滋賀県大津市で中学2年生の男子生徒がいじめを原因に自殺した問題で、これまで以下のような証言が、生徒、あるいは保護者を通じてメディアに流れている。 「体育祭の日、陸上競技場で観客席の鉄柵に縛りつけられて、いつもの3人から『でかい声で万引きしましたっていえや』と怒鳴られとった」 「泣きながら『万引きしました』っていうところを、3人が喜んで、携帯の動画で撮影してた」 「押さえつけられて、蜂を食わされそうになった」 男子生徒が縛りつけられた体育祭があったのは、自殺の2週間ほど前だ。いじめグループから、再三万引きを強要されていたと話す同級生もいる。 こうしたいじめに対し、男子生徒の父親は、暴行、恐喝、脅迫など6つの容疑で、加害生徒を大津署に告訴。7月18日に同署に受理された。捜査の対象となる加害少年は3人。 リーダー格は高台の高級住宅地に住むAで、小学校のころから成績優秀な模範生だった。
栃木県高根沢町内の中学校で、バレーボール部顧問の40歳代の男性教諭が、部員の女子生徒12人に「グラウンドを100周走れ」と指示して走らせ、5人が体調不良を訴えて病院で熱中症と診断されていたことが24日、わかった。 町教委は男性教諭に口頭で「指導は行き過ぎで配慮が足りなかった」と厳重注意した。 町教委によると、教諭は14日午前10時30分頃、同校で開かれた他校との練習試合の合間に命じた。1周約200メートルを約40分間約3・2キロ(16周)走った時点で、生徒1人が嘔吐(おうと)や手足のしびれを訴えた。12人のうち10人はその後も約40分間走って終了。計5人が同様の症状を訴えて病院に運ばれ、血液検査の結果、熱中症と診断された。宇都宮地方気象台によると、同日10時30分現在の気温は27・4度だった。5人は快方に向かい、21、22日に開かれた地区大会に出場した。
例によって、橋下大阪市長の「教育改革」構想について議論百出している。私は地雷原には近づかないことにしているし、それ以前に、小学生を留年させるとか、卒業式で起立させるとかの論争が、(どうでもいいとはいわないけれど)「教育問題」の本質だとはとうてい思えない。 そこで私見として、日本の公教育に関する雑感をつづってみる。 学校制度というのは、いうまでもなく、軍隊(常備軍)や監獄などとともに近代の発明だ。その目的は、子どものときから規律を植えつけることで、これまで好き勝手に暮らしていたひとびとを正しい工場労働者(や兵隊)に訓育することにある。 日本を含む先進諸国で教育の崩壊が起こるのは、ポスト産業社会では、子どもたちが工場労働者向けの教育システムに意味を見出せないからだ。 私たちの社会は、子どもたちに対して、「自分の思うように自由に生きるのが正しい」「権威におもねることなく自らの意思を貫け」という強

先日、あるいじめ関係のシンポジウムにパネラーとして参加しました。 その席上、長野県の中学校の先生が実践されている「いじめ対策」は、目から鱗が落ちる素晴らしいものだったので報告したいと思います。 それは、以下のような手順で行われます。 1 いじめの認知は、本人、親、友人の誰からの報告であっても 「この事態を心配している人から報告があった」で統一する。 ※ いじめ加害者やその親は「誰がそんなこと言った」と言いがちなので、 教員側の対応を統一しておくことは極めて有効と思われます。 2 必ず、一人の教員ではなくチームで対応する。 ※ チーム対応は教員の一番苦手とするところですが、是非克服してほしいところです。 3 複数の加害者(大抵そうです)と複数の教員が別部屋で1対1で対応する。 ※ ここで、各加害者の発言に矛盾が生じます。 4 15分後に部屋に加害者を残して教員が集合し、情報交換・矛盾点の分析
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、市教委が自殺直後に全校生徒(約860人)に行ったアンケートの回答からは、生徒が受けた激しいいじめの実態や、心配する同級生らの前で平静を装って耐える様子などが浮かび上がってくる。 市教委は、いじめを示す回答計335件の半数近くを「確証が持てなかった」として公表していなかった。いじめを止められなかった学校側の対応に、改めて批判が集まりそうだ。 回答のうち「暴力」に関する記述は138件あり、「トイレで殴られた」「廊下でおなかを蹴られた」「鉢巻きで首を絞められた」「体育大会で集団リンチのようなものにあっていた」などと書かれていた。 「金銭要求」は13件、「万引きをさせられた」が11件。自殺の練習をさせられるといった「暴言・嫌がらせ」は173件で、「おまえの家族全員死ね」と言われたり、ハチの死骸を食べさせられそうになったりし、
