6月22日に行われた東京都議会議員選挙――。知事与党の都民ファーストが第一党となったが、自民党は30議席から9議席も減らし惨敗、「全員当選」を期して22人を擁立した公明党は3人が落選という厳しい結果となった。一方、台風の目となると思われていた石丸伸二・前安芸高田市長が立ち上げた「再生の道」は42人が立候補したが全員落選という憂き目に。いくつもの波乱があったこの都議選について、元産経新聞記者で、現在は永田町でロビイストとして活躍する山本雄史氏、JX通信社代表の米重克洋氏に語り合ってもらった。(対談は2025年6月23日に実施) なぜ「再生の道」は波に乗れなかったのか ――参議院選の前哨戦として注目された今回の都議会議員選挙ですが、結果は都民ファーストの会が第一党となり、自民党は大敗しました。まずは注目されていた石丸伸二氏が代表を務める地域政党「再生の道」の結果についてお話をうかがっていきたい

22日投開票の東京都議選で、小池百合子都知事が21日、自民候補の事務所に駆けつけた。小池氏は2016年の就任時に自民都連と対立。21年に自民が都議会第1会派に復帰後は徐々に距離を縮めていたが、都議選で自民候補の応援に入るのは就任以降初めて。 小池氏は告示後、自身が設立し特別顧問を務める地域政党「都…

東京都と法政大による、起業家教育を推進する総額約3億8千万円の共同事業が、2025年度からの本格実施を前に突如中止となった。「事業に関わる研究者が資金を不正使用している可能性がある」として、大学が中止を申し入れたと都や大学側は説明する。だが当の研究チームは不正を否定し「むしろ都の担当者と約3カ月間連絡がつかずに放置され、中止に追い込まれた」と異論を唱える。双方の主張は食い違っており、真実はどこにあるのか。共同通信は研究チームと東京都職員とのメールのやりとりを独自入手。関係者への取材も交えつつ、事業が頓挫するまでの経緯を検証した。(共同通信=武田惇志) ▽未来を切り拓く起業家教育 問題となった事業は「東京の未来を拓(ひら)く起業家教育循環システム」。2024年度から3年をかけて、小中高校生が起業家教育を体験できる施設を都内に新設し、メンター役として関わる大学生も将来的に起業家として成長できる

元タレント・中居正広の女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」を巡って、“天皇”と呼ばれる日枝久取締役相談役に株主が辞任要求を突きつけ、話題を呼んでいる。 フジ・メディア・ホールディングスの大株主「ダルトン・インベストメンツ」が3日付でフジ側に書簡を送り、日枝氏を「独裁者」と表現した上でクビを求めたのだ。SNSは「日枝をクビにしろ」と大炎上。この状況を苦々しげに見ているのが、東京都の“女帝”こと小池知事だ。肝いりの「巨大噴水」事業が「日枝案件」だと露見し、問題が自らに飛び火したからだ。 小池知事肝いりの巨大噴水とは、お台場海浜公園(港区)の水域に整備する「ODAIBAファウンテン(仮称)」で、幅250メートル、噴水の高さは150メートルという世界最大級の規模だ。2025年度末に完成予定で、整備費は約26億円に上る。整備を要望したのは、お台場地域の複数業者からなる「一般社団法人 東京臨海

東京都の小池百合子知事(72)が膝関節を剥離(はくり)骨折したと7日、都が発表した。都によると全治2カ月程度の診断が出ているといい、小池氏は当面、テレワークで公務をこなす。 小池氏は6日夜、明治神宮野球場(新宿区)で行われたプロ野球、ヤクルト-阪神戦前の始球式に登場した。「来年はお隣の国立競技場で世界陸上が、そしてデフリンピックが東京体育館で開かれることになっている。これからもスポーツで盛り上げていきましょう」などと呼びかけた後、マウンドから投球。ツーバウンドでキャッチャーに届き、手を振りながら退場した。 関係者によると、直後に不調を訴え、車いすで球場を後にしたという。投球の際に膝をひねったとみられる。 小池氏は7月の都知事選で3選を果たしたばかり。7日午後には、令和7年度の国の施策や予算に対する都としての提案に向けて、公明党都本部への要請活動を予定していたが、小池氏のけがにより中止となっ

東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)は、立候補する小池百合子知事による都政を評価する機会になる。8年前、初当選した小池氏の公約は、「七つのゼロ」だった。その後、どうなった?

東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡り、現職の小池百合子知事に出馬要請した区市町村長の有志52人の1人、日野市の大坪冬彦市長が30日の記者会見で、「小池知事側から『支援してくれますか』という打診があった」「(小池氏側からの)応援依頼だったのが、なぜか(首長側からの)出馬要請になってしまった。心外だ」と述べたことを受け、小池知事は31日の定例会見で「私からの依頼はしておりません」と話した。

Published 2024/05/05 16:09 (JST) Updated 2024/05/05 17:15 (JST) 国民民主党は衆院東京15区補欠選挙(4月28日投開票)を巡り、小池百合子東京都知事が擁立を主導した無所属候補を推薦し「公認並み」の態勢で臨んだが、敗北した。小池氏の人気に乗じて推薦した候補を当選させ、党勢拡大の弾みとする狙いは不発に終わった形だ。党内では「執行部の責任は免れない」(関係者)として「親小池」路線の見直し論も浮上している。 「補選の結果を総括し、どうしていくか検討したい」。国民民主の玉木雄一郎代表は29日、小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」との今後の連携の在り方についてこう語った。 国民民主はこれまで政策勉強会の開催や都内の首長選での候補応援などを通じ、都民ファと関係を築いてきた。榛葉賀津也幹事長は「国会議員のいない都民ファと、都議

あったことを無かったことにしたい人たちがいる。そんな怖さを感じた記事がこの夏にいくつかありました。 まずは「731部隊」についての企画記事を紹介します。信濃毎日新聞の「戦後78年 731部隊の記憶」です(8月11日~17日)。 第1回の記事は『県内元少年隊員2人にネット上で中傷の声 命懸けの証言「嘘」呼ばわり』。 戦時中、満州で細菌兵器開発や人体実験などの残虐行為を実行した731部隊について元隊員が命懸けで証言したら、ネットで「このジジイ、嘘ついてやがる。か、実在しない人物だな」などの誹謗中傷が少なくなかったという。 国の姿勢に「まだ隠そうとするのか」と疑問 731部隊の「少年隊」に入隊した清水英男さん(93)は、人体実験で犠牲になった捕虜や、故郷から遠く離れた地で亡くなった仲間のために「命を懸けて証言している」と語る。 同じく元隊員の須永鬼久太さん(95)は部隊の撤退時に上官から「公職に

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