幣束 @goshuinchou 「星の古記録」という本読んだんですがすごく面白かった。古い文献に記された日食月食や星の動きなどの天文現象が実際にはどうだったかを検証していく。安倍晴明が占った星の天変、太平記に記された南北朝動乱を告げる星の動き、キリストの誕生を告げるベツレヘムの星、日蓮を救った光り物…それらが本当にあった天体現象なのか、積み上げられた天文学のデータを駆使して読み解いていく。 古天文学、現代では「天文考古学」という分野になるのだが、何より天文学の入門書として読めて算出方法など平易に説明してくれてめちゃわかりやすい。40年以上前の本だが本当に面白かったのでオススメです。何百年何千年前の星や日月の動きがここまで考察できるのか、天文学すげえ!!ってなりました。 2025-11-15 19:25:22 幣束 @goshuinchou あと、1874(明治7年)に珍しい金星の太陽面通過

中国の清華大学(Tsinghua University)を中心とした国際研究チームが、超新星爆発直後の「衝撃波」の姿を、なんと爆発後たった約1日という驚異的なスピードで、直接観測することに成功しました。 研究ではその様子が映像化されており、星が爆発する瞬間」は花火のような丸い形ではなく、上下の縦長をしている様子が示されています。 今回の発見は、大質量星がどのような仕組みで爆発に至るのかという天文学最大の謎を解き明かす大きな手がかりになると考えられています。 それにしても、なぜ星の最期の大爆発は、球ではなく縦長で始まったのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年11月12日に『Science Advances』にて発表されました。

byNASA/JPL-Caltech, Publicdomain, via Wikimedia CommonsNASAが1977年に打ち上げたボイジャー1号は、木星と土星およびそれらの衛星などの観測を当初の目的としていましたが、これらの目的を果たした後も宇宙空間を進み続けています。科学系メディアのIFLScienceが、ボイジャー1号は2026年11月13日に「地球から丸1光日」離れた地点に到達すると解説しています。 On November 13, 2026, A Human-Made Object Will Reach One Light-Day From The Earth For The First Time In History | IFLScience https://www.iflscience.com/on-november-13-2026-voyager-will-r

香港(CNN) 中国の宇宙当局は5日、宇宙ステーションに滞在中の飛行士3人について、帰還に使う宇宙船に宇宙ごみが衝突した可能性への懸念から、6カ月間続く滞在を延長せざるを得なくなったと明らかにした。 3人の飛行士は5日に地球へ帰還する予定で、新たなチームに中国の宇宙ステーションの「鍵」も引き渡していた。しかし、中国国家航天局(CNSA)は5日、帰還船「神舟20号」に何らかの衝突があったことが疑われるため、帰還を延期したと発表した。中国国家航天局は「衝突を巡る分析とリスク評価が進められている」と述べたものの、損傷の詳細や点検に要する期間については明らかにしなかった。 3人の飛行士を乗せた宇宙船は今年4月、内モンゴル自治区から打ち上げられていた。3人の帰還について別の日程は現時点で公表されていない。中国は近年、宇宙開発の野心を急速に拡大させており、数日前には「神舟21号」の打ち上げ成功を祝

国際宇宙ステーションに物資を運ぶ日本の新型宇宙輸送船「HTV-X」は、26日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロ…

ポルトガル、ダークスカイ・アルケバ保護区にあるモンサラス城の上に昇るスーパー&ブルームーン(ひと月に2回満月が現れる現象)。2025年の10月から26年1月にかけて4カ月連続でスーパームーンを見ることができる。なぜ月が一番大きく明るくなるのか、それを観測できるタイミング、そして撮影の方法を紹介しよう。(Photograph by Miguel Claro) 10月6日は中秋の名月、つまり旧暦の8月の十五夜で、翌7日の満月はいつもより明るく見えるスーパームーンだ。おまけに、2025年はなんとスーパームーンが3カ月連続で発生する。10月7日、11月5日、12月5日の満月はそれぞれ「ハーベストムーン」「ビーバームーン」「コールドムーン」と呼ばれており、2025年はそのすべてがスーパームーンだ。めったに見ることができないこの現象について、詳しく解説しよう。(参考記事:「10月の星空9選:スーパーム
「宇宙船で宇宙に来ているが、攻撃を受けて酸素が足りない」 札幌の80代女性が100万円だまし取られるSNS通じたロマンス詐欺の疑いで警察が調べ 2025年09月02日(火) 23時06分 更新 札幌で1人暮らしをしている80代の女性が、「宇宙飛行士」を名乗る男から100万円をだまし取られる被害があり、警察はSNSを通じたロマンス詐欺の疑いで調べています。 警察によりますと、札幌で1人暮らしをする女性は、7月中旬ごろ、SNSで「宇宙飛行士」を名乗る男と知り合い、連絡を重ねるうちに「今、宇宙船で宇宙に来ているが、攻撃を受けていて酸素が足りない」などと持ちかけられました。 女性は男から、酸素を購入する名目などで電子マネーを購入するよう指示され、8月30日までの間に、札幌市手稲区内の5か所のコンビニで、合わせて100万円分の電子マネーを購入したということです。 女性が家族に打ち明け、警察に相談し

