自民党の高市早苗総裁との党首会談を終え、報道陣の取材に応じる日本維新の会の吉村洋文代表=国会内で2025年10月15日午後7時4分、平田明浩撮影 日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は16日、維新が連立政権入りした場合について、「(党として)消滅するリスクはあり得る」との認識を示した。府庁で、報道陣の取材に応じた。 維新は同日から予定される自民党との政策協議で、副首都構想や社会保障改革についても理解を得たい考えだ。 吉村氏は連立入りについて、「日本の本質的な構造改革を本気で実行していく機会があれば、そのリスクを負ってでも日本のために挑戦すべきだ」と強調した。 吉村氏はかつて「維新が与党入りしたら維新は消滅すると思う」などと消極的な発言をしていた。【面川美栄】

参政党の衝撃 2025年7月、「良識の府」こと参議院で参政党が大躍進を遂げ、話題となった。 参院は選挙区も比例区も範囲が広く、衆院選で有効な個人後援会では十分に集票できない。そこで効果的なのが知名度やネット選挙であり、参政党のような新興のポピュリズム政党が議席を得やすい。都市部の中選挙区制など、全体的に比例的な選挙制度も追い風となる。 参院はポピュリズムの促進剤なのだろうか──参議院研究者として、そう考え始めたとき、イギリスのEU離脱(Brexit)を論じたある新刊と出会い、参院の機能をより広い視野から考察する視座を得た。 その本は、2025年5月に刊行された、『わかりあえないイギリス──反エリートの現代政治』(若松邦弘著、岩波新書)である。本書では、小政党の参入を防ぐ衆議院の小選挙区制が、逆説的にポピュリズム(イギリス独立党、ファラージ党首)を涵養し、国民投票でのEU離脱派勝利を招いた、
事実上の政権選択選挙となった参議院議員選挙では与党の自民党・公明党の与党が大敗、過半数割れとなり、国民民主党や参政党という新興の保守系政党が大きく議席を伸ばした。政界に巨大な地殻変動をもたらすこの選挙での各党の戦いぶり、戦略はどのようなものだったのか。元産経新聞記者で現在は永田町でロビイストとして活躍する山本雄史氏と、世論調査や選挙予測も手掛けるJX通信社代表の米重克洋氏に解説してもらった。(司会:JBpress編集部) 予想されていたほど自民党の負けが込まなかった理由 ――今回は前回、前々回の参院選に比べて投票率が上がりました。 米重克洋氏(以下、米重) 投票率の上昇は若い世代の関心の高さが影響していると思います。事前の世論調査を見れば、NHKや朝日新聞でも、50代以下の現役世代で前回よりも関心が高いという結果が出ていました。そこから考えれば、若い世代がやはり選挙に関心を持って、その人た

参院選東京選挙区から出馬する鈴木大地氏の総決起大会に駆けつけた小池百合子都知事(左)と自民党の森山裕幹事長=東京都千代田区で2025年7月7日午後6時16分、吉田航太撮影 32人の候補者から全国最多の7人(改選数6、欠員補充1)を選出する参院選東京選挙区は、自民党が歴史的惨敗を喫した東京都議選の衝撃が冷めやらぬ中での選挙戦となっている。注目が集まるのは、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が都議選で集めた計約104万票の行方だ。 参院選東京選挙区の立候補者はこちらで確認できます 「先般の都議選で大変厳しい都民の審判を受けた。この声を受け止めて、変えるところは変える、正すべきところは正す。どうかもう一度、自民にチャンスをお与えください」 自民都連会長の井上信治元万博担当相は3日、現職の武見敬三氏(73)と新人で前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(58)の第一声で危機感を

