本記事は React best practices and patterns to reduce code を提供元の事前許可を得たうえで翻訳したものです。 元の記事に従いタイトルに「ベストプラクティス」と含んでいますが、実際にはベストプラクティスは規模や状況によって大きく異なります。 チームの状況にあわせて参考にしていただければと思います。 ===== これは全3パート中の第1パートとなる記事です。 パート1(この記事)パート2パート3 私は数年に渡っていくつかのプロジェクトで、React.jsを使った取り組みに参加してきました。様々なプロジェクトに取り組む中でいくつかの共通するパターンを見出したため本ブログでご紹介いたします。それではいきましょう。 1. reduxのactionsとdispatcherのためにカスタムフックを作成する私はreduxを使うことを好んではいませんが、いくつ

こんにちは!sugitaniと申します。 これまで有名芸能人と通話ができる(かもしれない)ライブ配信アプリとか、オリジナルマンガの配信サービスとか、コメントが横に流れるライブ配信システムとかを作ってきました。(SUGARは今も作業してます) 最近ご縁がありましてUUUMの子会社で、簡単に有料フォロワー向けの投稿が行えるFOLLOW MEを主に開発していて、NFTでデジタルトレーディングカード(※)を売り買いすることができるHABETをIndieSquare社さんと協業で運営しているNUNW株式会社(5月にFOROから社名変更)に入社し半年くらい経っています。最近CTOに任命していただきました! ※NFTについては思うことがある開発者の皆様が多いと思っていますが、自分がどう思っているかは後述します 少し前に「スタートアップがまともなわけ無いから入るな」というインタビュー記事を書いて頂いたんで

この記事の目的 最近「良いドキュメントが作れているな」と思う機会が増えてきたので、その知見をアウトプットしたくなった。 想定読者 今所属してる組織(会社/プロジェクトなど)のドキュメントがイマイチで悩んでいる人 そもそもドキュメントが無い組織に所属していてつらい思いをしている人 「ドキュメントを作れ」という漠然としたタスクを振られて困っている人 想定読者ではない人 メンテなブルなドキュメンテーションのエコシステムが完成している組織で更によいやり方を模索している人 私もまだ模索中なので、いいやり方があれば教えてほしいです👀 顧客提出などの「納品が必要」なドキュメントの管理方法を模索している人 この記事では「社内の情報共有」にスコープを切って話をしています 書いている人のスペック(参考) 歴5年くらいのなんちゃってフルスタックエンジニア 普段は Node.js /React.js or R

注:誤解されないように最初にこの記事の意図を書いておくと、古典的な静的型付き言語VS.動的型付き言語の論争をするつもりはありません。これまで色々なプロジェクトを観察(風聞も含む)して来たところ、そういう傾向があるのではないかという仮説です。それと、文脈として主にWebアプリケーション開発する時のことを想定しており、それ以外のケースはいったん脇に置いています。WebアプリケーションだとPHP(動的型付き言語)の方が圧倒的に事例多いのではという感想もありそうですが、その辺りを考え出すと話がこんがらがるので、これもいったん脇においています。 たとえば、色々な事例を見聞きするに、スタートアップ企業において動的型付き言語であるRubyのWebアプリケーションフレームワークであるRuby onRails(RoR)は好まれる傾向にあります。近年のPythonの動向はさておき、未だにRoRの求人がかなり
stepney141:GitHub上のOSS、ミクロ経済学の学部初級教科書になんで公共財として載ってないのか不思議でならないくらい公共財してるstepney141: OSSはもともと、知識を公共財であると認識した上で「知識のフリーライダーを増やすことが知識の発展に繋がる」という思想だったわけだけど、知識を提供する側が悪意を持つ側に回ることを想定していなかったのではないかstepney141: オープンソースの定義を考えたブルース・ペレンスはこういうことを言っているわけだけど、現実には Babel の開発者が寄付を訴えたり、今回の colors.js/faker.js のように開発者が実力行使に出たりしているわけなんだよな "共産主義がうまくいっていない世の中で、オープンソースがごの一見共産主義的な戦略で成功している。それはなぜだろうか? それは、普通の(物質的な)商品と(デジタルなデ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに ソフトウェアプロジェクトには不思議な性質があります。現状のスケジュールに課題を感じて、短くするために人員を投下しても、なかなか思い通りに短くならない。それどころか悪化してしまうことがあります。場合によってはプロジェクト自体が破綻して失敗してしまうことすらあります。 今回は、このようなソフトウェアプロジェクトに潜む直感に反する性質を数理的なモデルを介して理解していく試みです。ある種の思考実験としてお楽しみください。 宣伝 Qiitaさんとコラボ企画でアドベントカレンダーをつくりました。DXをめちゃくちゃ改善した話を募集していま

