埼玉県さいたま市見沼区の通所介護施設で昨年9月、利用者2人を送迎車ではねて死亡させたなどとして、過失運転致死傷と偽造有印公文書行使の罪に問われた、さいたま市岩槻区の自動車運転手窪島達郎被告(75)の判決公判が22日、さいたま地裁(金子大作裁判長)で開かれ、金子裁判長は窪島被告に懲役3年6月(求刑・懲役4年6月)を言い渡した。男女死亡した事故現場の写真 突っ込んだ送迎車、前から乗り上げている 後部ドア開けられた状態 金子裁判長は判決理由で、窪島被告が自動車の運転における基本的で重要な注意義務を怠ったとし、過去に複数の交通違反により運転免許停止処分を受けていたことなどに触れ「交通の安全を確保する意識が低かった」と指摘。同施設の採用面接時に年齢詐称の発覚を免れるため、偽造された運転免許証を提出したことについても「身勝手で短絡的」と非難した。 弁護側は、送迎時間が通常よりも遅れて焦っていたことが

安楽死の合法化に賛成するデモ参加者。スペイン・マドリードで(2021年3月18日撮影、資料写真)。(c)JAVIER SORIANO / AFP 【5月28日 AFP】カトリック教徒が多数を占めるポルトガルでは、安楽死の問題が世論を二分してきた。治る見込みがない病や緩和できない苦痛を抱えている人への安楽死を認める法律が今月、成立した。安楽死・自殺ほう助に関する法律について、欧州諸国の状況をまとめた。 ■世界初はオランダ オランダは2002年4月、治る見込みがない病に苦しむ患者に医師が致死量の薬物を投与する「積極的安楽死」を、世界で初めて認めた。 自殺ほう助も合法とされ、患者は自発的な意思で命を絶つ場合、支援を受けられるようになった。 患者が「改善の見込みがない耐え難い苦痛」を抱え、「自発的に熟慮し、完全に確信して」死を望んでいることが条件付けられている。 政府は12年、極度の苦痛を強いら

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