2025/07/15参政党の解説を修正しました。自民党傲慢な老害ドライバー道交法もナビも無視して走り続ける戦後日本号。衝突事故を起こしても運転席に居座る気満々。一部支持層の妄想かと思われた「韓国の反日勢力にコントロールされる日本政府」をサプライズプレゼントしてくれた黒サンタ。改憲に関しては手段が目的化している。 公明党自民党のシートベルト暴走車両に付いた自称安全装置。最近はダルダルに緩み、外れかけてる。でもお題目があるから大丈夫。南無妙法蓮華経。南無妙法蓮華経。立憲民主党左派の妥協を吸う雑巾本来ならやさしいリベラルの旗印を掲げるはずが、焦点ブレブレすぎて誰の心にも響かなくなってしまった。共産党と手を組んだり組まなかったりで迷い続けるうちに時代の波に置いていかれた哀しきおじさんの集団。 日本保守党高齢ネトウヨの最終処分場いまにも空中分解しそうな零戦。テレビとネットで脳を焼かれた中高年の怒

東京都議選の応援演説をする参政党の神谷宗幣代表(左)=東京都練馬区で2025年6月17日午後7時59分、安部志帆子撮影 参院選を前に、「日本人ファースト」を掲げる参政党が存在感を強めている。東京都議選(6月22日投開票)では4候補中3人が初当選。政党支持率も急伸しており、他の保守系政党は自党からの支持層流出を警戒する。なぜ今、参政党が支持を拡大しているのか。支持者と専門家への取材で背景を探った。 関連記事があります。参政党の支持急伸、背景にコメ問題 識者「消費者が食と農に関心」 「減税、積極財政、そして日本人ファーストで外国人問題にしっかりと取り組む」 6月25日、東京都のJR有楽町駅前に、参政党の神谷宗幣代表の声が響いた。数百人の聴衆に交じり、「NO! HATE」「差別するな」と書かれた紙を掲げる人や、手持ちのスピーカーでヤジを飛ばす人もいる。 神谷氏が「外国人差別とは違う。アンチ・グ

𝕏(Twitter)にて、『参政党のどこがどう駄目なのか具体的な根拠を示せ!』と言われたので、具体的な根拠を40個ほどリポストしました。 上記を投稿し、178万表示 1.3万いいね リプや引用も賛同が8割以上と多くの反響をいただきましたが、Twitterは過去の投稿がすぐ埋もれてしまうので、いつでも見返せるようnoteにまとめました。 それぞれ投稿主さんがリプ欄で補足説明してたり、クソリプを撃退してるので、気になった投稿はそこまで調べたら情報がより深堀りできるのでお勧めです。 今回収集の際に私が特に心がけた点は、フォロワーが少なくてもイイネが少なくても、投稿してる内容そのもので判断する。 『〇〇が言ってるのか、じゃあ間違ってるな』とか『〇〇さんが言ってるから問答無用で正しい』とか脊髄反射する人が多いが、あくまで誰が言ったかは関係なく内容そのもの。 そして『切り取りダァ』と絡んでくる参政

日本維新の会を離党した梅村みずほ参院議員が参政党に入党し、7月の参院選に比例代表で出馬する方向であることが分かった。これにより参政党は所属国会議員が5人となり、国政政党としての政党要件の条件2つを共に満たすことになる。 梅村氏は2019年の参院選で初当選。2025年4月に、維新の大阪選挙区の公認候補を決める「党内予備選」に出馬したものの敗れ、その後の党幹部らの対応を巡って、「ガバナンス不全」を理由に離党していた。 関係者によると、梅村氏はすでに参政党に入党していて、7月20日投開票の参院選では、公認候補としての出馬に向け調整しているという。参政党の規約で、公認候補になるには、「運営党員」による投票で信任を得る必要がある。 この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(5枚)

1964年結党の公明党は強固な組織力を武器に、都議選で前回まで8回連続して候補者全員当選を続けてきた。だが今回は立候補者22人のうち3人が落選した。22人の得票数は計約53万票。23人が立候補した8年前の約73万票、4年前の約63万票から2回連続で10万票ほど減らした。 昨年の衆院選でも比例代表の得票は596万票にとどまり、1996年に現行の小選挙区比例代表並立制が導入されて以来、初めて600万票を割り込んだ。 公明党は支持母体・創価学会の会員の高齢化などに伴い、活動量の低下が指摘されている。斉藤鉄夫代表は23日の記者会見で、都議選の敗因について「政策を訴える運動量、党の努力が足らなかったことが第一の要因だ」と語った。