こんにちは、よしこです。 この記事は 2020年に立ち上げたWebフロントエンド構成の振り返り の「linter/formatter」項の詳細記事です。単体でも読めますが、よければ元記事もあわせてどうぞ! この記事では、今わたしが 株式会社ナレッジワーク というスタートアップで開発・運用しているプロジェクトにおいて便利だったLint/Format関連の設定についてご紹介していきます。 使っているのは、TSのlintのためにESLint,CSSのlintのためにStylelint, 主なファイルのformatのためにPrettierです。 ESLint pluginsとextendsだけどんなもの入れてるか載せておきます。 "plugins": [ "strict-dependencies", // 後述 "unused-imports", // 後述 ], "extends": [ "a

最短でイッセンマンITエンジニアを目指すなら大炎上プロジェクトがオススメ!!経験浅でも採用の可能性が上がるし、週最大7日間1日15時間以上、プロに揉まれながらスキルを磨けるので面倒な家での積み上げは不要!やり遂げた際の経験値はヤバいし、活躍によってはPMが次のPJに引っ張ってくれるよ!— 代表取締役 岩元仁@株式会社ロックシステム (@iwa3nen) 2021年8月28日 経験の浅いエンジニアが1千万の年収を得る最短ルートが、炎上案件に飛び込んですげぇ修行して界王拳をマスターしろなのか... 社員にそれを言えるのがすごいな。(いわもと様から社員向けではないとコメントを頂いたので、打ち消します)炎上プロジェクトで心を病んだ人を多かれ少なかれ見てきて、人づてに色んな哀しみを聞いている身としては、危険としか言いようがない。 僕が若い頃にやった、月稼働400時間が2ヶ月続いたプロジェクトは炎上
こんにちは、プロダクトマネージャーの田嶋です。 はじめにお断りしておきますが、本記事は、2021年7月にリリースした開発プロジェクト(以降「Rプロジェクト」)において、遅延なく開発を進められたことのプチ自慢です🎉 笑 週次で滞りなくバーンダウンが落ちていく様子を、チームで安心して見ることができました。スケジュールのストレスなく開発を進めることができたのは、チームの頑張りのほか、見積もりとスケジュール管理が良かったからだとも思っています! 開発プロジェクトにスケジュールが求められる理由は様々ですが、キャンペーン施策や営業資料の準備計画を立てるため、あるいは利用顧客へも告知責任があるから、などです。そのいずれの場合も、計画やそのための作業見積もりは欠かせません。 しかし多くの開発プロジェクトにおいて、実績は見積もりよりも上振れし、遅延してしまうことが多いのではないでしょうか。本記事では、R

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 2018年現在でもJava開発をしていると、Antすら使っていないEclipseプロジェクトにそこそこの頻度で出くわします。Eclipseの自動コンパイルが通ればOKであり、ビルドはExcel手順書をもとに手動で行われ、依存関係ライブラリはもちろんlibフォルダに各種jarファイルが放り込んであります。Eclipse上以外ではどう動かせば分かる人がいないため、コマンドラインからビルドなどを行うことは叶わず、CI化なんて夢のまた夢です。 そんなJava開発から脱却したい人向けのJava開発のモダン化ガイドです。 基本的にJava 8以降で

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 私自身これまで複数の開発案件でプロジェクトマネジメントをしてきました(開発もするプレイングマネージャー的な感じで) ※マネジメント規模は数人~60人規模まで様々(システム開発・ソーシャルゲーム開発が主) これまでプロジェクト炎上案件の立て直しを何件も実施してきました(立て直しは一番やりたくない…) 今回は「なぜ炎上するのか・どうしたら炎上しないのか」に焦点を当てて、炎上案件について共通点や回避策など実際の実例を交えて複数回に分けて纏めておこうと思います(※現職がゲーム開発なので、ゲーム開発を例にして記述します) みなさんの周りに何も解決

属人化の理由 個人の問題 手抜きやバグを隠す たとえば、仕様書外の動作を実装し、それをプロジェクトで利用する解雇されないための保険的行動 チームの問題 マニュアルを作る文化の欠如 他人のタスクに対する無関心 他人の監査なしにプロジェクトを更新可能 どうやって属人化を避けるのか 間違った対策 ○○さん以外にもマニュアルなしで操作できる人間を育成 育成した人が全滅すればやっぱり同じ状況 全員がすべてのプロジェクトに精通するとかはムリ 正しい対策 モジュールごとに仕様書を用意 間違って使うことが難しい仕様とする 即ち、仕様書を読まなくてもある程度正確に使える お互いにコードレビューさせる 具体的にはどうすれば良い? テスト・仕様書・利用例 テストは仕様書のベースとなる 仕様書を見れば、深い動作がわかるようになる 仕様書を読まなくても、利用例を見れば使える 全員がテストできる環境を作る 前提条件

