≪壮絶な不妊治療≫ 友人の話である。 6年におよぶ不妊治療の結果、40歳を目前に妊娠した。「独身時代に蓄えた貯金をほとんど使い果たした」という。が、喜びはつかの間、5カ月目に医師から「胎児が順調に成長していない」と告げられる。その命を救うには、絶対安静にして腹に太い針をさして羊水を補給し続けなければならない。「それでも生まれる子に重度の障害がのこる。どうしますか」医師は決断を迫った。「何年も努力してやっと授かった赤ちゃん。なんとしても産む」と彼女は激痛の伴う治療を選ぶ。2カ月後、腹の中で赤ん坊は死亡。傷ついた体を引きずって家にもどると、ベッドルームに自分で買いそろえた産着やベビー用品が並べてあった。その光景を見たとたん、彼女の心は壊れた。精神科医にいくと解離性障害と診断された。 もう一人の友人は3度中絶した。相手が妻子ある人だったからだ。3度目に中絶した夜、夢を見た。小さな女の子が「おかあ
■麻生政権の成立にともない、私の番記者生活がスタートしたが、正直いうと、4カ月たったいまもまだ、番記者の仕事になれない。耳慣れない用語や習慣なんかも多い。「経読み」「壁耳」って何?オフレコといっているのに書いていいの?官房長官らの「慎重に考慮します」「前向きに検討します」という発言はどういう意味? ■ちなみに「経読み」とは法案の趣旨説明。お経を聞いているのと同様、眠くなるから。「壁耳」というのは、クローズドの委員会などのとき、会議室のドアの隙間に耳をあてて、中の話を聞くこと、もしくはその内容。それって盗聴やん。それを記事にかいていいんですかぁ?→いいんだそうです。でも、それなら委員会室に盗聴器しかけたり、その外で集音機(探偵さんとかがつかっているやつ)で、声をとって記事書いてもいいってことにならないのか?これはダメだそうだ。では補聴器は?ガラスコップを扉に当てるのはいいのか?疑問はつのる。
■麻生首相がぶらさがり取材で、記者の「夜会合」の質問に不快感をかくすことなく答えていた。産経のウェブサイトは全文掲載なので、お読みいただいた方も多いと思う。質問者は、北海道新聞の比較的若い女性記者で、なかなか果敢な方で、北京の記者会見での自分を見る思いだ。iza読者の反応をみると、重箱の隅をつつくような質問だ!質問のレベルが低いとマスコミを批判されているむきも多いようだが、首相の素を引き出した点は北海道新聞記者としての面目躍如といえよう。 ■さて、iza読者に比較的多かった批判的ご意見の中には、果たして宰相は庶民派であるべきか、そういうことが、宰相の資質として問題にされるようなことか、という意見。金持ちなんだから高いところで飲み食いして何が悪い、という意見。多忙を極める一国のリーダーが記者の質問(しかも結構くだらない?)に1日2回も答える必要があるか、海外でもそんな国ほとんどない、という意
■みなさま、お久しぶりです。しばらく、ブログ更新をお休みさせていただきました。前エントリーのコメントが250をこえていて、びっくりです。しかし、残念ながら中国からはアクセス禁止で、全部読めませんでした。たぶん一部コメントが、ワード検閲にひっかかるのでしょう。 ■さて、当ブログの稚拙な表現がもとで、とある複数の方面の激しいお怒りを買うこととなり、産経新聞本社さまおよび中国総局のみなさまに、はなはだご迷惑をおかけいたしました。平に平にお詫びもうしあげます。 ■私も、この種の筆禍は2度目(しかも半年もたたぬうち)なので、さすがに、もはやこれまで、と閉門蟄居にて、お上からのお沙汰をまっておりました。ブログお取りつぶしはもとより、北京所払い、遠島、あるいは切腹申しつけられるか、とそれなりの覚悟はして、辞世の句なども練っていました。 ■が、先日、東京本社よりお沙汰が下りまして、なんとブログは継続
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く