それでも、1人で山に登るのが好きです 2年ほど前「ソロ登山のメリット」というタイトルで記事を書きました。 書いてから2年以上経った今でも、ありがたいことにわりと多くの人に読んでもらえている記事です。 実は、この記事を書いた当初から「メリットを書いたからにはデメリットについても書かなくては」とは思っていました。 1人で登ることは楽しいですが、それとは裏腹に1人で登ることのデメリットもまた多いのは事実です。メリットだけを強く訴えてそのままだと「一歩を踏み出すためのきっかけ」を作っただけになってしまい、本来「1人で登るべきではない人」の背中を押してしまうことにもなりかねないな……とは、書いた当初から感じていました。 そうは思いつつも、デメリットだけをまとめた記事はあまり楽しい内容にはなり得ない、ということもあってなかなか手を着けられず、ずいぶん時間が経ってしまったのですが……ようやくまとめること

「どんな山が好きか」と聞かれたら「楽でいい山」と答えます 「どんな山が好きなんですか?」と聞かれることが、たまにあります。 ふむ「どんな山」か……。「どの山」「どの山域」についてはいくつかの答えを用意しているんですが。どんな山、は盲点だったな。そこまでしっかり考えたことがなかったなあ。 ちなみにどの山が好き?と聞かれたなら……ありすぎて悩みますが「金峰山」「月山」「秋田駒ヶ岳」「立山」「木曽駒ヶ岳」「安達太良山」そして「高尾山」など。どの山域?なら「八ヶ岳」ですねやっぱり! 秋田駒ヶ岳山頂直下の阿弥陀池 待てよ「どの山・どの山域」が好きかわかっているのだから、なぜそれらの山が好きなのかを考えれば、それがすなわち「どんな山が好きか」ということになるはずではないかしら? そこで私は、少し考えてからこう答えるのです。 「楽でいい山が好きです」と。 ところが、そう答えると質問してきた相手に「え?楽

「今年からゆるく登山を始めてみたい」と思っている方へ、12の山旅のご提案 最近「初心者向けの低山を紹介してほしい」という依頼を立て続けにいただいたので、春がきて「今年は登山を始めてみよう」と思っている人も多いのかなと思い。 私なりの「今年からゆるく登山を始めてみたい」と思ってみたい人に向けたガイドを作ってみよう!と思い、この記事を公開することにしました。 依頼をいただく場合「首都圏近郊の低山で」リクエストされることが多いのですが、個人的には「初心者こそ登山口が高いところにある高山に行くのがおすすめ!」と思っていまして。 さらに「温泉と一緒に楽しめる」となれば登山だけではなく「日帰り登山を含めた旅」として楽しめるプランを提案したいなと思い、もう少し広いエリアを対象にご紹介したいなと考えました。 そこで本稿では ・初心者でも気軽に登れるゆる山(標準コースタイム3時間程度) ・登山後に立ち寄りや

アイキャッチ出典:PIXTA 八ヶ岳って初めての人でも登れる山なの?出典:PIXTA(編笠山から見る赤岳)八ヶ岳はひとつの山の名称ではなく、山梨県と長野県の間、南北約30kmにまたがる標高2,000〜2,500mの山々が連なった山塊のことを指します。森歩きに始まりクサリ場やハシゴ、岩場など、バリエーション豊かなコースがあることから、登山初心者からベテランまで幅広い層に人気です。 難易度の高いコースがあるのも事実ですが、2〜3度低山に登りステップアップをしたい人にぴったりの日帰りコースもたくさん! 八ヶ岳のここがすごい!登るべき魅力とは提供:YAMAP、作成:YAMA HACK編集部夏沢峠を境にして、南北にわかれる八ヶ岳連峰。主峰赤岳を中心とした岩稜帯やクサリ場、ハシゴなどが点在し本格的な登山が楽しめる南八ヶ岳。一方、北八ヶ岳は標高2,500mのなだらかな山々が連なりゆったりとした森歩きが魅
![日帰り八ヶ岳登山ならココ!難易度・コースタイム別おすすめルートガイド | YAMA HACK[ヤマハック]](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f43a935bb1f301a471f66b70c530615cde653449a%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fimages.yamahack.com%252Fwp-content%252Fuploads%252F2020%252F08%252Fpixta_44299032_M.jpg&f=jpg&w=240)
学ぶ 【道迷いしやすい登山道2024発表】多発ポイントを分析|ガードレールをくぐる難関分岐も判明さまざまな山岳遭難の原因があるなかで、毎年トップを占める道迷い。山岳遭難での死亡ゼロを目指す登山地図GPSアプリ・YAMAPは毎年、ユーザーの道迷いをした軌跡データなどを分析し、「日本一道迷いしやすい登山道」としてまとめています。 2024年は登山ガイドの鷲尾太輔さんが分析に協力。全国8エリアの各トップ3、全24カ所を検証。道迷いしやすい傾向と対策について教えてくれました。 目次道迷いの原因には傾向がある1.榛名山・硯岩|群馬県2.青麻山|宮城県3.如意ヶ岳|京都府4.蛇峠山|長野県5.鷹ノ巣山|東京都6.弥山|広島県7.平尾山|山梨県8.横尾山|兵庫県9.脊振山地・金山|福岡県10.黒部五郎岳|富山県道迷いで深刻な事態に陥らないために

