021 こんばんは。順調にnoteを更新しているということは、「仕事はできないけど、そこそこ生きてはいる」くらいのステータスです。どうぞよろしくお願いします。 さて、このnoteのお題は掲題の件についてである。「正直みっともないからやめてほしい」という人も多かろう。でもいまのところこれしかないのである。そんなわけで、ご興味の向きはよろしくお願い申し上げます。 いったい、出版産業というのはかなり旧態依然とした──しかしこれが一挙に崩壊しない程度にはよくできた──システムで成り立っている。 このあたりは出版流通の本を一冊読めばわかるし、ググっても出てくるので割愛する。 ともあれ、出版業界は順調に右肩下がりを続けていて、この20年ほどで売上が約半分になった。 現在の業界規模は1兆7千億弱と思われるので、実に狭い村であることがわかる。また、このうちだいたい10%ほどが電子書籍の売上であり、さらにそ

滅びゆくのはマンガ文化か、出版社か、それとも表現の自由か投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2018/3/292018/3/29 日本経済新聞によれば、マンガ単行本(コミックス)の販売減の背景には海賊版マンガの横行があるのだという。 出版科学研究所は25日、2017年の出版市場が前年比7%減の1兆3701億円だったと発表した。前年割れは13年連続で市場はピークの半分に縮んだが、関係者を驚かせたのはその内訳だ。最後の砦(とりで)の漫画単行本(コミックス)販売が13%減と初めて2ケタの減少に沈んだのだ。苦境の背後には急速にはびこり始めた海賊版サイトの拡大がある。 出版、最後の砦マンガ沈む 海賊版横行で販売2ケタ減:日本経済新聞 出版社と出版取次(トーハン)による業界団体の出版科学研究所が1月25日に公表したデータを元にしたストーリーなのだが、いささか違和感を覚える。 マンガ出版の全盛
![滅びゆくのはマンガ文化か、出版社か、それとも表現の自由か » p2ptk[.]org](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f6ca9f9c3b83f206b61db9191145d27f832de6d2f%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fp2ptk.org%252Fwp-content%252Fuploads%252F2018%252F03%252Foldbook_t.jpg&f=jpg&w=240)
こんにちは、佐藤漫画製作所の佐藤秀峰です。 「海猿」や「ブラックジャックによろしく」という漫画を描いていました。 現在は「特攻の島」と「Stand by me 描クえもん」を執筆中。 ピークを過ぎた漫画家です。 最近は紙の本が売れなくなってきたので、電子書籍の販売に力を入れています。Web漫画雑誌を発行したり、出版社を介さずに電子書籍ストアと契約して著作を販売したり、電書バトというサービスを展開し、漫画家さんからお預かりした作品を電子書籍ストアで販売するお手伝い(=電子書籍取次)をしています。 いわゆる漫画家のイメージとはちょっと違う仕事もしています。 ここ数年、取次業務のボリュームが大きくなっており、漫画を描く時間がなかなか取れないのが悩みです。 さて、2017年1月16日、佐藤漫画製作所は通販大手アマゾン・サービシズ・インターナショナル(以下:アマゾン社)に対して、訴訟を提起しました

視聴行動分析サービスのニールセンデジタルは3月28日、スマートフォン上でマンガを閲覧できるマンガアプリの利用状況を発表した。2月時点で月間利用者数(MAU)が100万人を超えているのは6サービスで、1位は「LINEマンガ」(LINE)の279万人だった。 2位は「comico」(NHN comico)の260万人、3位は「マンガワン」(小学館)の247万人。4位以下は100万人程度の利用者となり、「マンガボックス」(DeNA)「少年ジャンプ+」(集英社)「GANMA!」(COMICSMART)――と続く。過去6カ月の利用者数の推移はほぼ横ばいで、大きな変動はなかった。 各アプリの1人あたりの月間利用回数と1回あたりの利用時間は、月に10~20回程度、利用時間は6~9分程度。首位のLINEマンガの月間利用回数は21回、1回当たりの利用時間は9分37秒だった。いずれのマンガアプリも基本無料でマ

