ロシアのノズドレフ駐日大使は17日、参政党の公認候補がロシアメディアのインタビューを受けたことが日本国内で波紋を広げていることを巡り「ロシアのメディアを中傷するために汚い政治手法が利用されている」と批判した。ロシア国営メディア「スプートニク」は14日、参院選東京選挙区に立候補している参政党新人のインタビューをX(旧ツイッター)で公開。一部で参政党がロシアの支援を受けているとの見方が広がり、同党の神谷宗幣代表は16日「選挙妨害に近い」と述べ、ロシアからの支援を否定した。 ノズドレフ氏は「現在の意図的な(日本での)メディア操作は、生活に直接影響する問題から有権者の関心をそらし、人気が急上昇している政党に圧力をかけるのが目的だ」と主張した。 国営メディアグループ「今日のロシア」の傘下にあるスプートニクは、外国への情報発信を目的とした通信社で、事実上のロシア政権のプロパガンダ機関。(共同)

参政党の神谷宗幣代表は15日、ネットメディア「ReHacQ(リハック)」に出演し、ロシアとの特別な関係を否定した。「ロシアとも中国とも米国とも特にない。どこの国とも均衡外交だ。国会議員だから、各国の代表と話さないといけないのは当たり前の話だ」と強調した。参政を巡っては、ロシア国営メディア「スプートニク」が東京選挙区に出馬した候補のインタビュー動画を14日配信し、SNSなどでロシアとの関わりを指摘する声が挙がっていた。 「中国人とも話す」神谷氏は、ロシアのウクライナ侵略について「良くないが、ロシアを追い込んだ勢力も米国の中にいる。その背景もフラットに見ないと、ロシアだけ100%悪いというのは公平ではない」との見方を示し、「そう言ったら、お前らは親露派だみたいな話が始まった」と語った。 「中国に対して、厳しいことも言うが、隣国なので断絶するとかできない。韓国や北朝鮮も全部そうだ。自分たちの主義

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