「SMFの基礎知識」 ここでは、日常音楽演奏データのやりとりで当たり前のように使われるようになったSMF(スタンダードMIDIファイル)についてお勉強してみようと思います。 1、RPとスタンダードMIDIファイル みなさん御存じの通り、MIDIは世界の統一規格で、日本のMIDI規格協議会(JMSC)※1と日本以外の外国を管轄する米国のMMA(MIDI Manufactures Association)によって管理されています。現在のところMIDI規格1.0Ver4.2というのが最新の規格のはずです。MIDI規格の改訂、追加はJMSCとMMAにより随時協議され、規格として承認されたものは承認確認事項C/A(Confirmation Approval)として随時発行されています。 近年様々な形でMIDIが利用されるようになり、新しい応用例をより柔軟に扱えるよう導入されたのがRP(Recomme
チャンクタイプとデータ長は不変です。フォーマット0の場合、トラック数は1になります。 フォーマットが1、2の場合はトラック数は1以上の任意の値になります。時間単位は通常、 4分音符分の長さのデルタタイムを表します。多くのシーケンサでは384(180h)、 480(1E0h)、960(3C0h)などの値が使われます。 トラックチャンク ヘッダチャンクは常に14バイトで構成されますが、トラックチャンクは実際の演奏データが格納がされるのでデータ長は可変になります。 トラックチャンクの構造は、フォーマット0、1、2すべてで共通で、トラックチャンクを表すチャンクタイプ、データ長のあとに実際の演奏情報が続いていきます。 実際の演奏情報データはトラックイベントと呼ばれ、MIDIイベント、SyeExイベント、メタイベントがあります。 それぞれのイベントには時間を示すデルタタイムが付随
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