利用者が書店チェーンで値引き券を受け取れる販売促進策を展開し、先行する米アマゾンや楽天などに対抗する考えだ。 東芝は凸版印刷が中心の配信事業に2011年から参加していたが、自社単独の事業に軸足を移す。 サービス名は「ブックプレイス クラウド イノベーション」で、今夏までに10万点の書籍を配信する。16日に発売する専用端末「ブックプレイス モノ」のほか、専用のアプリ(ソフト)を使えばスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型多機能端末でも読める。 専用端末「モノ」は、5月10日までインターネットで9800円で販売する。提携する書店の店頭では、電子書籍を購入できる3万円分のポイントを付けた上で、端末を3万円で販売する。モノクロ画面の電子ペーパーを採用し、長時間読んでも目が疲れにくい。
◆Amazon、日本版Kindle発売Kindleの日本版ハードウェアが発売になった、ということだが、「どれを買おうか」と浮かれてる人が多いのを奇妙に思う。 どれ一つ、買う必要なんかないじゃん? みんなスマホ持ってんじゃん。タブレット持ってる人も多いでしょ。iOSにもAndroidにも、Kindleアプリがあって、昨日日本語対応の新バージョンが出たんだから。これならタダだ。 どのデバイスで読んでも、「何を読んでるか」「どこまで読んだか」「書き込み」などがクラウドで同期されるので、トイレでiPhoneで読み、机でiPadで読み、公園でKindle PaperWhiteで読んでも、シームレスに「前回の続き」から読書を再開できる。Kindleが優れているのはこういうことであって、各々のデバイスは陳腐な機械だ。 この秋、どうしても何か新しいハードを買いたいってんなら、Kindle PaperWh

電子書籍のあれこれを聞くと、「ああ、これじゃあ食えないな」って思う。ボリュームが紙媒体と比べ物にならない。定期的に刊行しても、電子書籍じゃ食っていけない。 今、電子書籍に期待できるのは、紙媒体やメルマガなどのベースがあっての副産物。本当におまけ程度の二毛作。本業としてのコメで稼ぎつつ、ほっといても生える草的な何かでワンチャンスとか。モヒートが流行ってきたおかげで、おまけで育てたミントが売れて、ちょっと収入増えたよ、やったね! というか。 はたから見て、自費出版のようになりかけている気がする。従来の自費出版商法と違い、書く側の持ち出しがないから気づかれにくいだけで、結果的な実入りがないという意味で一緒。労力に見合わない。それが力作であればあるほど結果とつり合わない。いいものを書けば書くほど見返りがない。 ビジネスになるためには刊行する時点での最低保障、例えば原稿料みたいなものがあって、それが
iTunes Storeのランキング上位に電子書籍アプリをみかけるようになりましたが、それらのアプリを買った人の多くは時間とお金の両方をムダにすることになります。なぜなら、ほとんどのアプリでステルスマーケティングが行われているからです。 画像は1月26日のiPhoneアプリの有料ランキング(総合)をキャプチャしたものです。1位から9位まで7本の電子書籍アプリがランクインしており電子書籍が大人気のように思えますが、これらのアプリではサクラによるレビュー工作が行われています。 特定の会社のアプリばかり高評価する謎のレビュアー軍団 以下の画像はR25の電子書籍を販売している株式会社Media Shakersのアプリのレビュー画面です。たとえばこのサクラのように、ひとつの会社のアプリにだけ高評価のレビューをつけているとサクラであることがバレバレです。 しかし、ランキング上位でみかける株式会社アドベ

今回、「自炊代行」を業とする二社に対して、著名な作家・漫画家7氏が差止めを求める訴えを提起したと報道されています。これについては、「作家は自分たちの権利のことばかりを考えて、読者(お客さん)のことを考えていない」 という批判がなされています。ツイッターでの私のタイムライン上では、これに賛同する賛同する意見が大勢です。 しかし、私はまったくそれには共感しません。 まず、われわれが個人として行う「自炊」(のかなりの部分)は著作権侵害とならないが、その「代行」(のほとんど)は侵害となるということです。この点は著作権法30条に関する法解釈学上の議論が要りますが、少なくとも、「自炊代行」が著作権侵害となることがある、現在の「自炊代行」業のかなりの部分が著作権侵害となるということについては、専門家の見解はほぼ一致すると思います(福井健策弁護士の意見を参照)。 とはいえ、「アゴラ」の読者の大半は、著作権

最近、何かと話題の多い電子書籍界隈。昨日も以下のニュースが話題になってました。 逆の明文化となるか:東野圭吾さんら作家7名がスキャン代行業者2社を提訴――その意図 -電子書籍情報が満載! eBook USER 色々と思うところはあるけど、それはさておき。この中でも言及されてる日本の電子書籍の状況については私も非常に気になるわけで、以下のように表現されてます。電子書籍については今まさにラインアップを充実させる過程にある。 これ実は確かにその通りで、最近の電子書籍サービスにおける電子書籍のラインナップはどんどん充実してきている印象があります。 以前、私は以下のように書きました。 ユーザが望む形の電子書籍と出版社がすべきこと ポイントは以下。・安価・お手軽・半永久的 これを書いたのが3ヶ月ちょっと前。その頃はこう書くしかないって状況だったけど、最近の状況はかなり改善されてきてるので、そろそろ
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