盲点(1)VPN経由の侵入を示唆、脆弱性突かれ被害後に廃止 3つの盲点の1つ目は、侵入経路としてVPN(Virtual PrivateNetwork)装置の脆弱性を突かれたとみられることだ。攻撃者は同社が出荷管理システムなどのサーバーを設置したデータセンターに不正アクセスし、複数の業務サーバーや全37台の端末のデータを暗号化したり窃取したりした。同社は「グループ内の拠点にあるネットワーク機器を経由し、データセンターのネットワークに侵入された」としているが、具体的にどういったネットワーク機器から侵入されたのかは明言していない。 ただ勝木社長は今回の被害を受け「VPN接続は廃止した」と明言した。ネットワーク機器とはVPN装置だったのか、報道陣からの質問に対して「重要なリスクにつながる情報であるため明かせない」と回答を濁したが、「(報道陣の)想像とそれほど違わないものと思う」とも語り、VPN装

東京地方裁判所は4月26日,ドメイン名「goo.co.jp」を所有する有限会社ポップコーン(岡山県倉敷市)が検索サイトgooを運営するNTT-X(http://www.nttx.co.jp/)を提訴した裁判で,原告ポップコーンの提訴を棄却する判決を下した。ポップコーンは今後2週間以内に控訴しなければ,「goo.co.jp」の所有権を失うことになる。 この裁判の発端は,NTT-Xが2000年11月に,JPドメイン紛争処理機関の工業所有権仲裁センターに対して,「goo.co.jp」の所有権の移転を申し立てたことにある。「goo.co.jp」は,1996年8月にポップコーンが登録したドメイン名。ポップコーンは1996年10月に,「goo.co.jp」に女子高生向けコミュニティ・サイトを立ち上げた。 一方NTT-Xのgooは,NTTアドが1997年3月にドメイン名「goo.ne.jp」で提供を開始

SPF・DKIM・DMARCの図解、設定の確認方法――GmailもOutlook.comも、なりすましメールを防ぐべく「DMARC必須」:意外と知らないメールサーバ構築・運用の基本(7) メールの仕組みや基礎を再確認しながら、確実にメールを届けるために必要な設定や運用のポイントを解説する連載。今回は、送信ドメイン認証の中でも特に重要性が増している「DMARC」について、その背景から具体的な対応のポイントまで解説する。 2025年に入ってから、「突然メールの開封率や反応率がガクッと落ちてしまった」「送信メールがGmail宛てに届かない」といった声が企業の間で相次いでいます。その背景には、GoogleやAppleなど主要なメールサービスによる送信ドメイン認証の厳格化があり、特に「DMARC(Domain-based Message Authentication,Reporting & Con


はじめに 「ソケット通信ってなんやねん」、そう思った経験はみなさんもあると思います。 私もそのうちの一人です 👍 個人的に初学者の方がつまづくポイントが多い概念なのかなと感じていました。本記事では、そのモヤモヤを解消すべくソケットの基礎概念に触れていこうと思います。 この記事を読み終わった後、皆さんはソケットを理解し、ウキウキになれるはずです! では、一緒に「見えない通信」の扉を開きましょう〜 👽 対象読者 ソケット通信を基礎から理解したい方!! ソケット通信とは何か? まず、ソケットとは何なのかみていきましょう。 ソケットとは ソケット は、オペレーティングシステム (OS) が提供する、プロセス間通信のエンドポイント、つまり「出入り口」のことです。 同じコンピュータ内の異なるプログラム同士、あるいは、ネットワークを介した異なるコンピュータ上のプログラム同士がデータのやり取りをする


エレコムは5月12日、LANケーブルの規格適合表示を変更したと発表した。これまで、規格の全項目を満たしたものを「対応」と表示していたがこれを廃止。規格を満たす、または「自己適合宣言が可能な条件を満たした」ものは「適合」と表記する。 一方で、材質や形状などの仕様の一部が規格の基準を満たさないが、「一般的な条件下での仕様を想定した社内試験に合格したもの」は「準拠」と表記する。 「準拠」は一般的に、規格を満たした製品に使われるが、エレコムは、規格を一部満たさなくても「準拠」と表記する方針を維持。これに対して、「本来の『準拠』の意味と異なっている」と、一部のユーザーが批判している。 エレコムのLANケーブルめぐっては2024年、「CAT6Aに『準拠』と書かれたフラットケーブルで、規格通りの速度が出ない」との報告が話題に。「『準拠』は『規格を満たしている』という意味であるべきで、規格通りの速度が出な

実在する警察署の電話番号などが着信画面に表示される不審電話が急増している。2025年3月中旬には、「03」で始まり末尾が「0110」という新宿警察署(東京・新宿)の代表番号が表示される事態が報じられ、同署が注意を呼びかけた。警察官をかたって捜査名目で金銭をだまし取ろうとする新手の特殊詐欺だ。NHKなどの報道によれば2024年1月から被害が増え、全国で1400件余りに達している。 電話番号の偽装は「スプーフィング」とも呼ばれる。2000年代中ごろに詐欺事件が急増したことから、通信事業者と総務省は対策を講じた。その後も新たな手口にも対応してきた。なぜ最近になって、対策をかいくぐる番号偽装が増えたのか。手口は確定していないものの、一部の国内通信事業者のサービスが悪用された可能性があることが関係者への取材で分かった。海外IP電話を使う手口、日本の通信各社は既に対策済み 「03-XXXX-0110

はじめに こんにちは、ばーやんです!突然ですがネットワークの遅延ってなにからきているかわかりますか? pingで遅延などを測定していることはあってもそれが何から来ているかふわっとしている方も多いのではないでしょうか? 今回は遅延の解像度をあげるべく記事を執筆しました! おすすめの読者 ネットワークエンジニア、インフラエンジニア 遅延が重要な技術開発をしている方(ライブ配信、ゲーム、HPC等) 通信遅延の解像度を上げたい方 参考文献 通信遅延の分類の方法はいくつかあります。今回はCiscoのホワイトペーパー「パケット音声ネットワークでの遅延について」を参考にまとめていきます。気になったら読んでみてください。 遅延の全体像 全体像から見ていきましょう。 通信遅延の全体像です(元の記事が音声のみで特殊だったので少し抽象化しています。) 遅延が発生する順番は以下のような形 コード遅延:データをパケ

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