恋人と一緒に暮らしておよそ2年になる。 最初は「うまくいかなければ次の更新までに引っ越せばいい」と思っていたけれど、今のところ同棲を解消しようという考えは私にも彼にも、お互いにないようだ。 今、毎日がとても楽しい。 朝起きたら彼の背中にくっついて、行ってらっしゃいを言って、帰ったきたらご飯を食べて、テレビを見て、眠る。 そんななんでもない時間を、この人と過ごすのがとても心地いい。 通りすがりに、私のお腹や背中を猫を撫でるように指でこしょこしょとされるのが好きだ。 お風呂に入るときに「いってきまーす」と言ったら「いってらっしゃーい」と言ってくれるのが好きだ。 「ありがとう」をたくさん言ってたら、少しずつ彼から「いつも◯◯してくれてありがとうね」と言われることが増えたのも嬉しい。お金の価値観について何度か喧嘩したけれど、少しずつ、でもだんだんと私の方へ寄り添って考えてくれるようになったことも

私の場合… 私は夫と結婚して20年になる。同棲期間も入れると25年か。 小学生の子どもがいる。 それでも、セックスは週に1、2回はある。 前提として、、 夫婦なら何が何でもセックスしないといけない。とか セックスがない結婚は不幸だ。とか そういったことは全く思っていない。 ではなぜ私が夫とセックスをするというかというと、楽しい共同作業のように考えているからだ。 (もちろん、妻が夫に性的サービスをすべきであるとも考えていない) 夫の肩を揉んだり、愚痴を聞いたり、二人で部屋の掃除をしたり、趣味の話をし合ったり、気の利いた酒のつまみを作ったりすることの延長線上のように考えている。 もちろん私にそれができるのは、夫がいつも私を大切にしてくれているからだ、という前提があるが。同棲しはじめて3年を迎える頃には、すでにお互いに「強く欲情する」という感覚はなくなっていた。 はじめはそれを少しさみしく思っ

俺「やり残したこととかないの?」 父「ない。みんなよく育ってくれた。」 俺「そう。やり残したことなく死ねるなら最高じゃん。俺もそうなりたい。」 父は実家に帰るたび「死にたい」と漏らすようになった。 会社を定年退職後、家にこもるようになる。 死ぬ3年ほど前から、ストゼロとキングピースで昼夜自傷行為のたしなんでいた。 同居する母は父を慰め、病院への通院をすすめていた。 強く支えようとするほど希死念慮は強くなり、ゾンビのようになっていった。 アイコスやウォーキングマシンをプレゼントしてみたが、実家に帰るときれいなままホコリをかぶっていた。 一緒に飲んで慰めてみたが、俺の気持ちは落ち着くが、父には何の効果もなかった。本当は生きたい事は分かっていた。 けど相手の無意識を健在化させ、死にたい病を治療する術は俺にない。 ある時から父を生かそうとすることを諦めた。 会うたびに、父に感謝の手紙を書いて読み

非モテに苦しむ増田(https://anond.hatelabo.jp/20201006215439)を読んだので俺も書こうかな。 毎日散歩するんだよね。2時間くらい。病気が少し良くなってきて社会復帰した頃に始めて、もう10年近く歩いてる。 歩いてると、世界がどうしようもなく美しくてね。 季節や時間によって雰囲気ががらっと変わる景色とか、差し込む夕日に照らされた木々とか、面と向かって話すと絶対馬の合わなさそうなオバちゃんやおっさんが頑張って歩いてる姿とか、いいと思うんだよ。 大嫌いだった歩きたばこも、まあ散歩してるんなら家で吸ってるよりは健康的なのかねという気もしたりして。 何年も毎日決まった場所で見ていたシャム猫がふらっと見なくなって、今年の夏は超えられなかったか、と寂しくしていたら、数日前に少しズレたところでおっさんに撫でられてるのを見てほっとしたりとかさ。 折り返し地点にしてる湖のあ

大学卒業後就職に失敗。アルバイトから物流会社に勤務するも辛すぎて数ヶ月で退職しそこから10年以上引きこもり。 母が職場で倒れたことをきっかけに介護施設に就職し、数年経って介護福祉士となった。それからしばらくして転職し現在も勤務する私立病院の事務職に就いた。この時41歳。 そこで知り合ったのが妻。 同い年でバツイチの看護師。自分も向こうも職場で同僚との人付き合いが殆どなかったが、何故か挨拶する様になって会話するようになって付き合い始めた。女性と交際したことは40年以上生きてて一度もなかったが、その歳だったからか初デートでも初セックスでも一切緊張しなかった。 約2年交際してから結婚。お互い歳で向こうは既に子宮を全摘してるってこともあり子なし夫婦。最初は母と3人で住んでいたが間もなく亡くなったため以後は二人きりの生活になった。ご飯食べて、仕事行って、ご飯食べて、各々本読んだりテレビ観たりして、2

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