346回 参政党の躍進 2025年7月には第27回参議院議員通常選挙があり、都内在住の自分にとっては影響が強い都議会議員選挙も差し迫っている。物価の高騰が続く中で増税方針は変わらず、米不足問題というわかりやすい失策も表面化し、自民党の支持率は多少の増減はありつつも全般的に下がっている。一方、野党に目を向ければ、ネット世論に沿うような表明を繰り返すことで、一時期は自民から流れたライトな保守層や、経済の悪化や若年層に対する年金制度などによる経済的負担から政治に新しく目を向けた層の受け皿として飛躍的に支持を伸ばしていた国民民主党の支持率の低下が目立つ。定まらない方針、党首や議員のスキャンダル、反ワクチンの須藤元気氏・諸問題が過去に取り沙汰された山尾志桜里氏といった最初から反発が出ることがわかっているような人物の参院選での擁立といったことで順調に信用を無くしていった結果だと思う。本人がのりきでない

——- 追記 ——- 須藤元気擁立報道も出ましたね。 菅野志桜里含めて未確定情報とはいえ、観測気球で外に出るレベルでこの2人を検討してるのが自分の中ではアウト。 個人的に、軍事アレルギーがあって安全保障議論がまともにできない左派政党(立憲、社民、共産、れいわ)は政党として応援できないできない(議員個人レベルなら応援できる人はいる)、N国や参政党はカルトなので応援できない、公明党もバックに創価学会がいるのが嫌で応援できない…という感じなので元々自民、維新、国民民主くらいしか選択肢がない感じなんだよね。 この中で、自民は高齢者目線に寄りすぎ(現役中間所得層の負担増やし続けるのは仕方ないと諦めてるよね?)と維新の権威主義や杜撰さな部分がイマイチと感じていて、3者で順位づけすると1. 国民民主 2. 自民 3. 維新くらいの評価だったんよね。だけど流石に最近の国民民主はキツくなってきてるのと、最近

元兵庫県明石市長の泉房穂氏は27日、X(旧ツイッター)で、令和5年7月に国民民主党の共同代表就任を打診されていたことを明かした。「お断りした」として「自公与党との連立を前提にした話だったからです。私自身は、これまでの〝与党の枠組みの延長〟ではなく、〝新しい政治〟を始める必要があるとのスタンスで、〝与党の延命〟に手を貸すようなことはしたくなかった」と書き込んだ。 泉氏は同年4月に明石市長を退任しており、当時国民民主党が自民、公明両党の連立政権に参加するかが政界の焦点となっていた。 7月17日にJR新神戸駅近くのホテルで打診されたといい、「①共同代表の就任と、②近畿ブロック比例単独1位と、③与党連立入り後の少子化担当大臣の3点セットでの打診でした」と振り返った。 「与党入りの話に驚いて確認すると、(国民民主の玉木雄一郎代表は)財務省同期の(自民党選対委員長の)木原誠二さんと話を通しているとのこ

「もうアカンね。つぶれる」 日本維新の会では今、12月に発足したばかりの吉村代表、前原共同代表、若手ぞろいの3役という新執行部に対し、馬場前代表の周辺で不満が渦巻いている。背景にあるのは5カ月間にわたった「権力闘争」だ。その裏側をのぞき見る。 “馬場系”と“吉村系”の対立 臨時国会で維新は、政府の補正予算案に賛成した。さらに2025年度予算についても、前原誠司共同代表は、賛成する「必要条件」に言及して協力を匂わせた。与党がまとめた「予算編成大綱」には、維新の要望である「教育無償化」と「社会保険料の負担減」が盛り込まれた。 ところが「盛り込んだ」とする中身が、党内に波紋を広げた。「教育無償化」については、「求める声があることも念頭に」の一節が加わったのみで、「現役世代等の社会保険料負担軽減を図る」との一節は、維新との協議前から入っていたという。 党内には「こんな大綱で喜んでいる執行部は、もう

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