「『グーグルで働いてみたい』だけでは不十分」グーグルの上級副社長ヒロシ・ロックハイマー氏は言う。Googleグーグルで働きたいと願うだけでは不十分だ。 この巨大テック企業で職を得たいなら、より具体的でなければならないと、同社のプラットフォーム、エコシステム担当の上級副社長ヒロシ・ロックハイマー(Hiroshi Lockheimer)氏は言う。 「あなたが何に対して情熱を持っているのか、それが重要です」と同氏はBusiness Insiderに語った。 「『グーグルで働いてみたい』だけでは不十分なのですが、実際にそう話す人もいます」グーグルは、数多くの製品やサービスを提供する会社へと成長を遂げた。だからこそ、どのチームで働きたいのか、具体的な考えを持つことが大切だ。 「『自分が情熱を注いでいるのはこの分野で、自分がやりたいのはこれだ』と、はっきり言えることが非常に重要です」ロックハイマー

サムライトのCTO、Kaizen Platform テックリードを経て、25歳という若さで独立した河西智哉氏。昨年12月にはANRI 佐俣アンリ氏、フリークアウト 佐藤裕介氏とインキュベーションプロジェクト『SEEED』を立ち上げ、話題となった。彼が歩んできた異次元キャリア、これからの挑戦とはー? キャリアが異次元!? 河西智哉が歩んできた道、そしてこれから。 河西智哉氏 (@rudolph_miller) は「スーパーエンジニア」という呼称がちっぽけに感じるほど、異次元なキャリアを歩んできた人物。さらに25歳という若さも驚きだ。 京都大学を中退後、22歳でサムライトに参画。CTOとしてネイティブ広告プラットフォームの配信エンジンをたった一人で開発した。その後、Kaizen Platformでテックリードを務め、2016年11月に独立を果たす。 現在は、さまざまな企業の技術顧問、開発パート

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? @eaglesakura です。 皆さん、進捗どうですか? お仕事の規模が大きくなれば、参加人数が増えていくでしょう。 参加人数が増えれば、様々な宗教観の人がプロジェクトに参加するでしょう。 お一人様プロジェクトを中心にやっていた人もいれば、大規模案件のソルジャーとしてキャリアを積み上げてきた人もいます。彼らのスキルレベルもまちまちです。 私が参加している(そしてプログラマーに対して強い権限のある立場である)プロジェクトでは、次のようなルールをベースに適用しています。 これはなるべくプログラマーの負担をかけずに管理側(プロジェクトマネー

wadap.hatenablog.com 先日、こんなエントリーを書きました。割とエンジニアやデザイナーの方は経験したことがある会議ではないでしょうか。このワードに反応されていたので、少し掘り下げてみたいと思います。 「ノーアジェンダ・どうしましょうか会議」とは もうこの名前に全てが詰まってはいるので、経験したことがある人はすぐにわかるとおもうのですが、以下の点が揃っているとまさにその会議かと思います。 アジェンダが用意されていない とりあえず関係がありそうな人を呼ぶ 会議が始まり次第「どうしましょうか」的な空気が流れる ダラダラ長い 丸投げ感満載 というところでしょうか。会議そのものに主催者側の専門性があるものでは起きづらいのですが、自身が理解できない or 経験の無い領域の話になるとわりとこういう会議になりがちなのかなと思います。 会議の傾向 そしてこの会議が始まり「どうしましょうか」
ひとことで言えば、「レビュー文化は良くない」ということになるだろうか。Slack導入、そして同時期に開始した服装の自由化、バイモーダルという考え方の浸透、AIやブロックチェーンを活用したPOC等の取り組みによって、SIerとしてのセゾン情報システムズは、社内の雰囲気もずいぶんと変わってきた。 しかし、こうした取り組みだけではどうにもならないものも少なからずあった。 そのひとつは、「悪い報告がしづらい」ことだった。 これは他のSIerでも同様のことが多いのではないかと思うが、問題プロジェクトに認定されると、品質管理部のモニタリングが強化されたり、第三者によるプロジェクト監査が始まったり、経営会議での定期的な報告が求められたり、何をやっているのかとレビューでこっぴどく叩かれたり、、、。 そうした責任感から、遅れをキャッチアップできるよう少しでもがんばろう、と励まし合う中で、それなのに四方から

Photo by Alex Dawsons 高村です。 最近、労働基準法改正案で残業時間の上限が「100時間未満」となったニュースが話題になっていますね。残業に関する東京商工リサーチの調査では、残業時間を減らす努力について「努力している」と回答した企業が79.7%、「努力していない」が12.4%、「不明」が7.8%だったそうです。近頃は世間の「残業は悪!」といった声も大きくなってきたため、働き方改善に取り組んでいる企業も多いのかなと思います。 moneyzine.jp ただ、この「努力」が本質的な残業削減につながっているのかどうかはまた別の問題です。 例えば一般に残業が多いとされるIT企業の開発現場ですと、「残業削減(禁止)令」を出された経験がある人もいるのではないでしょうか。私も前職で経験がありますが、ただ「残業はダメ、でも納期に遅れるのもダメ」と言われただけでは業務量に対する根本的な解

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