当初の計画よりもスペックが大きく低下したX79チップセット。IntelのPCI Express 3.0対応計画も流動的に ライター:本間 文 X79チップセット(2011年9月13日の記事より) IntelのデスクトップPC向け次期フラグシップCPU「Sandy Bridge-E」(開発コードネーム)。2011年第4四半期中とされるその市場投入が近づいたことで,主要マザーボードベンダー各社は,Sandy Bridge-Eのプラットフォームとなる「Intel X79 Express」(以下,X79)チップセット搭載マザーボードの情報を公開し始めた。 そこで分かってきたのは,噂されていたとおり,X79が計画当初よりもスペックダウンしていることだ。今回はその点をまとめてみたいと思う。 製品版X79のブロック図(左)と,計画当初のブロック図(右)。詳細は本文で SATA 6Gbps対応は2ポートに


最上位モデルのGA-Z68X-UD7-B3は、4基のPCI Express x16スロットを搭載して、3way SLI、または、4GPUによるCrossFireXの構築が可能だ。6基のSerial ATA 6Gbpsと4基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、10基のUSB 3.0、8基のUSB 2.0を利用できる。基板レイヤーは8層で、電源回路は24フェーズ構成となる。また、有線LANは2系統のポートを備える。ただし、映像出力インタフェースは持たない。 GA-Z68X-UD5-B3は、2基のPCI Express x16スロットを搭載して、2way SLI、または、CrossFireXの構築が可能だ。4基のSerial ATA 6Gbpsと2基のSerial ATA 3Gbpsに対応するほか、8基のUSB 3.0、10基のUSB 2.0を利用できる。基板レイヤーは6層で、電源

注目すべきは「全部入り」だけじゃない “Z68”という名前から、「Intel 6」シリーズのチップセットで、かつ、すでにある“P67”や“H67”の上位モデルになると予想されていた新しいチップセットが登場した。しかし、実際に何が異なるのかは詳しく明らかにされていない。今回、評価で用いたASUSのIntel Z68 Express搭載マザーボード「P8Z68-V PRO」でそのあたりを確認していこう。 ASUSの「P8Z68-V PRO」は、3基のPCI Express x16スロットを搭載し、うち2基は1基の16レーン、または2基の8レーンという構成で利用できる。Intel P67 Expressと同じくスプリットでのマルチGPU構成にも対応する P8Z68-V PROは、ATXフォームファクタに対応したマザーボードだ。“PRO”と付けられた名前から、ASUSのIntel Z68 Expr

2011/05/05 iMacには未発表のIntel Z68チップセットが使われている 先頃発表された新型iMacには、未発表のIntel Z68チップセットが使われているそうだ(バラシを行ったiFixitがレポート)[9to5mac]。Z68プラットフォームは5月11日に発表される予定のもので、「Rapid StorageTechnologySSD Caching (RSTSSD Caching)」というHDDとSSDを組み合わせ、SSDをキャッシュとして使用することができる機能が搭載されているそうだ。この機能により、HDDへのアクセススピードがSSDが持つ転送速度比80%の性能と大幅に向上し、HDDとSSDは一つのドライブとして認識されるとの事。SSD追加のカスタマイズしたiMacの出荷が数週間となっているのは、この機能に対応した"LarsenCreek"SSDのリリースを待
米Clearwireは12月1日(現地時間)、米Sprint-NextelからのWiMAX通信事業の引き継ぎ完了を報告するとともに、第4世代(4G)モバイルサービスの提供を目指した新会社設立を発表した。新会社の名称はClearwireとなり、従来までSprint-Nextelが提供していたWiMAXサービスのXOHMは新たに統一ブランド「Clear」として全米ユーザーに提供される。また新会社設立にあたり、米Intelや米Googleなど複数の大手企業から計32億ドルの出資を受けた。 Clearwireは全米にWiMAXによるモバイルブロードバンドのサービスを提供するベンチャー事業者。今年5月にSprint-NextelとのWiMAX事業統合を発表した。全米携帯キャリア3位のSprintは業績低迷からの起死回生策としてNextelを買収したものの期待ほどの効果につながらず、事業再編を急務とし
【連載移籍のお知らせ】 DOS/V POWERREPORTは2024年冬号をもって休刊しました。以下の連載は掲載の場をAKIBAPC Hotline!(https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/)に移して継続中です。よりいっそうパワーアップした内容にもご期待ください。 <新装連載中!(2024年7月現在)>GPU Round-Robin Benchmark https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/backno/special/gpu_benchmark/ VIDEO CARD LABORATORY https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/backno/special/videocard_lab/ 最新自作計画(※竹内亮介のオレにPCケースを使わせろ!と合併) https://akiba
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