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が飛び降り自殺したことを巡る全校生徒アンケートで、「自殺の練習をさせられていた」との回答を市教委が公表していなかったことについて、4日に記者会見した沢村憲次教育長は「事実と確認できなかったため公表しなかった。隠したわけではない」と述べ、対応に問題はなかったとした。そのうえで、「可能な限り、いじめの事実を調べた」として、現時点では追加調査などはしない考えを示した。 市教委はこの日、男子生徒が亡くなった直後に実施したアンケートで、「自殺の練習をさせられていた」と回答した生徒を16人とした。このうち4人は記名で回答していたため、市教委は聞き取り調査をした。 この生徒らの記載は伝聞によるものだったことから、4人に話したとされる生徒からも事情を聞いた。しかし、自分でその場面を見たとは言わなかったという。 さらに、無記名だった生徒の回答にも、場面
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
印刷 事故が起きたプール。左側のプールサイドから生徒たちは飛び込み練習をした=16日午前10時36分、福岡県大牟田市昭和町の市立延命中学校 福岡県大牟田市立延命中学校で15日、体育の授業中に水泳の飛び込み練習をしていた3年の男子生徒(15)がプールの底で頭を強打、首の骨を折る重傷を負った。医療機関で頸椎(けいつい)骨折の緊急手術を受けた。意識はあり命に別条はないが、足の反応がないという。 同校と市教委が16日に発表した。それによると、15日午後2時50分ごろ、準備体操などの後、生徒45人が4人1組でプールサイドから教諭の笛を合図に飛び込む練習を始めた。男子生徒が浮かんでこないため教諭が水中から救助。ドクターヘリの出動を要請した。 プールは1980年に造られ、水深は満水時で1.1メートル。生徒は身長約175センチで大柄だという。塚野有一校長は「授業中に重大な事故を起こして申し訳ない。一
青森市立三内中学で、40代の保健体育の女性教諭が2月ごろ、授業に遅刻した2年の女子生徒3人に、罰としてスクワットを100回やるよう指示していたことが10日、同市教育委員会への取材で分かった。 教諭はスクワットを途中でやめさせたが、市教委の月永良彦教育長は10日、市議会の委員会で体罰に当たるとの認識を示した。学校は2月10日に2年生全員の保護者に謝罪文を出した。 市教委によると、教諭は昨年11~12月、保健体育の試験で「用具の準備ができない人がいます。誰ですか」などの設問を出し、学校側が全生徒に謝罪した。処分は受けていないが、現在は体調を崩し学校を休んでいる。 スクワットを指示したのは2月、保護者の指摘で発覚。教諭は「生徒指導の一環としてやった」と市教委に説明しているという。
埼玉県の公立中学校で昨年度、校長会などによる公的テストを実施した学校が9割に上ったことが、県教委のまとめで分かった。テストは市単位や複数の自治体にまたがり行われ、偏差値や志望校ごとの順位を出す地域もある。90年代の業者テスト追放に合わせて学校現場から消えたはずの偏差値だが、進学指導を学習塾に頼る傾向が強まったことから「復活」した。【鷲頭彰子】 県教委によると09年度は423校のうち391校で公的テストが実施された。3年生約6万人が受けたとみられる。テストを作るのは中学の教師が中心だが、業者が問題作成、採点、データ作成をする地域もある。 さいたま市では校長会が主催し、約1万人が9月と11月の2回受け、得点や順位、志望校別の得点分布図などが示された。生徒に渡す資料に偏差値は表示されないが、教師は偏差値を把握し、生徒から聞かれれば答えることもあるという。 県教委は92年秋「偏差値にとらわれ
(上)芝生の一部がはぎ取られたグラウンド(15日午後、関口寛人撮影)(下)はぎ取られる前のグラウンド(10月20日)=いずれも大阪府岸和田市立春木中学校で大阪府岸和田市立春木中学校(高間裕博校長)で、同校野球部員の保護者らが、「練習に差し障りがある」として、グラウンドの芝生約3000平方メートルを無断で剥がしていたことがわかった。同校は、府の「みどりづくり推進事業」を利用し、グラウンド(約9000平方メートル)の全面芝生化を実施しており、府は修復されない場合、補助金の一部返還を求める方針で、同校は保護者側に原状回復を要求する。 同校によると、同校は昨年度、府の補助金300万円と地域住民らの寄付金など計約800万円で、グラウンドの芝生化を実施。苗の育成や芝生の植え付けなどは全校生徒や地域住民がボランティアで行った。 今年11月になって、野球部やソフトボール部の保護者らから「グラウンドが平ら
自殺した中3生徒、高校体験入学書類もらえず→入学当日「書類未提出」と帰宅させられる…秋田 1 名前: 湯たんぽ(愛知県):2010/11/29(月) 17:02:42.63 ID:uRRJ20I7P ?PLT 10月1日に大館市で自殺した中学3年の男子生徒の両親が「自殺したのは教師と生徒による複合的ないじめが原因」などとして、市教育委員会に事実関係をあらためて調査するよう求めていることが28日、分かった。市教委は10月7日、両親に「学校生活でいじめなどの問題はなかった」と報告、両親が調査継続を望んでいないとして調査を打ち切ったが、両親は「(打ち切りを)要望していない」と否定。今月下旬になって市教委にはがきと電話で再調査を要請した。 市教委などによると、男子生徒は高校進学を希望し、9月19日に市内の志望校に 体験入学する予定だった。だが7月15日に教師が体験入学の申込用紙を配布した際、 この

