コラム 鉄の広場 鉄道部門の売り上げついに1兆円に 日本と世界で存在感増す日立グループの針路は?【コラム】 日立は2024年9月、ドイツ・ベルリンでの世界最大の鉄道見本市・イノトランス2024に、イタリアで実績を持つ高速列車「フレッチャロッサ・ミッレ」を実車展示しました(写真:イノトランスオフィシャル) 北陸新幹線の福井・敦賀延伸を筆頭に、多くのニュースが駆けめぐった2024年の鉄道界も間もなくフィナーレ。今回は鉄道車両メーカーにスポットライトを当てます。注目したのは日立グループ。国内外で積極的に事業展開します。 日立の鉄道ビジネスは世界が舞台。今年5月にはフランスの大手電機・タレスの鉄道信号部門がグループ入り。その成果で2024年度は鉄道部門だけで、1兆円企業の仲間入りが確実視されます。 日立は部門別セミナー「Hitachi Social Innovation Forum(日立ソーシャル
“ダイハツ”といえば今は自動車メーカーの名前として知られていますが、戦前・戦中では日本陸軍の上陸用舟艇を指しました。戦車も運んだ“ダイハツ”、当時はとても画期的なものでした。 船首に隠された画期的な仕掛けとは? “ダイハツ”といえば、主に軽自動車や小型車を主力している自動車メーカー「ダイハツ」を思い浮かべる人がほとんどだと思われます。しかし、戦前、戦中の日本では、別のものが“ダイハツ”の通称で呼ばれていました。それは、旧陸軍の上陸用舟艇である大発動艇、略して「大発(ダイハツ)」です。 洋上を航行する大発動艇。喫水が低いので物資は満載状態と思われる(画像:アメリカ海軍)。 同艇の大きな特徴となっているのが、艦首が海面や地面に向かって倒れる扉式になっている点です。海岸に直接乗り上げた際に、船首が城門の跳ね橋のような形で開き、それを即席の足場である歩板(ランプ)として使用することで、兵士が容易に
1日午前11時50分ごろ、宇都宮市清原工業団地、次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール上り線の軌道内で、隣の道路から右折しようとした同市、無職男性(68)の乗用車と、後方から直進して来たLRTの車両が接触した。乗客約70人と男性にけがはなかった。8月26日の開業以来、LRTが関係した交通事故は初めて。 宇都宮東署などによると、男性の乗用車は直進中、現場近くの清原市民センター前停留場に設置された駐車場を利用しようと誤って右折し、軌道内に進入。背後から来たLRTに気付かず、乗用車の右前部分がLRTの先頭車両の左側部分と接触した。 LRTは先頭車両と中間車両の左側部分を擦過し、乗用車は右前部分を損傷した。現場は片側1車線の直線道路で、右折禁止の場所だった。同署は原因を調べている。事故の影響でJR宇都宮駅方面行きの上り線は約50分後に運転を再開した。 運転男性は取材に対し、「LRTに乗
私の国鉄技師長室時代の仕事の思い出は沢山あるが、その一つに信越線の改良計画がある。これは横川-軽井沢間の碓氷峠のアブト式の線路を廃止して、粘着型の66.7‰(1/15)の線路に改良する計画であった。この区間の線路は明治26年以降アブト式で66.7‰の急勾配の線路になっていた。 始めは蒸気機関車で運転されていたが、乗員も旅客も、煤煙と熱気になやまされていたので、架空電車線方式で電化されることになり、当時電気の供給がうけられないので自家発電所を設けて、明治45年5月に電気機関車による運転が開始された。この電化工事は国鉄線路の内では最初の電化である。その後いろいろの改良が行なわれながら、昭和30年代に至っているが、この頃この区間の輸送量が増加して対策が必要になった。 しかし、この区間の施設も車両もアブト式という特殊性に加え、長期の使用で老朽しているため、その保守は困難を極めていたので、何か根本的
積荷のEVが勝手に燃え出した? 7月26日未明、北海のオランダ沖で、3783台の車を積んだ自動車運搬船「フリーマントル・ハイウェイ」が火災を起こした。その中には498台のEVが含まれており、その1台から発火したと言われている。 最初、船員が消火を試みたが成功せず、避難の途中に1人が死亡。残りの22人は30mの高さから海に飛び込んで救助された。 EVのバッテリーは何もしなくても突然、発火することがあるという。また、一旦火が点くと消火が難しく、しかも、非常に高温になる。26日の夜のニュースで公開された熱感知カメラで撮影した映像では、火災はすでに船全体に広がっていた。 ガソリン車の方は、燃料は乗船と下船のためだけなので、せいぜい5リットル程度しか入っていないというが、いずれにせよ、3783台の車が次々と燃えていたことは確かで、全長200mにもなる船の全体からは、白い煙がものすごい勢いで噴き出して
無印良品を展開する良品計画は2023年7月26日、豊島区東池袋にある本社ビルの売却すると発表した。7月26日の取締役会で決議された。 新しい本社は文京区の「住友不動産飯田橋ファーストビル5階」に、2024年2月に移転予定。 ビルの売却益の規模について、良品計画は「現状では公開していない」(広報担当者)とした。発表では「(本社移転の)業績への影響は軽微。固定資産の譲渡に伴う売却益は2024年8月期に計上を予定しており、来期の連結業績予想に織り込んだうえで開示する」としている。本社ビルの1階部分には、2022年1月に新店舗「MUJIcom 東池袋」をオープンさせたが、同店舗は閉店予定。閉店する時期については「非公表」という。
