国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)は、研究を進める月面でのモビリティ「有人与圧ローバ」の実現に向けて、JAXA、および株式会社タカラトミー(以下「タカラトミー」)、ソニーグループ株式会社(以下「ソニー」)、同志社大学の4者の共同開発による変形型月面ロボットを用いて、株式会社ispace(以下「ispace」)が実施予定の月着陸ミッションを活用した月面でのデータ取得を行うことを決定しました。 有人与圧ローバが走行する月面は、地球と比べて重力が6分の1であり、またレゴリス(月の表面を覆う砂)に覆われた路面等、地上とは異なる特殊な環境です。2019年度から開始した有人与圧ローバのシステム概念検討の結果、自動運転技術および走行技術の詳細検討に向けて、月面において画像データ等を取得する必要があると判断しました。 月面でのデータ取得は、変形型月面ロボット(図1)1機をispace
ロシア政府は、国産のヒト型ロボットを宇宙空間に送り込むことに初めて成功し、今後の宇宙開発に弾みをつけたいねらいがあるものとみられます。 今回、ソユーズに宇宙飛行士は乗り組まず、代わりにロシア政府が開発したヒト型ロボット「フョードル」が積み込まれました。 「フョードル」は、高さ180センチ、重さ160キロで、ロシア政府が、宇宙空間や災害現場で運用しようと、5年前に開発を始めました。 宇宙空間に送り込まれるのは今回が初めてで、国際宇宙ステーションにあるロシアの実験スペースでおよそ2週間、無重力状態での動きなどを確認するということです。ロシアは、かつて衛星の打ち上げ回数で世界一を誇っていましたが、ここ数年、失敗が相次ぎ、アメリカや中国を下回るようになりました。アメリカが8年前にヒト型のロボットを宇宙に送り込んでいることから、ロシアとしては、アメリカに追いつくことで、今後の宇宙開発に弾みをつけ

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