宮崎県日向市の公立中学校の教諭3人が昨年7月、髪を染めて修学旅行に参加した男子生徒に、殴るけるの体罰を加えていたことが分かった。 男子生徒は頭部打撲と診断され、市教委は3教諭を口頭で注意した。旅行後、生徒の保護者が学校側に抗議。学校側は保護者に謝罪したうえ、臨時の保護者会も開き、経緯を説明した。 生徒の保護者は同月下旬、指導の範囲を超えているとして、県警日向署に被害届を提出。3人は暴行容疑で書類送検された。宮崎地検は「3人は反省している」などとして、同年12月21日付で起訴猶予とした。 県教委や市教委によると、男子生徒は2年生だった昨年7月、修学旅行の出発日に髪を染めて集合場所のJR駅に来た。 このため滞在先の京都市のホテルで正座させ、学年主任が頭を手の甲で4回たたいたほか、学級担任も手のひらでほおを計5回たたいたり、4回足をけったりした。部活動の顧問も5回程度、ほおを平手打ちした。体罰
松江市の市立中学校で、複数の生徒が男子生徒の顔をけったりたたいたりし、その様子を撮影していたことが16日、松江市教育委員会への取材で分かった。市教委はいじめと判断し、かかわった生徒から事情を聴いている。撮影された動画が外部に流出して発覚した。 市教委によると、動画は2月中旬に同校の教室で撮影された。男子生徒は4、5人の生徒に取り囲まれ、顔を平手打ちされたりボールを投げ付けられたりもしていた。近くで大笑いする生徒も写っていたという。 撮影した生徒らは学校の調査に対し「卒業記念のつもりだった。後から考えればいじめだったと思う」と説明し、反省しているという。 14日、動画を見た市民から市教委に通報があり発覚。中学の教頭は「重く受け止めている。指導面の対応と男子生徒の心のケアに努める」としている。
日本では、大学の大人数講義で「質問はありますか?」と聞いて手をあげる学生はほとんどいません。たまに手をあげる学生がいると、好奇の目で見られます。 これは世界共通の現象ではなく、欧米では多くの学生が積極的に質問するのが普通です。 不思議なことに日本の小学校の授業では活発な質疑応答があり、グループ学習でも議論がもりあがりますが、中学校に入ると、ぴたっと誰も質問をしなくなります。 限られた経験からではありますが、欧米の学校では、むしろ小学校の方が静かで、中学校・高校と進むに従ってしっかり自分の意見を言う学生が増えるように思います。 だからといって日本の学生が考えていないわけではなく、その証拠にレポートを書かせると非常によく練られたものが提出されて舌を巻くことがあります。このような文化差はどちらが優れているというものではありませんが、協調学習やワークショップなどを考える上で、重要な条件としてあらわ
全国の公立高校入試で行われている、学力試験を免除する「推薦入試制度」について、17県の教育委員会が制度の廃止や要件の緩和などの見直しを行っていることがわかった。 廃止に踏み切ったのは、静岡、和歌山の2県で、埼玉、高知など3県も来春の2010年度入試から廃止。さらに3県が13年度までに廃止に踏み切る予定で、各地で選抜方式を学力試験重視に移行する動きが広がっている。 読売新聞が全国の教育委員会に問い合わせたところ、学力試験を免除して中学校の調査書(内申書)や面接などで選抜する推薦入試はこれまで大阪府を除く46都道府県が導入していた。 既に廃止した2県のほか、6県が全受験生に学力試験を課すことを決め、9県では中学校からの推薦がなくても受験生が自由に志願できる「自己推薦型」に転換した。東京、栃木も制度の見直しを検討しており、自治体の約4割が推薦入試の見直しを進めていることになる。 10年度入試から
息子の中学校の文化祭に行ってきた。 息子は中学校生活最後の文化祭で、学年の演劇に役を得て出演。 短い登場だったけれど あれ、息子、なんかカッコ良くない? ねえねえ、今まで思ってたよりカッコ良いいんじゃない?と親馬鹿感想。 息子は今年は3年生なので、夏休みの自由研究は無し。 昨年は下記。 http://d.hatena.ne.jp/midoridou/20081025 しかし1年生や2年生がどんな研究をしたのか見に行って 私はまたそのクオリティの高さに感動しましたよ。 特に感心したのが「ダンゴムシの走性実験」のレポート。 中1の某男子生徒は、まずこの実験のためにダンゴムシ100匹を採取。 そしてその100匹のダンゴムシすべての体調を測定して17ミリとかそれぞれ記録。 そして、ダンゴムシの走るコースを厚紙で作り 東西南北の方位では走行の速度に差はあるか、 1匹ずつ走行のタイムをストップウォッチ
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