Published2023/05/07 21:28 (JST) Updated2023/05/07 21:46 (JST) 山形県鶴岡市の庄内交通が、市中心部を巡回する路線バスの増便に踏み切り、乗客数を大幅に増加させた。地域の人口減で利用者数が頭打ちとなる中、バスを小型化して利便性を向上させる「逆転の発想」で、新たな需要の掘り起こしにつなげた。交通政策の専門家も「非常に良いモデルケース。全国で参考になりそうだ」と評価する。 市中心部の路線バスは定員約25人で1日12便運行していたが、2022年10月から定員12人のワゴン車に変更。便数は1日48便と一気に4倍に増やした。医療機関やスーパーマーケットの近くを通るようルートを再設定したほか、車両の小型化を生かして細い道までルートに追加した。 庄内交通によると、22年10月~23年3月の乗客数は約2万9千人で、前年同期に比べ3倍以上に増えた。
スペイン鉄道(Renfe)は2月2日、フランス国内に子会社を設立し、同国で長期的な事業展開を図る計画が取締役会で承認されたと発表した。これによって、Renfeはヨーロッパ域内で最も利用客数が多いフランスの高速列車市場へ参入できるようになる。 Renfeはフランス国内で長期的な事業展開を図る計画について、スペイン以外の市場に進出し、品質、安全性、効率性の面で高い水準の旅客サービスを提供する「模範となる事業者」としての地位を確立するための重要な戦略の一部であると述べている。Renfeは、バルト三国やチェコなどにも参入を計画しており、こうした将来的な国際展開を視野に入れてのものと考えられる。 フランス国鉄とスペイン鉄道の複雑な事情 一方でRenfeのフランス市場への参入は、複雑な事情が絡み合っている点も見逃せない。 Renfeはこれまで、長年にわたりフランス国鉄(SNCF)と協力し、半分ずつ出資
自動改札、あなたの県にはある? 今回ご紹介するのはkhama(@khmcake)さんがTwitterに投稿したものです。 都市部に住む人にとってはあって当たり前な「自動改札」。 あなたの住む地域には自動改札はありますか? 主要駅では当然設置されている自動改札ですが、ローカル駅ではまだ導入されていないことも珍しくありません。 今、Twitter上で自動改札がある県を日本地図で示した画像が話題なんです! なんと無かったのは...日本で唯一!? 県内に自動改札がある県を日本地図で示した画像がこちら。 出典:Twitter 赤に塗られた件が自動改札がある県です! 日本地図は真っ赤。なんだ、どの県も自動改札ってあるんだ! ....と思ったら、あれ? 出典:Twitter なんと日本で唯一、徳島県には自動改札がないようです。 地元の方には有名な事実のようですが、これは知らなかった! 徳島県の制覇はいつ
江ノ島電鉄とクレジットカード会社など計6社は、江ノ島電鉄全駅でタッチ決済による乗車を4月以降に開始すると発表した。タッチ決済対応のカード・スマートフォン等による鉄道への乗車を首都圏で初めて実施するという。 江ノ島電鉄の全駅でタッチ決済が導入される 無人駅を含む全駅が対象に タッチ決済は、対応しているカード(クレジット・デビット・プリペイド)やスマートフォンを端末にタッチすることで決済できるサービス。チャージ不要で、世界600以上の公共交通機関で導入されている。従来の手段に加え、外国人旅行者が使い慣れたタッチ決済を導入することにより、きっぷ購入のストレス解消や券売機・駅窓口の混雑緩和を図る。 カードは「Visa」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」の各ブランドに対応する予定。「銀聯」「Mastercard」についても順次対応するとしてい
国産ジェットから撤退 採算見込めず、開発中止へ―三菱重工2023年02月06日23時16分 三菱航空機の小型ジェット旅客機「スペースジェット」の試験機=2020年3月、愛知県豊山町三菱重工業が、国産初の小型ジェット旅客機「スペースジェット」の開発を中止する方針であることが6日、分かった。開発の遅れや新型コロナウイルス禍による旅客需要の冷え込みを受け、2020年に開発を事実上凍結していたが、今後も採算が見込めないため事業から撤退する。08年に「日の丸ジェット」の実現を掲げて始まった一大プロジェクトが頓挫した形になる。 〔写真特集〕三菱スペースジェット(旧MRJ)三菱重工は同日、スペースジェット事業に関し、「さまざまな可能性を検討していることは事実だ」とのコメントを発表した。 スペースジェットは当初、三菱リージョナルジェット(MRJ)として開発がスタート。1960年代に戦後初めて開発され
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