【10月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は16日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで人々を殺害し続けるなら「介入して殺すしかない」と警告した。イスラエルとの停戦合意後に発生したパレスチナ民間人に対する銃撃事件に言及したものとみられる。トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「ハマスがガザで人々を殺害し続けるなら(これは合意には含まれていない)、われわれが介入して殺すしかない」と述べた。 「われわれ」が何を意味するのかについては詳しく述べなかったが、15日にはガザへの介入に「米軍は必要ない」と述べていた。トランプ氏が示した20項目の和平案に基づきイスラエル軍がガザから部分的に撤退して以来、ハマスは荒廃したガザへの支配を強め、弾圧を開始し、「利敵協力者」を路上で即決処刑している。 中東における米軍最高司令官、ブラッド・クーパー海軍大将は15日、ハマスに対しパ

A US Secret Service agent near asecurity checkpoint outside the United Nations headquarters in New York, on Sept. 22. Photographer: David Dee Delgado/Bloomberg 米政府高官を脅かす目的でニューヨーク市周辺に設置された大量の通信機器類が、連邦捜査官に発見され、無効化された。米大統領警護隊(シークレットサービス)が23日発表した。外国の関与が疑われているという。 発見されたのは300台を超えるSIMカードサーバーと10万枚のSIMカードで、ニューヨーク市から半径35マイル(56キロメートル)以内の複数の拠点に設置されていた。国連総会で各国首脳らが集まっている時期であり、何らかの攻撃があれば深刻な事態になる恐れがあったため、シークレットサ

画像説明,アメリカのJ・D・ヴァンス副大統領は15日、チャーリー・カーク氏のポッドキャスト番組のゲスト司会を務めた

デンマークの自治領、グリーンランドをめぐり、アメリカによる取得を主張するトランプ大統領とつながりのある人物らが、現地で情報工作を行っていたと、デンマークのメディアが報じました。報道を受けてデンマーク側は「内政干渉のいかなる試みも容認できない」などとしています。 グリーンランドをめぐっては、トランプ大統領が安全保障上の理由などからアメリカによる取得を主張していて、デンマーク政府は応じない姿勢を示しています。 デンマークの公共放送は27日、当局などの情報として、トランプ大統領とつながりのあるアメリカ国籍の男性少なくとも3人がグリーンランドで、情報工作を行っていたと報じました。 このうちの1人は、トランプ政権によるグリーンランドの取得を支持する住民と反対派の住民のリストを作成していたほか、デンマークとの関係を悪化させるような情報を拡散し、アメリカ寄りの主張を広めようとしていたとしています。 また

写真撮影に応じるトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領および欧州首脳陣=18日、ホワイトハウス/Alex Brandon/AP (CNN) 米アラスカでトランプ大統領と15日に会談したロシアのプーチン大統領は、ウクライナと欧州諸国に対し、自らが「重要な進展」と呼ぶものを「妨害」しないよう警告した。 これは西側の同盟を分裂させようとする典型的な試みだった。 欧州の答えは、ホワイトハウスで18日に行われた会合だった。 それは、第2次世界大戦を終結させた同盟国の偉大な会合を彷彿(ほうふつ)とさせる、歴史的で感動的な反応だった。 欧州の首脳らは、アラスカでの出来事に懸念を抱き、すべてを中断してワシントンに急行した。トランプ氏の信念が揺らぐのではないかとの疑念を強めたためだ。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)について再三にわたり非難してきている。 しかし、これこそが西側諸国の本来ある

【8月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は16日、ウクライナでの停戦を求めるのではなく、和平合意を追求すべきだと述べた。これまでの停戦を求める姿勢を撤回し、和平協定へと舵を切る大きな方針転換となる。トランプ氏は15日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と米アラスカ州のアンカレジで会談したが、ウクライナ侵攻に関する具体的な言及はなかった。 会談後、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「ロシアとウクライナの恐ろしい戦争を終わらせる最善の方法は、和平合意に直接進むことであり、単なる停戦合意ではない」と述べた。 即時の敵対行為の停止は、トランプ氏とウクライナを含む欧州指導者たちの主要な要求であった。トランプ氏は18日、米首都ワシントンでウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談する。 米ロ首脳会談後、ロシアの首都モスクワに到着したプーチン氏は、会談が「タイ

