収容施設内の捕虜=8月28日、ウクライナ・リビウ/Nadia Karpova/Frontliner/Getty Images (CNN) ケニア、ネパール、タジキスタンをはじめ世界各地から来た捕虜たちは話す言語も違えば、文化も違うが、共通する点が一つある。それは、ロシアにだまされて、望まない戦争に参加させられたと証言していることだ。ウクライナ政府の捕虜問題調整本部によると、37カ国からやってきた200人近くの外国人がロシア側として戦っている最中に捕らえられ、ウクライナに捕虜として拘束されている。これらの人々の証言は、ロシア政府が外国人を自軍に誘い込むために用いているとされる詐欺、賄賂、恐喝の実態を浮き彫りにしている。ウクライナでの戦闘に自国民を参加させることに苦慮し続ける中で、ロシアは軍を補強するため外国人への依存度を高めている。ウクライナの捕虜本部を率いるドミトリー・ウソフ准将によ

11/7 予算委員会質疑(総理の外交基本姿勢、存立危機事態、在日米軍基地からの直接出撃、川崎重工事件) 【委員会】衆議院 予算委員会 質疑 【日 時】2025年11月7日(金) 13:55~(58分間) *見逃し配信はこちらから➾11/7 予算委員会 【質問要旨】 総理の外交基本姿勢 存立危機事態 在日米軍基地からの直接出撃 川崎重工事件 【解説動画】 https://youtu.be/4A-OjWzqmnw?si=bpcfhvJjX47bvB1L 議事録 〇岡田委員 今日は、外交問題を中心に総理と議論したいと思います。 まず、先般の日米、日韓、日中の首脳会談、お疲れさまでした。首脳同士がお互いの信頼関係を築くということは極めて大事なことなので、私は個々の具体的進展があったとは必ずしも思わないわけですけれども、しかし、成功裏に首脳間の会談を終えられたことは、私は評価したいというふうに思いま

9月1日のコラムで<台湾で機密解除 抗日戦争戦場での手書き極秘報告集が暴く「中共軍と日本軍の生々しい共謀」記録発見>と書いたが、この機密解除された同じ記録から、抗日戦争中、中共軍は日本軍と水面下で「不可侵条約」を結んでいたことが判明した。記録の時期は1940年12月。 また、7月10日のコラム<習近平、BRICS欠席して抗日戦争「七七事変」を重視 百団大戦跡地訪問し「日本軍との共謀」否定か>で、毛沢東が上海にある日本の外務省管轄の岩井公館に潜り込ませたスパイ藩漢年に「華北一帯における中共軍と日本軍との停戦」を依頼していたことを証拠物件となる図表付きで示した。それを証明するかのように、台湾の軍事機密資料の中の一つには「江蘇省一帯における中共軍と日本軍の間の不可侵条約が結ばれていた」ことが記録されている。 ふしぎなのは、その現象の一つとして「中共軍が日本軍の代わりに綿花を購入運搬し、その見返り

7月、韓国軍の輸送機が日本の防空識別圏に入り、自衛隊機が緊急発進したことについて、韓国国防省は、沖縄県にあるアメリカ軍嘉手納基地に緊急着陸する過程で、日本側への協力の求め方などに問題があったとして、関係者10人余りを処分しました。 7月13日、韓国軍の輸送機1機が日本の防空識別圏に入り、自衛隊機が緊急発進して対応にあたりました。韓国軍によりますと、この輸送機は、訓練のためグアムに向かう途中、悪天候で雷雨を回避して飛行するなどしたため燃料が不足し、緊急事態を宣言して沖縄県にあるアメリカ軍嘉手納基地に着陸したということで、国防省が経緯について調査を進めてきました。 その結果、嘉手納基地に着陸する過程で、日本側への協力の求め方や指揮系統など、任務遂行に問題があったことが確認できたとして、関係者10人余りを処分したと明らかにしました。韓国メディアは、輸送機のパイロットが緊急事態による事故を防ぐ

オーストラリア海軍の新型艦に日本案が選定された過程では、日本政府が官民共同で売り込みをかけたことも好影響を与えたとみられる。日本は過去に豪海軍の潜水艦受注競争で敗れており、今回も選ばれなければ「防衛装備品の海外輸出が停滞しかねない」(防衛省幹部)と危惧する声があった。過去の失敗を糧に、兵器輸出で豊富な実績を持つドイツ相手に白星を勝ち取った。 「日本案を選定したい」に興奮「先ほど国家安全保障会議(NSC)が終わった。わが国としては日本案を選定したい」 4日夜、急遽設定されたテレビ電話会議で、オーストラリアのマールズ副首相兼国防相は中谷元・防衛相と向き合い、こう切り出した。直前には防衛省内で「ドイツ案有利」の噂が出回るほど情報が錯綜する中で迎えた急転直下の展開。中谷氏は興奮を隠せぬ表情を浮かべ、輸出に全面的に協力する考えを示した。 防衛省はこれまで装備品の輸出で幾度も失敗を経験し、「商売下手」

