皆さんこんにちは。株式会社cocoの高橋です。最近、弊社サービスの新規受注金額(アップセル含む)が1年で4.5倍にまで増えました。しかもこの間セールスの人件費は殆ど同じで、広告費も殆ど変えていません。単純な計算で1年で生産性が4.5倍になりました。 そこで今回、その成長の過程での弊社の工夫と改善の結果生まれたセールススタイル=「スクラムセールス」を皆様にご紹介します。 ※本記事は、2022年8月に公開され、2023年4月に内容を追記しています 四半期ごとの受注金額(新規契約 + アップセル)の推移全員・全顧客・全プロセス対応のスクラムセールス全員で全顧客全プロセスに対応できる体制を作っています「全員で全部やる」という感じがスクラムっぽかったので「スクラムセールス」という名前をつけました。各商談先や顧客の「担当」を明記せず、また各プロセス担当も置かず、「全員で、全顧客のあらゆる課題の解決に向

筆者は、数年前に大手ユーザー系SIerから中小のとある卸売業会社に転職し、誰もエンジニアがいない環境で一から会社の営業活動を支えるシステムの構築などに取り組んでいます。いわゆる「ひとり情シス」として、システムを組み上げてから約3年の間、システムを運用改善していく中で、ようやく会社全体を俯瞰できるようになり、エンジニアならではの視点で、会社の経営改革を促すことができました。ここでは、この実体験をもとに、どのようにしてエンジニアが経営を変えていくことができたのかについてご紹介します。 1979年生まれ。文系卒。旧アイ・ティ・フロンティア(現タタ・コンサルタンシー・サービシズ)に2003年に新卒入社。Javaプログラマ→PM→コンサルタントとキャリアを積み、特に小売・流通業界のシステムに従事。プログラム実装からIT戦略立案までを経験し、ユーザー企業のIT競争力強化のためには内製化の促進が最良だと

先に書きたいことを箇条書きにしておくと、 ・上司は、部下に報告や相談を求めるのであれば、それに見合ったメリットを部下にも提供しなくてはいけない ・部下のタスクが上手くいかなかった場合、責任は割り振った上司の方にある ・上司の最大の仕事は、部下が仕事をやりやすい環境を整えてあげることである ・ただ「報告しろ、相談しろ」というだけの上司は、その内部下に相談してもらえなくなる ということになります。当たり前っちゃあ当たり前の話です。 以下は、とある会社の、とあるチームについてのお話です。 そこのチームリーダー、仮にAさんとしますが、Aさんは日ごろ「部下からの情報共有不足」に悩んでいました。 Aさんのチームは、定型のタスクではなく、様々な期限のタスクを同時並行で回さないといけないチームです。その為、各人の進捗状況もかなり複雑になりますし、失敗時のリカバリも相当面倒くさいです。Aさんは、MS Pro
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