アメリカのトランプ大統領は南アフリカの大統領との首脳会談で、南アフリカで少数派の白人が迫害されていると主張し、公然と批判しました。 会談は、悪化している両国の関係が改善に向かうかが焦点となっていましたが、立場の違いが浮き彫りとなりました。 南アフリカ政府が土地の収用に関して新たな政策を打ち出したことをめぐり、トランプ政権は少数派の白人の権利を脅かす差別的な政策だと主張し、援助の凍結を表明するなど関係が悪化しています。 ホワイトハウスで21日に行われた会談の冒頭はメディアにも公開され、南アフリカのラマポーザ大統領は貿易や投資の促進によって関係を改善させたいとの考えを示すなどなごやかな雰囲気で始まりました。 しかし、トランプ大統領の指示で白人への攻撃を呼びかけるものだとする動画がラマポーザ大統領らや記者団の前で再生されると、雰囲気は一変しました。 さらにトランプ大統領は紙の束を手に白人が殺害さ

この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【3月15日 AFP】マルコ・ルビオ米国務長官は14日、南アフリカのエブラヒム・ラスール駐米大使が米国とドナルド・トランプ大統領を憎悪しているとして、「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定して国外退去を求めたと明らかにした。 ルビオ氏はX(旧ツイッター)でラスール氏について、「わが国ではもはや歓迎されない」「米国と米大統領を憎悪する人種差別的な政治家だ」と批判。 「彼と話し合うことは何もないので、ペルソナ・ノン・グラータと見なしている」と続けた。 米国が外国大使を国外退去させるのは極めて異例。トランプ政権と南ア政府は、南アの土地収用法をめぐって対立している。トランプ氏は2月、1月に署名された法律により南ア政府は白人農場主の農地

南アフリカでは今月に入り、近隣諸国からの移民を狙った襲撃事件が相次いでいる。有力部族のリーダーが、南アの高い犯罪率は移民が原因だと批判したことが原因だ。東部ダーバンでは18日までに、少なくとも6人が死亡。約8千人以上の移民が避難している模様だ。混乱は最大都市ヨハネスブルクにも及んでいる。 ヨハネスブルクの中心部では17、18両日、移民が居住するビルや商店などが襲われ、車などが燃やされた。18日朝に現場に入ると、周辺の商店の窓ガラスが割られ、群衆からは「移民は南アから出ていけ」などの罵声が飛び交った。近くに住むマサ・トルサさん(32)は「移民は(南ア人の)半分の給与で働く。俺たちの仕事がなくなる」。一方、ガーナ移民のマルコム・ウイさん(58)は「南アは平等の国じゃなかったのか。我々にも働く権利はある」と訴えた。 警察は18日までに、襲撃事件に絡んで少なくとも百数十人を逮捕した。マラウイなど近

手話通訳「でたらめ」=マンデラ氏追悼式−南ア 10日、ヨハネスブルクで行われた南アフリカのマンデラ元大統領の追悼式で、オバマ米大統領の横で手話通訳する男性(右)。でたらめだったとの声が上がっている(AFP=時事) 【ヨハネスブルク時事】南アフリカのメディアは11日、マンデラ元大統領の追悼式で手話通訳を務めた男性が、オバマ米大統領ら各国首脳の脇で手話として全く意味を成さないでたらめの通訳を続けていたと報じた。 南ア紙シチズン(電子版)などによると、ケープタウンにある手話教育団体幹部は、男性について「完全なペテン師だ」と指摘し、「世界中の聴覚障害者社会が激怒している。彼はもし命が惜しいなら、白状すべきだ」と述べた。 追悼式は各国の首脳級約100人が出席。オバマ米大統領らが演説した式典の模様は全世界で中継、報道され、男性がその内容を手話で伝えることになっていた。 男性は南アの手話関連団体の

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