この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【7月23日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(共和党)は22日、バラク・オバマ元政権(民主党)の当局者が2016年大統領選へのロシアの介入に関する情報を操作したとされる報告書をめぐり、オバマ元大統領を国家反逆罪で告発した。 トゥルシ・ギャバード国家情報長官は、オバマ政権の当局者が「反逆的な陰謀」に関与していたと主張する報告書(18日公表)に関連して、司法省に訴追を請求。オバマ氏とそのチームがロシアの選挙介入に関する情報を捏造(ねつぞう)し、「トランプ大統領に対する実質的に数年にわたるクーデターの土台を築いた」と主張した。 ギャバード氏の主張は、2019年~2023年に行われた四つの刑事捜査、防諜(ぼうちょう)、監視機関による捜査の結果に反すると

ウクライナ各地でロシア軍の無人機などによる攻撃が繰り返されるなか、トランプ大統領は14日、ウクライナから要望されていた防空システム「パトリオット」を含む兵器をNATO=北大西洋条約機構を通じて供与すると表明しました。NATO加盟国が費用を負担するとしています。 また、ロシアが50日以内にウクライナとの停戦に応じない場合「非常に厳しい関税を課す。およそ100%の関税、『2次関税』と呼ばれるものだ」と述べ、新たな関税措置をとると表明しました。トランプ大統領が言及した「2次関税」は、ロシアの製品を輸入する国に対してアメリカが関税を課すというもので、制裁的な意味合いがあるとみられます。 この日、トランプ大統領は、「2次関税」の対象など詳細について言及しませんでしたが、欧米の制裁を受けるロシアは、中国やインドなどに原油や天然ガスを輸出して主な収入源としており、こうした国を視野に入れている可能性が

アメリカでトランプ政権の移民政策が議論になる中、このほど公開された映画「スーパーマン」の最新作の監督が「スーパーマンは移民だ」と説明したことが保守的なコメンテーターなどから反発を招き、論争の的になっています。 「スーパーマン」は別の星から地球に逃れ、アメリカ人の夫妻に育てられたヒーローが超人的な能力で活躍するストーリーで、映画の最新作がアメリカや日本などで今月11日、公開されました。 最新作について、ジェームズ・ガン監督はイギリスの「タイムズ」紙の今月4日の記事の中で「スーパーマンはアメリカの物語だ。ほかの場所から来てその国で暮らす移民だ」と説明しました。 これに対してトランプ大統領の支持者や保守的なコメンテーターなどからは「イデオロギーを押しつけるものだ」などと反発する意見が相次いでいます。 このうち保守系ウェブメディアの創設者は「スーパーマンはすべてのアメリカ人のものだ。映画は政治的な

米海洋大気局(NOAA)が公開したハワイのマウナロア観測所の写真=2019年/Susan Cobb/NOAA Global Monitoring Laboratory via AP (CNN) トランプ政権が提出した予算案は、ハワイのマウナロア観測所の閉鎖を求めている。同観測所は1950年代以降、人為的な気候変動の最も決定的な証拠を収集してきた。 マウナロア山の山頂にある同観測所は大気中の二酸化炭素を測定している。二酸化炭素は、他の地球温暖化を引き起こす汚染物質とともに、気候変動の直接的な要因となり、海面上昇を引き起こし、食料システムを破壊している。トランプ大統領の予算案は、アラスカ北部から南極まで広がる米政府の温室効果ガス監視ネットワークを含む、他の多くの気候研究所への資金提供も打ち切ろうとしている。 しかし、トランプ氏の最も顕著な標的となっているのは、マウナロア観測所だ。同観測所で5

