自民党の石破茂前首相は13日夜、TBSラジオ「荻上チキ・セッション」に出演し、昨年10月の首相就任前に意欲を示した選択的夫婦別姓制度の導入が実現しなかった理由について、党内でかたくなな抵抗に直面したためと説明した。「絶対にダメだという人がいるから。夫婦別姓にすると『家族が壊れる』と。本当にそうですか?みたいな所はあるが『絶対そうだ』と言われると、話が先に進まない」と語った。 「郵便配達の人が困るという」石破氏は昨年10月の総裁選で、選択的夫婦別姓について「かねて個人的に積極的な姿勢」と語っていた。自民は先の通常国会で今年2月以降に党内議論を本格化。別姓推進派と慎重派の溝は深く、党の「基本的考え方」を示すにとどめ、独自法案の提出を見送った。 石破氏は番組で党内議論を振り返り「『選択的ではないか?』といっても『ダメだ』という人が一定数いた」と強調。慎重派の主な意見について「『親と子供の名前が違

妻(と対外的には称している女性 以下同じ)と一緒に住み始めて5年を超えた。住民票は同一世帯にし、互いの両親とも夫婦同様に交流している。あとはもう婚姻届を出すだけの状態で5年止まっている。 婚姻届を出していない理由は、俺も嫁も名字を変えたくないし、相手に変えても欲しくないという点のみ。 名字が変わることによる手続きや出費が本当に嫌だ。戸籍が変わったらマイナンバーカードも免許証もパスポートも全部作り直し。銀行口座もクレカも賃貸契約も引きづられる。海外渡航が多く、常に数カ月先の航空券が手元にあるんだが、これも変えなきゃだめだよな。試しに聞いたところ、ユナイテッドはなんとか頼めば変えてくれるらしいが、あるLCCは「買い直ししかない」と明確に断られた。 「〇〇は旧姓のまま放っといても大丈夫」と言われるが、AとB(たとえばパスポートと搭乗券、銀行口座とクレカ名義)は揃ってないとダメ、BとCも揃ってない

松見真宏┃ 歩荷のアキモト┃(株)山屋⛰️ @nature1118_life 「なんで苗字を変えちゃったんだ!」 ここ数日、そんな連絡を急にいただく。 理由は3つある。 ①改姓で発生する手続きを経験したかった ②旧姓が併記できるようになった ③人数が少ない姓を選んでいった方が、長期的に考えると姓の多様さが保たれると思っているから あまり納得してもらえない。 2025-08-13 10:21:08 松見真宏┃ 歩荷のアキモト┃(株)山屋⛰️ @nature1118_life 納得してもらえない理由はシンプルで、 相手が思う「姓を変えない方が良い理由」と、こちらが判断に至った「変えた理由」が噛み合っていないから。 よくある意見と回答 ・なんと呼んだら良いか分からない/呼びにくい。 →これまで通りでお願いします。新たに出会った方は新姓で。新旧併記で登録済みなので、どっちの姓も生きています。 ・お

理工学系の約110の学協会が加盟する、一般社団法人「男女共同参画学協会連絡会」のホームページ=スクリーンショットより 今国会でも審議されている選択的夫婦別姓制度をめぐり、理系研究者らの団体が16日記者会見し、大学や民間企業に所属する研究者らを対象に実施した調査結果を公表した。過去の実績とひも付けるためにも「氏名がとりわけ重要」とされる研究者が、改姓により多くの不利益を被っている実態が浮き彫りとなった。 調査は、工学や数学など理工学系の学協会が加盟する「男女共同参画学協会連絡会」が、各会所属の研究者らを対象に4月3日~5月31日に実施。有効回答者数は7582人で、うち女性は2344人。 法律婚後に改姓し、通称使用をしている人(該当者数1269人)が経験したトラブルとして、15の調査項目のうち一つ以上に「当てはまる」と回答した割合は、78・3%だった。

衆院法務委員会で参考人として意見陳述する割田伊織さん(手前)と、随行者として出席した妻の武井七海さん(右)=国会内で2025年6月17日午前9時28分、平田明浩撮影 「自分が嫌だと思うことを妻にさせるのは、違うと思いました」。選択的夫婦別姓を導入する法案を審議している衆院法務委員会で17日、参考人5人を招いての質疑があった。このうち、事実婚当事者である香川県宇多津町の会社員、割田(わりた)伊織さん(30)は、結婚を意識するようになった時に「自分の名字も絶対に変えたくない」と確信した心境を語った。 割田さんは5月に団体職員、武井七海さん(29)と結婚式を挙げた。2023年から一緒に暮らし始め、姓が話題に上ることも増えた。武井さんから「名字を変えたくない」と言われた時、「僕が変えてもいいよ」とは答えられなかった。

Published 2025/06/17 21:37 (JST) Updated 2025/06/17 23:32 (JST) 与野党は、選択的夫婦別姓に関する立憲民主党、日本維新の会、国民民主党がそれぞれ提出した3法案について、今国会での採決を見送る方向で最終調整に入った。複数の与野党幹部が17日明らかにした。衆院法務委員会理事会で自民、公明、国民、共産の各党が採決に反対や慎重姿勢を示し、一致できなかった。次期国会で継続審議とするため、申し合わせ事項を記した合意文書を調整している。 今国会の会期末が22日に迫る中、3法案とも過半数の支持を得られる見通しは立っていなかった。与党筆頭理事を務める小泉龍司氏(自民)は17日の理事会後、記者団に「大勢は継続審議に向かっている」と説明した。 自民は別姓推進派と、対案として旧姓使用の拡大を唱える保守系議員で見解が分かれ、意見集約が難航。法案審議に当た

