会食で行くような高級中華料理店で、町中華で頼むようなラーメンとかチャーハンを頼んだことがない。 そもそも会食的なものでしか行ったことがないので、自分で料理を選んでいない。 そういうところのラーメンはやはり高級なだけあっておいしいのだろうか、それとも案外ふつうのチャーハンだったりするのだろうか。 行ってみることにした。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:スタバメイク >ライターwiki
同世代男性たちがやっているポッドキャストOssan.fmで紹介されていた「あたらしい家中華」という本を買ってみた。 特別な調味料は必要なく、あっさりしていて、毎日でも食べられるそう。マジで? MCのnagayamaさん曰く、ご家族にも評判がいいらしい。なるほどね。買ってみよ。 該当エピソードはこちら→ 311. あたらしい家中華 届いた本をパラパラ〜っと見て、これはたしかに調味料としても一般的な家庭にあるものばかり、ちょっと特殊といえば紹興酒とか黒酢くらい?なかなかよさそう 子どもたちが「これ食べたいから付箋つけておくね」と、いきなり付箋だらけ 器具について「特別なものはいらないけど筆者はこれを使ってるよ」と本の中で紹介されていて、形から入るタイプなので色々買った。中華鍋・おたま・五徳・蒸し板・蒸し板用のトングを買った。詳細は後述。 目についたものを週末いろいろと作ってみた、優しい味で家族

こんにちは! ベトナム料理普及家のKi Yamamotoです。 今日紹介したい、家でできるアジアご飯のレシピは、中国家庭料理「地三鮮(ディーサンシェン、ディサンシェン)」風の炒め物。 なす、ピーマン、じゃがいもと、その名のとおり畑でとれる3つの野菜から作られる地三鮮は、もとは中国東北地方の料理とか。しょうゆベースの甘辛いたれがシャキシャキ、ホクホクの野菜にからまってご飯のおかずに最適です。 その昔、働いていた中国料理店でシェフから「なすを使ってウマいまかないを作って」と頼まれて困り果てていたところ、一緒に働く台湾人のスタッフさんがこっそり作り方を教えてくれた、僕にとっては思い出の料理なんです。 基本の具は3種類の野菜のみ。それだけでも十分美味しいのですが、今回は豚バラ肉、彩りにミニトマトも加えて、ボリュームもおかず感もアップさせてみました。 ビタミンやミネラルが豊富なピーマン、水分たっぷり

店で食べるよりずっとおいしい。あまりにおいしいのでレシピ置いておきます。 ・挽き肉を炒める。炒めているうちに油や肉汁が出てくるが、これが透明になるまでしっかり炒める。 ・透明になったら酒をしゃしゃっと回しかけ、臭みをとる。おおよそアルコールが飛んだら甜麺醤を入れ、混ざったら火を止める。肉500グラムに対して甜麺醤大さじ2~3くらい。混ぜ合わせたときの挽き肉がチョコフレークくらいの色になるくらいの甜麺醤を入れる。この肉味噌は多めに作って小分けにして冷凍しておく。これで麻婆豆腐を作るハードルがうんと下がる。他にも担々麺やチャーハンに加えたりできるのでストックしておこう。 ・挽き肉をフライパンの端にちょっとどかし、油をひく。豆板醤、にんにくチューブ、しょうがチューブをお好みの量で油に入れる。火にかけ、焦げないように軽く炒める。 ・豆板醤たちと挽き肉を混ぜ合わせ、しょうゆ少々、みりん、酒を入れさら

俺としてはチャーハンを食べたい。とても食べたい。今すぐ搔っ込みたい。しかしチャーハンは危険だ。人気すぎる。競合必死だろう。 俺は運が悪いからくじ引きになったら負けてしまう。 くじで負けると、俺の1巡目指名はほかの人に1巡目で取られた後の残り物になる。つまり2軍レベルの料理になってしまう。 これはやばい。競合は避けなければならない。 となると、第二候補である餃子もやめておいたほうがいい。餃子も絶対に競合する。 案外、焼売や天津飯も競合しそうだ。 とすれば、回鍋肉あたりが無難そうに思えるが、このへんが一番、危険そうな気もする。俺と同じ思考の人間がいたら、そいつは回鍋肉を指名する確率が高い。 裏をかいてラーメン一本釣りでドヤ顔するのはどうだろうか。それはさすがにやりすぎか。 ならばエビチリか。しかしエビチリは「俺は人とは違う」と思いこんでいる凡人が一番、チョイスしてきそうな料理って感じがする。

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てんまにちゃん🇻🇨٩(๑ᵕᴗᵕ๑)و @TenmaniChan 地方から来て横浜中華街で失敗しない方法はただ一つ 『食べ放題に行くな』 勘違いしてる人が多いけど横浜中華街は食べ放題の場所じゃ無いです。食べ放題に限らず、大通りでギラギラピカピカしてる店は全部最近できたマズい店なのでやめましょう。 ボロい建物ほどうまいと思えば間違いありません。 2024-01-05 13:11:23 てんまにちゃん🇻🇨٩(๑ᵕᴗᵕ๑)و @TenmaniChan 大事なこと言い忘れてた。 そもそも「中華料理(街の中華屋とかで出る日本ナイズされたものでない、中国の食事)」 がダメな人は来ないほうがいい。 『なんか変な匂いして不味かった』 て言う感想の人がコレ。中国行ったら干からびてしぬタイプ。 ベースから違うのよ…中国の料理、謎の匂いする… 2024-01-05 19:06:32 てんまにちゃん