さてさてさて。 皆様今日も元気に読書ライフに励んでおられますでしょうか。 年明けからこちら、出版・編集・作家界隈による電子書籍disの関連ツイートが引きも切らさぬ今日このごろ。 「出版界隈クソツイートオブザイヤー」を決めるべくTogetterにまとめようかな、などと思ってしまったぐらいには楽しい日々を過ごさせてもらっております、さとっちです。今年の目標は「紙の本の敵になります」です。 振り返ってみれば去年買った紙の書籍は15冊ぐらい(同人誌除く)、一方で電子書籍は400冊を超えました。 ほぼ完全に完全に電子版へシフトした身としましては、一連のツイートに対して思うところがある、というよりも、 「何言ってやがんだオメー」という例の画像をそのことごとくに送りつけたくなる衝動と戦う日々なのですが、流石にそれも精神衛生上よろしくない。 いえ、精神衛生上はともかくとしてTwitterの画像をガチャ爆死
こんにちは、きんどるどうでしょうです。いま、Twitterで電子書籍と紙の本の売り方について議論が盛り上がっているのですが、そのことに触れつつ『Twitterに最適化した内容紹介の書き方』についてお話します。中の方まで届けば良いんですけれど。 議論のはじまりはダイヤモンド社の編集者・横田大樹さんの記事『電子書籍には「期待」がない』からかな。Twitterでの議論については電子書籍で検索してください。簡単に言うと漫画・作家:初速が大事なんです!電子書籍はノーカンなんで書店で予約して注文してください(個人差があります) 電書読者:そんなこと言われてもそっちの仕組みなんとかしなさいよ。それより電子書籍同時発売しなさいよ!(個人差があります) 出版社:電子書籍はビジネス的に"まだ"重要視してない。(各社温度差があります) ネット使って、読者をリアル書店に走らせるのは難しい イエェェェェイッ!!

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2010年ごろから続く「電子書籍」のムーブメントの中で、「電子雑誌」は、どちらかといえば日陰の存在でした。 理由はいくつか考えられます。一つは、日本と海外の、「出版」ビジネスの違いです。日本では、書籍も雑誌も同じ出版社が手掛ける例が多く、どちらも、基本的には同じ流通ルートで販売されます。 他方、海外では、書籍と雑誌の出版社は別々のことが多く、書籍は「書店」、雑誌は「ニューススタンド」「雑貨店」と、流通ルートも分かれていることが多いのです。 そして雑誌は、店頭で買うのではなく定期購読(郵送)で読むもの、という文化が定着している国が一般的で、日本のように決められた発売日に書店に行けば読める、という仕組みにはなっていないのです。 要するに日本と違って海外では、「書籍」と「雑誌」は別の業界であるところが多く、さらに「電子雑誌」では「電子書籍」と比べると大きな成功例がなかったために、「電子××」の話

カドカワ 富士見の過失で著作権使用料の支払い(十七冊×三回)が潰れたけど賠償される気配がないハートフル物語《ストーリーズ》 ろくごまるに はいタイトルで終わってますよ。 この一連の騒動に関しての報告はTwitterでやってて、こちら側だけ見てるとわけが判らないので最初に補足しときます。 前作の終わりでKADOKAWAから電話がかかってまいりましたが、あれはKADOKAWA弁護士軍団からの宣戦布告や! とかではなく、謝罪に伺いたいってことでした。 で、会ったわけですよ。 今回の件は手違いが重なって起こった過失であり、故意ではない というのが向こうの主張で、電子書籍は早急に配信(この時点で五月を目標。本日、五月二日の時点で五月二十日に配信という予告がKADOKAWAから発表されております) 信頼回復に努め、プロモーションにも力をいれたい。今回の騒動に関して公式に認めるかどうかは持ち帰って検討。

Microsoft PressとApressを中心に、無償で入手・購入可能なコンピューターおよびIT技術系の電子書籍を50冊以上、集めてみた。ほとんど英語の書籍だが、日本語書籍もいくつかあり。 ← 前回 連載 INDEX ※本稿は、昨年の同時期に公開した記事を、2016年現時点の最新情報にアップデートした記事である。本や雑誌を電子書籍で読む機会が増えてきている。特に「紙の書籍よりも、電子書籍の方が大きく割安になっている場合は、電子書籍で買う」という人も多いのではないだろうか(特にIT業界の人は)。実際に自分もAndroidタブレットやiPhoneなどを使って電子書籍を読むことが増えてきた。また、Amazonプライム会員であればKindle端末上で月に1冊まで無料で読めるサービスがあり、その対象となる「コンピュータ・IT」系の電子書籍も徐々に増えてきている。電子書籍を読むための環境は年々
楽天は2月12日、関係会社株式評価損623億円を個別決算に計上したと発表した。電子書籍子会社Rakuten Koboなどが含まれるという。 Kobo関連では、連結ではのれんの減損として78億円の減損損失を計上。Koboは2011年に買収し、電子書籍ストアや端末を展開しているが、「世界の電子書籍市場の立ち上がりが当初の想定よりも遅れ、それに伴う事業計画の遅れが要因」という。また仏PRICEMINISTER株式172億円分なども含め、連結では381億円を減損損失といて計上した。 ただ、電子書籍事業自体は図書館向け電子書籍プラットフォーム提供のOverDriveを昨年買収したことで急速に改善しているという。KoboとOverDriveを含めた同事業のEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は2016年12月期に黒字化する見込みだとしている。 編集部より 当初」Rakuten Kob

