問題なんじゃないかね。まだまだ問題がある。はだしのゲンが今そんなに読まれているか知りませんが、あの時代はそういうものが多かった。(閣議後記者会見で) 関連記事「ゲン」読む自由戻った 松江市教育長「混乱をおわび」8/27はだしのゲン閲覧制限「歴史に目つぶること」 海江田氏8/25はだしのゲン「自由に読ませて」 日本被団協も要請8/24はだしのゲン閲覧制限、文科相「問題ない」8/21はだしのゲン「閲覧制限の必要ない」 広島県知事が発言8/20レコメンドシステムによる自動選択最新トップニュース
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