中国の、大皿にどかんと盛られた料理が好きだ。最近そういうのを作ってないなと思い立ち、土豆燉排骨(じゃが芋と骨付き豚スペアリブの煮込み)を作った。 土豆燉排骨 土豆炖排骨 tǔdòu dùn páigǔ 土豆燉排骨(豚スペアリブとじゃが芋の煮込み)下茹でした豚スペアリブとじゃが芋を、八角風味の醤油味で煮込む。要は、豚スペアリブを使った中華肉じゃがと思ってもらえばいい。 シンプルな料理なので、どの地域のものというものでもないが、僕が大好きな東北地方の仕上がりを意識してみた。 煮崩れたじゃが芋と汁が一体化してソースのようになり、豚スペアリブにからむ。てらてらとして、そそる。 柔らかな豚肉と旨味の染みたじゃが芋。こういう単純で豪快な料理がなんだかんだで好き。量も味のうちなので、たっぷり作ってガッツリ食べる。 「すごい、これはおいしいねえ」 たまたま我が家に遊びに来ていたおかん(義母)も喜んで食べて

春秋梅菊 @chunqiumeiju 日本の中華風小説でヒロインに使われる字は「麗」「彩」「蘭」「莉」「華」とかがメジャーだけど、長く大陸作品に触れてると「嬌」「娟」「釵」「芷」「素」みたいな字の方に強いヒロイン味を感じて、日本読者向けには伝わりにくいだろうな~とは思いつつもよく使ってしまう。2023-11-12 23:53:02 春秋梅菊 @chunqiumeiju 名前に意味を持たせるなら「亜男」とか「招弟」とかもヒロインの不遇さが一発でわかってありなんだけど、これも日本人向けでは説明が必須。 あとは舞台となる時代ごとに流行の字も違うから、拘るとドツボにはまってきりが無い…。特に最近の中国人名は男女問わず日本人には見慣れない字が多くて難しい2023-11-13 01:45:29 春秋梅菊 @chunqiumeiju小説創作と中国文化紹介アカウントです。小説は古代~現代まで中国の

湯島聖堂中国料理研究部のこと2023.10.22 連載 : 湯島聖堂の料理帖~戦後の日本に伝わった“本当の中国料理”~ 現代日本の中国料理の礎を築いた湯島聖堂「中国料理研究部」。その貴重なレシピと歴史を紐解く連載です。第1回目は、なぜ聖堂で中国料理がつくられたのか、どう継承されたのか、時代背景から解説します。 「聖堂料理」とはどんな中国料理なのか中国清代に書かれた美食の名著『随園食単』を傍らに、一途に中国料理を探求してきた名料理人がいる。2019年に惜しまれながら閉店した「知味 竹廬山房(ちみ ちくろさんぼう)」の主人、山本豊さんだ。山本さんは、中国料理の歴史と文化を踏まえ、新旧取り交ぜたコース料理を構築。乾物使いの名手として知られ、素材を生かした滋味あふれる料理で多くの食通を魅了した。 元「知味 竹廬山房」のオーナーシェフ、山本豊さん。同店出身者には経堂「彩雲瑞(さいうんすい)」の

1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:削らず芯を足さず16km書ける金属鉛筆「メタシル」 >ライターwiki こんどはローカンマだ! 以前当サイトに書いた「業務スーパーの『〇〇醤』9種食べ比べ」という記事を読んだある方から、大変嬉しいことに、こんなリクエストをいただきました。 「いつか『ローカンマ』の食べ比べもお願いします!」 あ〜! ローカンマ! 知ってる方は知ってると思うんですが、中国の有名調味料ブランドで、漢字で書くと「老干媽」。発音的には「ラオガンマー」が近いらしいのですが、日本向けの製品にはカタカナでローカンマと表記されているので、この記事ではそれで統一させてもらいます。 で、僕、昔から中国食材専門のスーパーへ行くのが好きで、よく見かけてはいたんです。 こんなふう

1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「ちょい足し野菜プラス」があればどんなカップ麺も野菜マックスに >ライターwiki 「〇〇醤」シリーズありすぎ問題 「業務スーパー」で販売されている中華調味料「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」が、どんな料理に使っても美味しくて便利と、数年前の大ヒット以来、定番商品となっています。 「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」 僕も一度使ってみて以来すっかり気に入って、度々購入。味は、たっぷりのおろししょうがにねぎ油の風味を効かせ、鶏だしと塩気を加えたシンプルなもの。 たとえば、豚の薄切り肉と細切りにした玉ねぎを炒め、仕上げにこれで味をつけるだけで、絶品のしょうが焼きができちゃうんですよね。便利すぎる。 ところでこの「〇〇醤」と名づけられた調味料シリー