最近は紙の本を読むようになったんですよ。主に小説。 ちょっと前まで、「本は電子書籍以外では買いたくないな〜」と思っていたんだけど、実は書店でふらふらしながら気になった本を買うというのが結構好きなので、頑なに紙の本を拒むことで、そのへんのフラストレーションがじわじわ溜まっていることに気付いたんですよね。 だから、いっそのこともう買ってしまおうと。紙の本を。いまは中村文則さんの本を読んでいます。中村文則さんは、前に読んだ又吉さんの『第2図書係補佐』の巻末で又吉さんとの対談相手として出てきていて、ずっと気になってたんですよ。 何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫) 作者: 中村文則 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/02/17 メディア: 文庫 クリック: 43回 この商品を含むブログ (25件) を見る そういう経緯で、最近は吉祥寺の啓文堂書店とか、TSUTAYA(蔦屋書店じゃない方

Kindleの魅力Kindle Paperwhiteを購入してから自然と読書時間も増え、日替りセールをチェックするのも毎日の楽しみになっています。基本的に興味のある分野のKindle本を選ぶというのは変わらないのですが、日替りセールや出版社のセールによって「安いから買っておくか...ちょっと興味あるし...」という本と出会えていくこともなんだか楽しいのです。 たとえば山路徹著「口説きの技術」。山路氏と言えば麻木久仁子さん、大桃美代子さんとのドロドロな不倫騒動の一件がありましたが、その山路氏が書く「口説きの技術」。これは少し読んでみたい気がしますが、おそらく役に立たないんだろうなぁ、と思いがすぐよぎりますし、720円という値段を見て諦めるのが普通です。でもその時は角川のセール中で、Kindle版の値段が半額の360円。そのまま「1-Clickで今すぐ買う」ボタンを押してしまった訳です。 口

アプリマーケティング研究所 > アプリ開発 > アプリで読めばすべて無料、それでも単行本が売れる理由。マンガアプリ「comico」に聞く、スマホ時代のマンガコンテンツ。 スマホでマンガが読めるアプリ「comico」を運営しているNHN PlayArtさんにお話を伺いました。単行本が売れている理由、女性ユーザーが多いワケなど。 ※NHN PlayArt 株式会社 comico編集部 小室稔樹さん 「comico(コミコ)」について 「comico」について教えて下さい。 小室: 2013年の10月にリリースして、約1年7ヶ月で1,000万ダウンロードを突破しました。事業としては、書籍化やグッズ化などIPを活用した取り組みも進めています。 ユーザー層は10〜20代が多いです。高校生が会社見学に来てくれたときに「comicoを読んでいますか?」と聞くと、「クラスのほぼみんなが読んでいる」と言って

2015-06-07 「ゲームクリエイターが知るべき97のこと2」の無料公開開始。これで「知るべき97のこと」シリーズは全コンプリート! Tweet つい先ほど「ゲームクリエイターが知るべき97のこと 2」が公開されたようです。(katoyさん、毎度毎度の情報提供ありがとうございます!)これでオライリーから刊行されている「知るべき97のこと」シリーズ5冊が、全て無料公開されたことになります。 サイトはこちらです。 http://ゲームクリエイターが知るべき97のこと2.com 以下は、今までに無料公開された「知るべき97のこと」シリーズ4冊分のリンクです。 プログラマが知るべき97のこと プログラマが知るべき97のこと ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のことプロジェクト・マネジャーが知るべき97のことプロジェクト・マネジャーが知る

By Tim Lucas 「電子書籍は手のひらの中に何百冊という本が収まる」や「紙の本独特の読書体験こそが至高だ」など、電子書籍と紙の本との間では延々と終わらない論争が繰り広げられていますが、大学生の92%が電子書籍よりも紙の本を好むことが明らかになりました。 Naomi Baron's Words Onscreen: The Fate of Reading in a Digital World | The New Republic http://www.newrepublic.com/article/120765/naomi-barons-words-onscreen-fate-reading-digital-world 1991年、ニューヨーク・タイムズは「個人用電子書籍リーダーの登場」を予想し、賛否両論の大きな話題を巻き起こしました。それから24年が経過した現在、アメリカでは成人の半

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