アタック級潜水艦(アタックきゅうせんすいかん、英語: Attack-class submarine)とは、オーストラリア海軍がコリンズ級潜水艦の後継艦として計画していた通常動力型潜水艦の艦級。 フランス海軍のシュフラン級原子力潜水艦をベースに動力を原子力から通常動力に変更したもので、2030年代初頭に運用を開始し、2040年代後半から2050年代まで建造される予定であったが[1]、2021年9月にオーストラリア政府はフランスの造船会社ナバル・グループとの契約を破棄し、米国と英国の支援を受けてオーストラリア国内で原子力潜水艦を製造し配備する方針に変更した[2]。 コリンズ級潜水艦 オーストラリアは周囲を海洋に囲まれており、オーストラリア海軍は潜水艦の整備も継続して行ってきた。コリンズ級潜水艦(水中排水量約3,300トン)もその一つで、オベロン級潜水艦の後継として1996年より就役を開始し、2
日本が最新鋭の護衛艦をベースにした共同開発を提案しているオーストラリアの新型フリゲート艦の導入計画について、オーストラリア政府は日本の提案を選定したと発表しました。正式に契約が結ばれれば日本にとってこれまでで最大規模の防衛装備品の輸出になります。 目次 「もがみ」型の護衛艦の特徴は 専門家「共通認識が選定にも影響を与えている」 政府はオーストラリアが計画する新型フリゲート艦の導入に際し、海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「もがみ」型をベースにした共同開発を提案し、オーストラリア政府は複数の候補から日本とドイツに絞り込んで検討を進めてきました。 これについてオーストラリアのマールズ国防相は5日、会見を開き「もがみ型の艦艇に絞り込んだ」と述べて、日本の提案を選定したと発表しました。 マールズ国防相は「もがみ型はオーストラリアにとって最高の艦艇だ」と述べ、ステルス性やミサイル能力のほか、少人数で運用でき

【7月25日 AFP】ドイツ国防省は24日、防衛力強化計画の一環として、18歳の男性に課す徴兵検査を受ける義務を復活させると発表した。 保守派のフリードリヒ・メルツ首相は、ロシアによる脅威と、ドナルド・トランプ米大統領が米国による欧州安全保障への関与を疑問視していることを受け、貧弱なドイツ連邦軍の強化を最優先事項としている。 この取り組みは、当面は志願兵の募集を目的としているが、定員に満たない場合には、兵役義務を課す規定も盛り込んでいる。 来月閣議に提出される法案では、すべての若いドイツ人男性は、兵役への準備状況と意欲について質問票への記入を義務付けられる。 若い女性は任意で回答できる。 2028年からは、入隊の意思の有無にかかわらず、すべての18歳男性が徴兵検査を受けることを義務付けられる。 法案では、安全保障環境を理由に必要と判断され、議会が明示的に承認した場合には、徴兵制を復活するこ

(CNN) イスラエルが自国の核兵器プログラムについて公式に認めたことはないが、専門家はそれを中東の公然の秘密と呼ぶ。英国際戦略研究所(IISS)によれば、「自国の核能力を肯定も否定もしないイスラエルは、核保有国の中で特異な存在」とされる。 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、イスラエルは核兵器を保有していることが知られる9カ国の一つ。イスラエル以外には米国、ロシア、英国、フランス、中国、インド、パキスタン、北朝鮮が含まれる。 イスラエルは1970年の核拡散防止条約(NPT)に署名しておらず、中東に「大量破壊兵器フリーゾーン」を創設することを目指す外交努力にも反対してきた。大気圏内や海中での核装置の爆発を禁じる63年の部分的核実験禁止条約には署名、批准している。 イスラエルはいつから核兵器を保有しているのか? イスラエルは48年の建国前に核兵器開発を模索し始め

ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領が米軍の軍事資産を使用したイランの核施設攻撃に前向きな姿勢を示す中、政府高官や専門家は、米国の保有する3万ポンド(約13.6トン)級の地中貫通弾「バンカーバスター」が、フォルドゥ燃料濃縮施設を破壊可能な唯一の兵器だと示唆する。フォルドゥはイランによる核開発計画の鍵と目される施設で、山岳地帯の地中深くに展開している。 米空軍の概況報告書によれば、当該のGBU57A/B大型貫通爆弾(MOP)は、「厳重に保護された施設にある敵の大量破壊兵器まで到達し、破壊する」目的で設計されている。 米ワシントンに拠点を置く戦略国際問題研究所(CSIS)ミサイル防衛プロジェクト研究員のマサオ・ダールグレン氏はこの兵器について、6000ポンドの「高性能火薬」を搭載した3万ポンドの爆弾だと説明する。 爆薬が地面の衝撃に耐え、意図した深さまで貫通するためには、爆弾自体に「本当