四川飯店グループ会長であり、公益社団法人日本中国料理協会会長の陳建一(本名:東建一)は、病気療養中のところ、2023年3月11日(土)東京都内の病院にて間質性肺炎のため永眠いたしました。生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。 なお、故人の遺志により葬儀は近親者のみで執り行われ、訃報のご連絡も葬儀後とさせていただきました。後日、お別れの会を開催させていただく予定です。遺族の意向により、ご供花・ご香典、ご弔問等は固くご辞退申し上げます。 記 故人氏名: 東 建一 (あずま けんいち) 生年月日: 1956年1月5日(享年67歳) 死亡日時:2023年3月11日(土)午後0時7分 後日、四川飯店グループ社葬をもって、お別れの会を執り行う予定ですが、現時点では詳細未定です。 ≪参考資料≫ 陳建一 略歴 1956 年(昭和31 年)東京に生まれる。日本に初めて四川料理を広め、四川料理の

立春を過ぎたが、寒の戻りで寒い日が続いている。鍋などで温まりたいところだが、鍋の具の定番、白菜を持て余してはいないだろうか。 そこで中国料理の出番だ。中国料理は、野菜をおいしく食べる技の宝庫。白菜ただ一種類でも、主役を張れる料理がある。なかでもすぐ作れて、断トツで白菜を大量に消費できるのが醋溜白菜(ツゥリゥバイツァイ|cùliùbáicài|白菜の黒酢炒め)だ。 たかが白菜4分の1、されど4分の1。 甘酢ととろみは永遠の友達。白菜と酸味は永遠の恋人。 醋溜白菜の醋溜(ツゥリゥ:cùliù)とは、酢の酸味が効いた(=醋)滑らかな食感(=溜)を意味する。味付けは、平たくいうと甘酢の一種だが、酢豚とは違い、甘さよりも酸味が立っている。 このほのかな甘みは重要なポイントで、砂糖の甘味が酸の角を和らげ、ごはんに合うおかずへとがっちりシフトさせている。冷たくて酸っぱい料理は酒のつまみや前菜のイメージだ

麻辣湯(マーラータン)とは トッピングと辛さが選べる 薬膳スープ春雨 麻辣湯(マーラータン)とは、中国で親しまれている春雨や野菜などの具材を煮込んだスープです。発祥は四川省と言われていますが、現在は中国全土はもとより世界中に広まっています。 味も製法もお店によって千差万別ですが、スープに“麻(マー)”と表現される、ビリビリと痺れる辛さをもたらす「花椒」というスパイスと、ピリ辛を意味する“辣(ラー)”をもたらす唐辛子を使うのはほとんどのお店で共通しており、これが料理名「麻辣湯(マーラータン)」の語源となっています。 ※麻辣湯の“湯”に関しては、七宝通信のページをご覧ください。 七宝麻辣湯では鶏や豚を丹念に煮込んだスープに、30種類以上の薬膳スパイスを組み合わせています。薬膳のほとんどは中国では漢方薬として使われているもので、痩身や健胃など様々なデトックス効果が期待できます。美肌を作るコラーゲ

趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:江戸前オオアサリ(ホンビノス貝)を捕ってきた(デジタルリマスター) > 個人サイト >私的標本 >趣味の製麺 >ライターwiki 広東料理の南粤美食にやってきた これまでの人生でお粥に使った総額以上のお粥を食べにやってきたのは、横浜中華街にある南粤美食(なんえつびしょく)。テレビドラマ版『孤独のグルメ』にも登場した広東料理の有名店だ。 井之頭五郎(松重豊)さんは一人で中華釜飯や海老雲呑麺を食べたそうだが、私は16人でお粥を食べる。 なんでそんな大人数なのかというと、16人以上を集めないと予約ができない特別な料理だかららしい。これが豚の丸焼きならわかるが、お粥なのが不思議である。すごく大きな鍋で大量に作らないと成り立たないお粥なの

「味坊集団」と聞いて、つい反応してしまう中華料理ファンもいるのではないでしょうか。本場中国東北地方の家庭料理が楽しめる神田の「味坊」をはじめ、羊料理に特化した御徒町の「羊香味坊」、北京地方の大衆酒場のおつまみに特化した御徒町の「老酒舗」など、コンセプトの異なる中華料理店を展開する新進気鋭の飲食企業。 そんな味坊集団が2022年8月、代々木上原に新店舗をオープンしたことをご存じでしょうか? その名も「蒸籠味坊(じょうりゅうあじぼう)」。 炒め物のイメージが強い中華料理ですが、「中国の家庭でよく食べられている蒸し料理に特化した店舗」とのこと。 「これは絶対見逃せない!」ということで、味坊集団の大ファンであるライターのJUNERAYが早速お邪魔してきました! ▲今回取材に応じていただいた専務取締役の林強さん お店は代々木上原駅改札口から直結した通路沿いにあります。雨の日も濡れずに食べに行けるの

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