ポイント 発生初期において組織やそのサイズを決めているのはタンパク質「コーディン」 「コーディン」とその安定化因子「シズルド」が協働することで体の相似形を維持 進化の仕組み解明や次々世代の医療技術の開発に向けて基礎的な知見貢献 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、アフリカツメガエル[1]を用いた実験で胚全体のサイズに合わせて、組織や器官のサイズを正しく調節するメカニズムを明らかにしました。この発見は、動物胚がその大きさの大小に関わらず全体の形をつねに同じにする原理を明らかにし、長年謎だった発生現象を突きとめた画期的な成果です。これは、理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)器官発生研究グループの猪股秀彦上級研究員(科学技術振興機構さきがけ研究者兼任)、笹井芳樹グループディレクターと、フィジカルバイオロジー研究ユニットの柴田達夫ユニットリーダーを中心とした研究グルー
岩手・平泉柳之御所遺跡 擬人カエルの絵板出土 柳之御所遺跡から出土した擬人化したカエルの板絵(右)と、鳥獣人物戯画に登場するカエル(京都市高山寺所蔵) 多数の木製品に交じり、カエルの板絵が見つかった柳之御所遺跡の堀跡 岩手県教委は25日、平安時代末期の奥州藤原氏の居館跡「柳之御所遺跡」(同県平泉町)から、擬人化したカエルが描かれた板が出土したと発表した。 カエルはススキと扇子を手にユーモラスな表情を浮かべている。京都市の高山寺に伝わる国宝「鳥獣人物戯画」に酷似しており、貴重な絵画史料という。 絵の脇には「アマリ…タ…ウ…」と9文字のカタカナが確認できるが、墨が薄く判読できない。県教委によると、擬人化した動物の絵が出土するのは全国で初めて。 ◎柳之御所遺跡から鳥獣戯画風墨書/12世紀後半秀衡時代か/「小動物擬人化平泉にも」 平安時代末期の奥州藤原氏の居館跡、柳之御所遺跡(岩手県平泉町)
「子どもと2人きりにならない」相次ぐ暴力や性的虐待で各国が未成年アスリート1対1指導を制限 日本ではルール未整備、米国は個別メールも原則禁止

印刷 ツチガエルをくわえたものの、のみ込めないシマヘビ=吉村友里さん提供カエルグッズを手にする吉村友里さん=岡山市 ヘビににらまれても食べられない!?――。そんなカエルがいることを九州大学の大学院生、吉村友里さん(27)らが確認し、10月中旬に岡山大であった個体群生態学会で発表した。イボから出す分泌液の味や臭いでヘビの捕食から身を守っているらしい。 イボガエルとも呼ばれるツチガエル。体長約5センチで、北海道から九州の水辺に広く分布。ヘビにかまれるなどの危害を受けると、背中のイボから青臭い汁を出す。この分泌液のおかげでヘビに食べられないのでは、とのうわさは以前からあったという。 うわさを確かめようと、吉村さんら九大生態科学研究室のメンバーはシマヘビ34匹にツチガエルを与えてみた。すると、かみつくヘビはいたが、のみ込めたヘビはいなかった。かんだ直後に口をよじらせ、何かを吐き出すような様子
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