2015年度補正予算案を審議する参院予算委員会が15日午前、始まった。安倍晋三首相は、野党が昨年10月に憲法の規定に基づいて要求した臨時国会を召集しなかったことについて「今国会の召集まで75日かかったが、176日かかっている例もある」と述べ、通常国会の召集を例年より早めたため憲法違反には当たらないとの認識を示した。無所属の水野賢一氏の質問に答えた。 首相はこれまで「合理的な期間内に通常国会の召集が見込まれる事情があれば、あえて臨時国会を召集しなくても憲法違反ではない」と説明してきた。15日の答弁では、75日が「合理的な期間」に含まれるという認識を示し、「1億総活躍社会の中身をしっかり作り、その方向性を国会で議論するために準備してきた」と述べた。

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