アメリカのトランプ大統領は、日本時間の22日午前11時すぎからホワイトハウスで演説し、「アメリカ軍はイランの3つの主要な核施設を標的とした大規模な精密攻撃を行った。われわれの目的はイランの核濃縮能力の破壊と、世界最大のテロ支援国家がもたらす核の脅威を阻止することだった。私は世界に対して、この攻撃が軍事的に見事な成功を収めたことを報告できる」と述べました。また、イランの対応次第で、さらに攻撃を続けると警告しました。アメリカがイラン本土を攻撃するのは初めてで、イランが中東に展開するアメリカ軍などに報復する可能性もあり、中東の軍事衝突のさらなる拡大が懸念されます。 目次 イスラエル首相「トランプ大統領の判断に祝意」 イラン原子力庁「国際法違反の残忍な攻撃受けた」

警官とデモ隊が衝突するなか、バイクにまたがりメキシコ国旗を振る男性=7日、米カリフォルニア州パラマウント/Barbara Davidson/Reuters (CNN) 米国のトランプ大統領は、移民の摘発に端を発した抗議活動が続く米ロサンゼルスでの暴動を鎮圧するため、州兵2000人の派遣を命じる大統領覚書に署名した。ホワイトハウスが7日に明らかにした。 カリフォルニア州パラマウントでは同日、デモ参加者を追い払うため、催涙ガスと閃光(せんこう)弾が使用され、4人が逮捕された。同州議会のホセ・ルイス・ソラチェ議員が明らかにした。 ホワイトハウスのレビット報道官は声明で「これらの作戦は、米国へ不法入国する犯罪者の侵入を阻止し、逆転させるために不可欠だ。今回の暴力を受けて、カリフォルニア州の無能な民主党指導者は市民を守る責任を完全に放棄した」と述べた。 同州のニューサム知事は、州兵の派遣は挑発的で緊

アメリカのケネディ厚生長官は「健康な子どもと健康な妊婦に対する新型コロナウイルスのワクチンは推奨される予防接種のスケジュールから削除された」と発表しました。 これに対し、専門家からは懸念の声も上がっています。 ロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官は27日、自身のSNSで新型コロナのワクチンに関する声明を動画で発表しました。 この中で、ケネディ厚生長官は「健康な子どもと健康な妊婦に対する新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種は、本日、アメリカCDC=疾病対策センターが推奨する予防接種のスケジュールから削除された」と発表しました。 その上で「これでわれわれは『アメリカを再び健康にする』というトランプ大統領の公約実現にまた一歩近づいた」と強調しました。アメリカでは従来、ワクチンの接種をいつ、誰に対して推奨するかについては、専門家による会議の結果を受けてCDCの所長が最終的に判断していましたが

アイテム 1 の 2 トランプ米大統領が5月21日、ホワイトハウスで南アフリカのラマポーザ大統領と会談した際に、南アの白人農民が虐殺された墓だと主張して流した映像は、ロイターがコンゴ民主共和国で撮影した全く関係がない動画だったことが分かった。写真はこの動画の関連記事を手にするトランプ氏(2025年 ロイター/Kevin Lamarque) [1/2] トランプ米大統領が5月21日、ホワイトハウスで南アフリカのラマポーザ大統領と会談した際に、南アの白人農民が虐殺された墓だと主張して流した映像は、ロイターがコンゴ民主共和国で撮影した全く関係がない動画だったことが分かった。写真はこの動画の関連記事を手にするトランプ氏(2025年 ロイター/Kevin Lamarque) [ヨハネスブルク 22日 ロイター] -トランプ米大統領が21日、ホワイトハウスで南アフリカのラマポーザ大統領と会談した

ロシアのプーチン大統領と電話会談を行ったアメリカのトランプ大統領は、プーチン氏がウクライナでの戦争を終わらせる用意がないことが分かったとして、こうしたロシアの考えについてウクライナやヨーロッパ側に伝えたと、アメリカメディアが報じました。アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は5月19日に電話会談を行いましたが、プーチン氏は即時停戦に応じずトランプ氏は仲介をやめる可能性を示唆しました。 この電話会談に関連して、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、関係者の話として、トランプ大統領は、プーチン大統領がウクライナでの戦争を終わらせる用意がないことが分かったとしてその後、ウクライナのゼレンスキー大統領やフランスのマクロン大統領などに電話会談で伝えたと報じました。 プーチン大統領がそう考える理由については「勝利していると思っているからだ」と伝えています。 一方、ロシア

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