月や火星を目指すのではなく、さらに遠い星へ。 地球から最も近い恒星系アルファ・ケンタウリに、最大2400人を乗せて片道約400年の旅に出る。 そんな壮大な夢を叶える宇宙船が「クリサリス(Chrysalis)」です。 全長約58キロメートルを想定しているクリサリスは人工重力を生み、内部に学校や病院、工場、森林までも備えます。 最終目的は、地球に似た系外惑星「プロキシマ・ケンタウリb」への移住です。 設計は国際コンペで最優秀賞を受賞し、「世代を超えて命をつなぐ居住系」として高く評価されました。 Proposed spacecraft could carry up to 2,400 people on a one-way trip to the nearest star system,Alpha Centauri https://www.livescience.com/space/space-

(CNN) 北半球では夏本番が迫っている。ただ、私たちが一段と強い日差しやうだるような暑さに備えているいま、地球は太陽から最も遠い位置で自転中だ。 米東部時間3日午後3時55分、地球は「遠日点」と呼ばれる位置に到達した。遠日点とは太陽を周回する軌道上で最も遠い点のことで、太陽からの距離は最接近時に比べ約480万キロ遠くなる。 この現象は毎年7月上旬に発生するが、もしかしたら逆説的に思えるかもしれない。太陽から最も遠くにいるのなら、もっと涼しくてもいいのではないか、と。 人々は距離の近さと熱を結びつけて考える傾向にあるので、一見すると、地球の太陽からの距離の変化によって季節が生じるという発想は自然に思える。だが、距離はほとんど関係ない。 気温が季節ごとに変化する本当の理由は、地軸が傾いている点にある。 地球は約23.5度の傾きで自転していることから、地球の各地域では1年の時期によって受け取る

西オーストラリア州にあるASKAP電波望遠鏡は1967年に機能を停止したNASAの人工衛星から強力な電波信号を受信した/Alex Cherney/CSIRO (CNN) オーストラリアの天文学者らは2024年6月、奇妙な電波信号を捉えた。それは地球に近い位置から発せられた非常に強力な電波信号で、一瞬の間、空にある他のすべてのものよりも輝きを放った。その発生源の探査は、地球周回軌道上のゴミ問題の増加をめぐる新たな疑問を引き起こした。 当初、研究者らは自分たちが何らか新種の天体を観測していると考えていた。 西オーストラリア州カーティン大学電波天文学研究所の准教授、クランシー・ジェームズ氏らが観測したデータは、36基のパラボラアンテナからなるASKAP電波望遠鏡から得られたもので、アンテナはそれぞれ3階建てほどの高さに及ぶ。研究チームは通常、このデータから「高速電波バースト」と呼ばれる、遠方の銀

国立天文台や東京大学などの国際共同研究チームは6月3日、11個の超巨大ブラックホールの集団が密集している領域を見つけたと発表した。ここまで密集した超巨大ブラックホールの集団を見つけたのは、今回が初。この集団が偶然生じる確率は、とてつもなく低く、“10の64乗分の1未満”(10^64=1不可思議)の確率という。 超巨大ブラックホールは、周囲のガスや物質を活発に取り込んで、莫大なエネルギーを放ち、明るく輝いている。このような活動を見せるブラックホールは「クエーサー」と呼ばれる。クエーサー間の距離は、最もクエーサーが多かった時代でも、通常は数億光年程度離れていると知られてきた。 今回研究チームは、全天の4分の1をカバーする史上最大級の観測プロジェクト「スローン・デジタル・スカイ・サーベイ」(SDSS)のデータを解析。すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ(HSC)を使って追観測した。結果、くじら座方

「ハッブル宇宙望遠鏡」の後継機として開発された超高性能宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」はこれまで、渦巻銀河の構造を明らかにしたほか、観測史上最古の銀河の撮影にも成功しています。新たに、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が無数の銀河を観測した結果、多くの銀河が時計回りに回転していることを発見しました。研究チームによると、これは「シュワルツシルト宇宙論」を強化するものとのことです。 distribution of galaxy rotation in JWST Advanced Deep Extragalactic Survey | Monthly Notices of the Royal Astronomical Society | Oxford Academic https://academic.oup.com/mnras/article/538/1/76/8019798 Stud

(CNN) 地球に衝突する危険が観測史上最も大きいとされた新発見の小惑星「2024 YR4」について、米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は24日、2032年に地球に衝突する可能性がほぼゼロになったと発表した。 写真特集:これがワープ実現の宇宙船 2024 YR4が32年12月に地球に衝突する可能性は、NASAの推計で0.0017%、ESAの推計では0.002%となった。 つまり、7年後に地球に衝突する確率は5万9000分の1となり、99.9983%の確率で地球には衝突せずに通過する。ただ、月に衝突する可能性は1.7%とNASAは推計しているが、それでも地球が危険にさらされる可能性はないという。 2024 YR4は24年12月27日に発見された小惑星で、直径は推定40~90メートル。もしも地球に衝突した場合は所によって壊滅的な被害が出る恐れがあった。 しかし、NASAジェット推