一般社団法人「あすには」の井田奈穂代表理事は17日の衆院法務委員会で、選択的夫婦別姓に関する参考人質疑で、同委での質疑を振り返り「改姓に伴うアイデンティティー喪失を軽視するような発言、『困っている人はいない。いても極めて少数』との発言がされている」と述べ、「大変残念。多くの当事者が傷ついている」と苦言を呈した。 「築いた名前の抹消に苦痛」法人は夫婦別姓を求める1000人超のメンバーや支援者で構成されているといい、井田氏は「ただ自分自身でありたいという切実な思いを否定し、大きな喪失感を与えてきたのが現行法だ」と指摘し、夫婦の片方が旧姓を失わざるを得ない現行の夫婦同姓制度を非難した。 井田氏も40代で再婚した当時、改姓を選ばざるを得なかった事情があったといい、「20数年働いて、信用、実績、資産を築いた名前を国に抹消されたことに大きな苦痛を感じた」と述べ、子供と一緒に2年かけて種々の名義変更を行

選択的夫婦別姓制度に反対する人々によってしばしば語られる「子どもがかわいそうだから」という言い方。日本と世界で「子ども観」がどう変遷してきたかを研究している社会学者の元森絵里子さんは、そうした言説の…

「え、なぜですか?」。バンコクで働くタイ人の支局助手(28)は、心底不思議そうな顔でそう返した。両親が事実婚だという彼に、「片方の親と名字が違うのに違和感はないか」と聞いた時のことだ。 日本では今、約30年ぶりに選択的夫婦別姓を認める民法改正案が国会で議論されている。結婚する夫婦の95%が夫の姓を選び、改姓の「負担」がほぼ女性に偏る中、別姓も認めてほしいという声がようやく政治を動かした。一方で、「家族の絆が壊れる」といった保守派の反対も強く、成立するかどうかは不透明だ。 タイでは、かつては結婚した女性が夫の姓を名乗ることが法律で義務づけられていたが、1997年に男女平等を保障する憲法が制定され、それを根拠に女性たちが法改正を求めた。2003年、憲法裁判所が「女性だけに改姓を義務づけるのは違憲」と判断。これを受け、議会は「夫婦どちらかの姓を使用する、あるいはお互い元の姓を保持できる」という、

作家の竹田恒泰氏は10日の衆院法務委員会に参考人として出席し、選択的夫婦別姓について「日本の1億2千万人が家族としての一体感をどんどん失っていく。払うべき代償があまりにも大きい」と述べ、改めて否定的な見解を示した。参政党の吉川里奈氏の質問に答えた。 吉川氏は「私は結婚して3人の子供がいるが、結婚したときに夫の姓を押し付けられたと感じたことは全くない」として選択的夫婦別姓に反対の立場を明確にし、制度が実現した場合の社会への影響について参考人にただした。 学校名がないチームは甲子園で…竹田氏は「従来の家という概念はなくなっていく。日本の1億2千万人が家族としての一体感をどんどん失っていく」と述べた。学校の例を出し、「学校の名前がないチームが甲子園でどうか。学校としての一体感や、背負うものはない」と語った。推進派に関し「名前にこだわっているからこそ選択的夫婦別姓なのだろう。ところが、進めていくと

選択的夫婦別姓をめぐり、衆議院法務委員会で参考人質疑が行われ、制度導入に向けて早期の法整備を求める意見の一方、生活のうえでの不便は旧姓の通称使用の拡大で解消できるという主張が出されました。 選択的夫婦別姓をめぐっては、立憲民主党と国民民主党が、それぞれ制度の導入に向けた民法の改正案を、日本維新の会が、制度の導入ではなく旧姓の通称使用の拡大に向けた法案を提出し、衆議院法務委員会で審議が行われています。 10日は5人の参考人から意見を聴きました。自民党が推薦した皇學館大学の椎谷哲夫特別招聘教授は「同一氏、同一戸籍を維持し、旧姓の使用を法制化すべきだ。世論調査では『今の国会で結論を出す必要はない』という人が半数を超えたものもあり、国民がこの問題を冷静に考えている証しではないか」と述べました。立憲民主党が推薦した連合の小原成朗総合政策推進局長は「希望する人が自分の氏を名乗り続けることができるか

俺が政治家なり団体の代表だったら、とっくに選択的夫婦別姓も同性婚も通ってるよ。冗談抜きで。賛成とか反対とか以前に、こんなもん議論として古すぎる。なんでまだやってんの?って話。 でも現実はそうじゃなくて、「急には変えられない」「国民の理解が〜」って毎回お決まりのセリフで時間だけが過ぎていく。いや、理解って何?誰の?って感じなんだけど、まあ急に変わると拒否反応出るのは事実なんだよな。そこはもう人間ってそういうもんだと思ってる。 だからフランスのやり方はすごく参考になる。まずパックスっていう、結婚とは別枠のパートナー制度を作って、そこで同性カップルや事実婚の人たちが法的に保護されるようにした。いきなり本丸に突っ込むんじゃなくて、段階的に制度を整えて、社会に慣れさせてから同性婚に持っていった。 日本も同じで、いきなり同性婚や夫婦別姓を法制化しようとすると、「伝統が壊れる」とか「家族が崩壊する」とか

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