私の祖母が亡くなった時、祖母は施設で十年以上寝たきりだった。 最後は「脳溢血でいびきをかき始めたが、歳が歳だから何もできないのでこのままとする」と、 医療関係者だか医師から連絡が有ったらしい。 そしてその連絡が有った翌日に祖母は亡くなった。 103歳だった。 その施設に入る前、まだ少し歩ける時には他の養老施設に入っていたが、 転んで骨を折り、また転んで骨折し、歩けなくなってしまいその施設から追い出された。 最後の十年間くらいはたまにしか会いに行けなくて、たまに見る姿が痛々しかった。 顔なんかは生気を欠いた顔色をしていたし、しゃれこうべに皮が張り付いているような状況で、 できることなら直ぐにでも楽にしてあげたいと思った。 誰かが言っていたけど、自分で食べ物を飲み込めなくなったなら、 強制的に栄養を補給するようなことはやめるべきだというのがよく分かった。 ベッドのそばで見ている祖母はただ生かさ

【パリ=共同】フランス国民議会(下院、577議席)は27日、終末期患者に厳格な条件の下で致死量の薬の投与を認める「死への積極的援助」を導入する法案を賛成多数で可決した。自殺ほう助や安楽死を禁じていた従来の政策の転換に向けた一歩となる。秋に上院で審議される予定で、法制定までなお時間がかかる見通しだ。フランスメディアが報じた。賛成は305、反対は199だった。自身で死を決断できる能力があり、重篤

【5月28日 AFP】フランス国民議会(下院、577議席)は27日、明確に定義された状況で患者が医療支援を受けて「死を迎える権利」を認める法案を第一読会で賛成多数で可決した。法案成立までの長いプロセスの第一歩となる。 賛成は305、反対は199。法案承認を受け、エマニュエル・マクロン大統領はX(旧ツイッター)で、「緩和ケアと死の援助の是非をめぐって国民議会で採決が行われたのは、重要な一歩だ」と述べた。 マクロン氏は、死を選ぶ権利は治癒不可能な病気や肉体的・精神的に耐え難い苦痛を抱えた人々に限定されるべきだと主張している。 今回の採決は法案成立に向けた初期段階で、今後は下院・上院で受け入れ可能な修正が図られる。 一部の保守派グループは法案に反対しており、マクロン氏は、分断を招くこのテーマについて、国民投票を行う可能性もあると述べている。 承認された場合、フランスはドイツ、スペイン、オーストリ

「安楽死」を選ぶ権利を訴える団体のウェブサイトを見る難病を患った人=14日、英ブリストル(ロイター=共同) 【ロンドン共同】英国のイングランドとウェールズで終末期患者が薬物の投与などによる「安楽死」を選ぶ権利を認める法案が16日、下院に提出された。議会で安楽死を巡る議論が始まる。1回目の採決が11月29日に予定されるが、賛否を巡り世論は二分する。 法案を提出した与党労働党のキム・レッドビーター議員は、苦痛に耐え続けるのではなく尊厳を保って最期を迎える権利があり、選択肢が必要だと主張する。スターマー首相もこれを認める考えだ。 タイムズ紙によると法案では、末期疾患と診断され、余命6カ月~1年の患者に限定する可能性が高い。医師や裁判官の同意も必要とする。 2015年に下院で終末期患者が死を選ぶことを認める法案が審議された際は、否決された。ただ、ロンドン大キングスカレッジが今月11日に公表した世論

伊藤絵美 @emiemi14 ジョイナー『男はなぜ孤独死するのか』読み始めた。面白い。いきなりこんな身も蓋もない文章が。 ★つまり、さまざまな観点から、男性は女性よりも平均的に自己中心的であると言えるだろう。男性が孤独な性であるのは、自己中心的で甘ったれた性であることもその一因だ。p.102 pic.twitter.com/EQUdcpPfpJ 2024-08-01 12:19:55 伊藤絵美 @emiemi14 『男はなぜ孤独死するのか』読了。男性が対人関係において甘やかされた結果、自ら対人関係を築いたり維持したりする努力ができず、結果、孤独から自殺に繋がるという分析に対する処方箋が、人と繋がる、健全な生活、行動活性化、感情の解放、自然と親しむ、というごく地味なものであるのが実によい。 pic.twitter.com/Roexr21Qhg 2024-08-04 10:07:05 あさみさ

経歴28歳。国立経営学部を卒業し新卒で食品メーカーに就職。 およそ一年前に大腸がんに罹患した疑惑が出るも、上下の内視鏡、超音波、内視鏡超音波、血液検査などあらゆる検査の結果問題なく、一年間のほほんと楽しく生活してきた。 舌癌に気がついたきっかけ3日前、友人と飲食店で唐揚げを食べた。 唐揚げを食べている時に「痛!」と痛みを感じていた。 唐揚げを強く噛み締めた時に舌の側面を強く噛んだので、その痛みだろうと思った。 実際にその時、口の中で血の味がしたのを覚えている。 一昨日と昨日もチクチクした痛みと違和感があったが放置。 そして運命の今朝。 朝起きると口の中に強い違和感と痛み。 水を飲んでも痛い。口を動かしても痛い。飲み込みでも痛い。とにかく痛い。 恐る恐る痛い場所を見ると、下の側面に小豆のようなドス黒い腫れができており、その真横には小さい白い点ができていた。 少し触ってみた。ドス黒い大きな腫れ

https://anond.hatelabo.jp/20240212162252 #国は安楽死を認めてください とXで発信している人たちがいる。 彼らの望みは一目瞭然だ。楽に死にたいだけだ。現状から逃れるために。 苦しんでいる人のため、とか言う人もいるが、結局その制度を誰のために望むかといえば、自分のためだろう。 ならそんな彼らに必要なのは安楽死制度ではなく、自分で実行可能な苦痛のない死に方なのではないだろうか。 彼らは怖いのだ。自死に伴う耐え難い痛みが。万が一失敗したときの後遺症が。 そんな彼らに楽な死に方を教えてあげることができれば、#国は安楽死を認めてください なんてふざけた事を言うのもやめるのではないだろうか?

わかる。子供というのはセックスの結果自然に生まれるか、あるいは働き手を増やすという目的で生まれるかしかない。20世紀半ば以降、すべての目的がなくなってしまった。今はなんとなく惰性と慣例と感傷で生んでる。 是非は置いといてコスパだけで言うなら今は有史以来最も悪いね。戦後までは少なくとも5年育てれば使える一家の労働資源だった。その後も介護担当の役割はあった。今は何も無い純粋な金食い虫。日本はそれを選んだ。 自由を求めて社会を発展させてきたのにいざ自由になったら産まなくなって滅びようとしてるの最高に矛盾だな 社会的な圧力がなくなって産む動機がなくなり、それでも「可愛いから産みたい」という本能的な動機はあるものの、それも教育費の増大などで相殺されつつある 要するに、人間の行動の裏には常に「社会的な動機」と「感情的な動機」があるわけだが、そのどちらもが失われてしまうと、人は行動しなくなる 社会的な動

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