去年末に発見された小惑星が、現時点で2032年に2.2%の確率で地球に衝突するおそれがあるという推定をESA=ヨーロッパ宇宙機関が発表し、今後も注意深く、観測を続けるとしています。 ESAによりますと、この小惑星は去年12月27日に新たに発見され、直径は40メートルから90メートルとみられています。 発見後、小惑星の動きを観測した結果、今月7日時点でこの小惑星が2032年12月22日に2.2%の確率で地球に衝突する可能性があるといういうことです。 ESAでは、地球に近づく可能性がある1700以上の小惑星を追跡し、リストにしていて、今回の小惑星は、現時点で潜在的な衝突の可能性がもっとも高くなっています。 この大きさの小惑星は数千年に1度の割合で地球に衝突していて、衝突した場合、地域に深刻な被害を与えるおそれがあるということです。 ESAによりますと、長期間、観測することで正確な軌道が特定され

(CNN) 欧州宇宙機関(ESA)と米航空宇宙局(NASA)は最近発見された小惑星「2024 YR4」について、2032年12月22日に地球に衝突する可能性が1.2%あるとの見解を示した。 ただ、ESAとNASAによれば、これは地球周辺を安全に通過する可能性が99%近くあることも意味する。研究者は今後の観測結果を手がかりに、衝突の可能性を判断するとみられる。 2024 YR4の幅は推定40~100メートル。ESAによると、このサイズの小惑星は数千年おきに地球に衝突しており、周辺地域に甚大な被害を引き起こす場合がある。 NASAジェット推進研究所の地球近傍天体研究センター(CNEOS)のディレクター、ポール・チョーダス氏はこの小惑星について、「サイズの範囲は大型ビルに匹敵する」と説明する。実際のサイズは現時点では不明な面が多く、天文学者は複数の望遠鏡を駆使した追加観測で大きさを突き止めようと

アメリカ航空宇宙局(NASA)がハッブル宇宙望遠鏡を用いて、10年以上をかけて撮影してきたアンドロメダ銀河の画像600枚をつなぎ合わせて作成した42208×9870ピクセルものパノラマ写真を公開しました。 Hubble M31PHAT+PHAST Mosaic | HubbleSite https://hubblesite.org/contents/media/images/2025/005/01JGY8JKWBHBWJ71V3QQTKM382 2.5 Billion Pixel Image of Galaxy Shot by Hubble - YouTube 417-Megapixel Andromeda Galaxy Panorama Took Over a Decade to Make | PetaPixel https://petapixel.com/2025/01/16/417
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年10月28日付で、惑星探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」に搭載されている送信機の1つが停止していることを明らかにしました。発表時点ではしばらく使われていなかった別の送信機を経由して通信が再確立されており、通常の運用に戻すための作業が進められています。 【▲アメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー(Voyager)」の想像図(Credit:NASA/JPL-Caltech)】 1981年以降使われていなかったSバンド送信機経由で通信中NASAによると、停止したのは8.4GHz帯の電波を使用するXバンド送信機です。2024年10月18日にNASAのディープスペースネットワーク(DSN、深宇宙通信網)がボイジャー1号からの信号を捉えられなかったことで問題が発覚。2日前の10月16日にはボイジャー1号のヒーターの1つをオンに

#SpaceX#Starship#Super Heavy Space ExplorationTechnologies(SpaceX)は日本時間10月13日21時25分、次世代ロケット「Starship」の5回目の軌道飛行試験を実施。打ち上げから7分後に発射場に降下してきた1段目ブースター「Super Heavy」を、箸のようなアームで空中キャッチすることに成功した。また1時間後には、2段目のインド洋への着水にも成功した。 発射場に戻ってきた1段目ブースター「Super Heavy」をアームで空中キャッチする瞬間 Starshipは宇宙船であり、衛星を打ち上げるロケットとなる第2段のStarshipと、第1段のブースターのSuper Heavyで構成、組み合わせることで全長121mにもなる大型ロケット。 SpaceXが運用する「Falcon 9」ではロケット下部にある脚で着陸できるようにな

米SpaceXは10月12日(現地時間)、大型宇宙船「StarShip(スターシップ)」の5度目の無人飛行試験を行い、発射場に戻ってきたロケットブースターをタワーのアームで受け止めるという初の試みに成功した。ロケットブースターの再利用に向けて大きく前進した。 「Super Heavy」と名付けられたロケットブースターは、直径9m、高さ71m(StarShip除く)と20階建てのビルに相当する大きさ。重さは約250tもあるという。 スターシップの打ち上げから2分44秒後──高度81kmで切り離されたSuper Heavyは、地球へ落下。このときのスピードは、一時的に音速の半分程度になる。 上空で再度ロケットを噴射してスピードを落としたSuper Heavyは、発射場に用意されたタワーに向けてピンポイント降下。タワー直上で少し横にスライドするような動きも見せながら、2本のアームの間に見事に収ま

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