この記事の3つのポイント 「特攻隊に感謝」するならまずその実態を知るべきだ 松竹梅の「梅」である特攻兵器「伏龍」の凄惨さ 若者に犠牲を強いる施策を感謝の美名で覆うことなかれ (文中敬称略) 「えずく」とは嘔吐(おうと)しそうだと感じるという意味で、えずきとは嘔吐感のことを指す。体に悪い物を食べてしまった時、消化器官の調子が悪い時、深酒が過ぎた時、人はえずく。具体的には、強酸性の胃液が食道を上ってくるのを感じ、胃に内容物があった場合には半分消化されたかつては食物であった異臭を放つ流動体が口から飛び出してくる。胃が空っぽの場合はさらに苦しく、pH値1~1.5という強酸性の胃液が、食道を上ってきて口腔(こうくう)にあふれる。 もうひとつ、「えずく」という形容を使用する局面がある。あまりに不快なものを見聞してしまった時だ。 というわけで今私はえずいている。参政党のポスターを見てしまったので。 選択

モスクワで開催された対外軍事技術協力委員会で議長を務めるロシアのプーチン大統領(2025年5月23日、Reuters) <消耗戦になれば必ず勝てると踏んでいたが、膠着状態を突破できず「戦略的袋小路」に。ウクライナの粘り勝ちがついに実現?>ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は負けを認める屈辱を巧みに避けてきた。初めて政権を握ったのは第2次チェチェン紛争の最中の2000年。プーチン指揮下でロシア軍はどうにかチェチェンの分離独立派を抑え込めた。 その後もジョージア(08年の南オセチア紛争)、ウクライナ(14年のクリミア半島の一方的併合と22年の本格的な侵攻開始)、シリア(15年のロシア軍の介入)でプーチンは軍事力に物言わせてきた。だが長期的な成功は達成できていない。ジョージアの将来は不透明だし、シリアでロシアの影響力は低下した。 それでもプーチンは常に勝者として振る舞う。ウクライナに対しては
[ニュース断面] 沖縄県議会は16日午後10時過ぎ、自民党の西田昌司参院議員による「ひめゆりの塔」を巡る発言や、その後の対応に抗議する決議案を賛成多数で可決した。前日から続いた与野党の調整では、与党4会派が主導権を握る展開。野党の自民は与党が強く主張する「軍隊は住民を守らない」など歴史認識に関する表現に反発した。与党側は「沖縄戦解釈の『書き換え』に対峙(たいじ)することが決議の肝だ」と自民側が求める表現削除に応じ、全体で西田氏の歴史修正的姿勢に抗議する方向に切り替えた。与野党の「早期決着」の思惑が一致した。(政経部・又吉俊充、嘉良謙太朗) 関係者によると、与党側が特にこだわったのは「県議会は『沖縄戦での日本軍』による記述について『歴史的事実である県民殺害の記述が削除されることは到底容認し難いことである』として『教科書検定に関する意見書』を過去3度に渡り全会一致で可決してきた」という部分だ。

在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)のうち、新設された米軍の訓練機材の購入費として日本が計92億円を負担したにもかかわらず、いまだに機材が米軍に導入されていないことが防衛省への取材で分かった。同省によると、各機材の単価や導入時期も米側の契約内容に関わるとして説明できないという。トランプ米政権は思いやり予算の増額を要求する構えで、米側の求めに応じた不透明な負担がさらに増えることも懸念される。(川田篤志) 思いやり予算は日米が原則5年おきに特別協定を結び、金額を決める。現行の協定は、2022年度から5年間の総額を1兆551億円と定める。新駐日米大使に指名されたジョージ・グラス氏は「米軍に対する(日本の)支援を継続的に増大させる」と、次期協定での増額を求める考えを示す。

日本の教育力の高さは、世界的にもよく知られ、「高い基礎学力の水準」や「全国一律の教育水準」は、その象徴と言えるだろう。文部科学省が定める学習指導要領の下、全国どこでも等しく教育を受けられる仕組みが整っていることは、教育の公平性という観点から大きな価値がある。 全国一斉にテストを実施しやすく、学力の状況を「可視化」しやすいという点も大きな特徴だ。しかし、果たして"見える学力”だけが、子どもたちの成長や生きる力の全てを表しているのだろうか。これは長年、教育現場で繰り返し問われ続けてきた本質的な問いではないか。 一斉授業の下では、どうしても受け身になりがちな子どもたちが出てくる。また、全ての子どもの学びのペースや興味に対応するのは難しく、「個別最適な学び」とのギャップが生じやすいのも事実だ。さらに、こうした教育課題に加えて、経済格差や体験格差といった社会的背景も無視できない。特に、全国の中でも学

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