各国が領有権を争う南シナ海の南沙諸島で中国が複数の浅瀬を埋め立てている問題で、このうち2か所の埋め立ての規模が滑走路を建設できる広さまで拡大していることが分かり、フィリピン軍のトップは強い懸念を表明しました。 それによりますと、中国は南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島の7つの浅瀬で埋め立てを進めており、このうちファイアリークロス礁とスビ礁の2か所で、その規模を滑走路を建設できる広さまで拡大させているということです。 ファイアリークロス礁では、これまでも滑走路の建設とみられる動きが確認されていましたが、スビ礁では最近になって作業が加速しているうえ、フィリピンが実効支配する島に近く、カタパン参謀総長は「摩擦を引き起こすおそれがあり、中国側の意図と目的を知る必要がある」と述べて強い懸念を示しました。 また、この問題についてフィリピン外務省の幹部は来週、マレーシアで開かれるASEAN=東

アジアの軍時バランスを崩す脅威か、それともただの「ポンコツ」か-。中国初の空母「遼寧(りょうねい)」が4月、就役後初めての長期修理のため、遼寧省大連港のドックに入った。海軍が誇る同空母の実力については当初、日本でもさまざまな憶測を呼び、一時は「航行速度が遅く、戦闘機が離陸できない」との見方も浮上したが、その後、新鋭の艦載機がミサイルを搭載して発艦する様子を中国が公開し、決して飾りではないことを証明した。だが、話はこれで終わりではない。艦上戦闘機がロシア製のパクりで性能が劣るうえ、艦載の空中給油機がないなど、中国当局が公表していない“欠陥”が相次いで指摘されているのだ。海洋進出で軍事的脅威を演出する中国。その空母の本当の実力はどんなものなのか。(岡田敏彦)張り子の虎? 「遼寧」は、旧ソ連で建造中だった空母ワリヤークを改造したもの。米軍事専門サイト「naval-fechnology-com」な

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