意外と知られてない?「絶景」と「温泉」がセットで楽しめるスポット 先日蔵王温泉に泊まって、ロープウェイの地蔵山頂駅から有名なお釜のある刈田山頂までゆるっとハイキングしたのですが……職場の同僚にお釜の写真を見せたら「こんなきれいなところが日本にあるの!?」と驚かれたのです。 「でも、かなり歩かないと行けない場所なんでしょ……?」 と聞かれたので 「山形駅からこのすぐ近くまでバスが出ているので、ほとんど歩かずに行けますよ。近くにいい温泉もあるし」 とお答えしたら「ぜんぜん知らなかった。今度絶対行く」と言われ。 美しい自然を苦労なく見に行けるように整備された「山岳リゾート」的な場所はけっこうあるのに、意外と知られていないものなんだなと思いました。考えてみると私自身も、登山を始めるまでは上高地も千畳敷も立山も知らなかったなあと。 夏のうちにご紹介できればなお良かったのですが、これから紅葉シーズンを

「営業すればするほど赤字が増えてしまう」 「これ以上営業を継続できない」 北アルプスで山小屋を営む経営者の悲痛な声です。NHKが行ったアンケート結果からは、コロナ禍で山小屋の経営悪化だけにとどまらない大きな課題も見えてきました。 (映像センター山岳取材班カメラマン 岡部馨 奥田悠/ニュースウオッチ9ディレクター 安食昌義) 標高3000メートル級の山々が連なる北アルプスには、豊かな自然を求めて年間およそ850万人が訪れます。 多くの山小屋では春から秋にかけて登山者を受け入れていますが、去年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休業したり、営業期間を短縮したりするなどの対応を余儀なくされてきました。 コロナ禍2年目のことし、本格的な夏山シーズンが始まるのを前に北アルプスの山小屋はどのような状況になっているのか。NHKではアンケートを実施しました。 調査では「北アルプス山小屋協会」に所属する9

先日、山岳写真の分野で経歴詐称事件が発覚しました。詐称していたのは、「山写」と名乗って山岳写真家として活動していた人物。顔と本名を公表していないので何者なのかがよくわからないのですが、ツイッターで1万人以上のフォロワーを抱え、各種企業とコラボして山岳写真のセミナーなども開催し、ある種のインフルエンサー的な存在となっていました。 登山と写真で仕事をしている人。rel="nofollow" 一般にはほとんど知られていないと思われるのですが、登山と写真両方に関心のある人たちにはそれなりに影響力と存在感を持っていたと思います。とくにここ一年ほどは、ファイントラックの山岳写真用ジャケットの開発に協力したり、ペンタックスとコラボしたセミナーが開催されたり、YAMAPで連載が始まったりなど、活動が本格化していました。本人が自称している経歴は以下のようなもの: ・20代は海外で山岳写真の修行をつむ ・現

初心者だけど、気持ちよくて達成感のある登山がしたい! でも日本は山だらけ、一体どれに登ったらいいの...?「ほぼ高尾山しか登ったことない」というライターのヨッピーさんが、山のプロたちに助けられ、本格的な登山に初挑戦。厳選した山で待っていたのは、美味しい山小屋ごはん、ほどよい冒険感に、絶景ビュー。読んだら絶対に登りたくなる、山登りビギナーにオススメの山はこれだ!(編集/メルカリマガジン編集部、撮影/ヨッピー) この絶景をご覧ください。「あれ?新しいゼルダの伝説の画面かな?」って思いました? ププーッ、クスクス。ありがとうございます。最新ゲームのCGでもありませんしフリー素材でもありません。 実写です。本日は人生で初めての本格登山に来ております。 実は前々から「本格的な登山、やってみたい!」と思っていたので、当メルカリマガジンから「なんか書いてよ」って言われたタイミングで「山に行きたい!」と

ブロガーのもぐもぐさんが、クレジットカード利用に紐付いたヨーロッパ旅行の思い出について紹介します。ブリュッセル、ブリュージュ、ハイデルベルクなどさまざまな都市を回ったもぐもぐさん。特に印象的だったのは「古城ホテル」での一泊なのだそう。帰国してからも残る思い出について語ります。 「クレジットカードに紐付いた思い出、ありますか?」 Fun Pay!編集部さんとの打ち合わせでそう聞かれて、悩んでしまった。私はなるべく現金を使いたくないタイプで、学生時代から長らくクレジットカードのヘビーユーザーだ。毎日当たり前のように、コンビニでもスーパーでも使いまくっているのだけど、何か特段「思い出」といえるようなものってあったかな? カードの存在を心強く感じる瞬間といえば、やっぱり海外旅行だ。これ1枚あればなんとかなる! と思える、スマホと並ぶ必須アイテム。そういえば、あの夏休みは楽しかったな。大人になってか

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